メタボリックシンドロームについて

●メタボが気になっているけど仕事や家事で忙しくて中々運動ができない。

●外食が多くて食生活も不規則になりがち。

●できる事なら、サプリやお茶などの健康食品などでメタボ対策をしたい。

そんな方も多いかと思います。

そもそもメタボリックシンドローム=メタボとは、内臓脂肪型肥満に高血糖・高血圧や高脂血症などの中の2つ以上が合わさった状態の事を指します。1つの症状だけでもリスクが高い高血糖や高血圧なのに、メタボとはそれら2つ以上の事ですので、対策しないと取り返しのつかない事になりかねません。

なぜなら、内臓脂肪細胞からは高血圧や糖尿病、動脈硬化のリスクを高める物質が分泌されるからです。また、脂質異常症につながる遊離脂肪酸が増える事でも知られています。

特に日本人というのは、その民族性から諸外国よりもメタボになりやすいと言われています。

では、メタボはどうすれば防げるのか。基本的にはこまめな運動によって動脈硬化の発生と進行を防ぐ事です。

そうは言っても、多忙な人や運動が苦手な方は毎日続けるのも大変です。

そこでサプリメントによる予防が有効手段となります。なぜかと言うと、実は内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、食事や運動で落としやすい脂肪だからです。

このサイトでは、メタボや体型が気になりだした方のためのサプリメントや健康食品を厳選してご紹介しています。

内臓脂肪

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪症候群(ないぞうしぼうしょうこうぐん)または、内臓脂肪型肥満(ないぞうしぼうがたひまん)とも呼ばれています。この事からも、メタボリックシンドロームが内臓脂肪と関係が深い事がわかります。

内蔵脂肪は、女性より男性のほうが溜まりやすいと言われています。それはホルモンが大きく関係しており、閉経後の女性は男性と同様に溜まりやすくなります。

この内臓脂肪は、溜まってもすぐに身体に変化が現れるわけではないので、肥満状態になるまで気が付かない事が多くあります。

そのため、内臓脂肪が増えるから高血圧になる、高脂血症になる、高血糖になる、という悪循環になってしまうのがメタボリックシンドロームの怖いところなのです。

しかし反対に考えると、内臓脂肪を減らせばメタボリックシンドロームの予防や改善につながります。つまり、内臓脂肪がメタボリックシンドロームのカギを握っていると言えるのです。

  • ページトップへ
  • メタボの原因

    知っている人もいるかもしれませんが、メタボリックシンドロームとは一つの病気の名前ではありません。メタボリックシンドロームは、内臓脂肪が溜まる事によって「高血圧」「高血糖」「高脂血症」といった他の危ない生活習慣病や合併症を引き起こす可能性が高い要因がある状態の事です。

    「内臓脂肪」「高血圧」「高血糖」「高脂血症」は、体質でもなりやすい人なりにくい人がいますが、日常生活の中の生活習慣の問題点から生まれるものが多くあります。こういったメタボの原因は、1つだけ持っているという事はほとんどなく、内臓脂肪を中心として全ての原因がつながっていると考えられます。

  • ページトップへ
  • メタボの原因の原因

    メタボリックシンドロームになる原因は1つではありませんが、この原因を作りだすものもまた1つではありません。

    現代社会の問題点としても取り上げられる事の多い、食事の偏りや生活リズムの乱れ、ストレス、運動不足など、どれも私たちの身近にある生活の中の問題点ばかりです。

    この問題点が増えれば増えるほどメタボリックシンドロームになりやすく、なった後も改善が難しくなってしまいます。メタボリックシンドロームの原因が増えると、危険度の高い生活習慣病や合併症を引き起こす割合がどんどん高くなります。しかも、これらはどれも自分では気が付きにくいものばかりなのです。

  • ページトップへ
  • メタボの原因が重なると

    メタボリックシンドロームの原因となっている「内臓脂肪」「高血圧」「高血糖」「高脂血症」は、健康診断などでも数値を知る事が出来ます。健康診断で、これらの数値がちょっと高めと判断された事のある人は多くいると思います。

    ちょっと高いだけだから、と安心してはいけません。ちょっと高めという状態はメタボリックシンドローム予備軍とも言われます。この「ちょっと高め」の原因が2つ以上あった場合、1つの原因が重い状態よりもずっと大きな危険因子を持っている事になります。

    例えば、高血糖は数値が高くなると「糖尿病」と呼ばれる生活習慣病と判断されます。糖尿病だけど内臓脂肪も少なく、血糖値もコレステロール値も低いという人より、ちょっと内臓脂肪が多くてちょっと高血圧でコレステロール値が高め、というほうが心筋梗塞や脳梗塞といった危険な合併症になる可能性が高い、という事なのです。

  • ページトップへ


  • ストレスと中性脂肪

    実は、メタボリックシンドロームとストレスが直接関わっている状態にある事はあまり知られていないようです。

    しかし、ストレスが人体のホルモンバランスに影響を与える事は多くの人に知られていると思います。この過剰なストレスによるホルモンバランスの崩れによって、脂肪細胞に蓄えられていた中性脂肪は一度分解されて血液中に溶け出していきます。

    溶け出した中性脂肪の分解物質によって血液中のコレステロール値や脂質の割合は増える事になります。さらに、ストレスによって溶け出した中性脂肪は、ほとんどの場合、エネルギーとして使われる事はなく、肝臓などに吸収されまた血液中に溶け出していきます。

    そのため、ますます血液中のコレステロール濃度が高くなり、血液はドロドロの状態になってしまうため高血圧などの原因となってしまい、メタボリックシンドロームと深い関係のある中性脂肪を増加させてしまう事になります。

  • ページトップへ


  • メタボと生活習慣病

    私たちが普段ストレスとして感じているのは、精神的や肉体的に外部から受ける刺激に対する防衛本能の作用です。

    適度なストレスは体にも精神的にも良い刺激になる事がありますが、自分の体や精神の許容範囲異常のストレスを感じる事で、自律神経と、そこから分泌されるホルモンのバランスが崩れてしまいます。

    特に現代社会では精神的なストレスを受ける事が多く、崩れた状態のホルモンバランスでは血液中のコレステロール値や中性脂肪、血圧を上手くコントロールする事が出来なくなってしまいます。また、精神的なストレスは、消化器の働きを悪くしてしまう事も多いのですが、ストレスを感じたとき食べる事でストレスを発散する人が多く、さらに血液中の脂質や糖質の割合が増えてしまう事に繋がります。

    こういった悪循環はメタボリックシンドロームの大きな要因である中性脂肪を増加させるだけでなく、メタボリックシンドロームの要因である高血圧や高脂血症などといった生活習慣病にもなりやすい状態になってしまいます。

  • ページトップへ


  • ストレスの要因

    タバコなどの嗜好品の愛用者はメタボリックシンドロームにつながるストレス要因を非常に抱えているといえます。特にタバコは血管を収縮させる作用があるため、血圧が上がり心疾患につながる危険性を持っています。

    さらに、血液中の悪玉コレステロールの割合を増やし、善玉コレステロールの割合を減らしてしまう作用があるため、動脈硬化の進行を早めたり、中性脂肪を増やしてメタボリックシンドロームの様々な症状を重大なものにしてしまいます。嗜好品によってストレスを発散しているつもりでも、体には大きなストレスと生活習慣病の危険を増やしている事になります。

  • ページトップへ


  • ストレスを感じやすい人

    現代社会の中では、ストレスの原因になるものがたくさんあります。個人個人の性格によってストレスの感じ方は違ってきますが、そういった中でも真面目な性格の人や深く考え込んでしまうタイプの人は特にストレスを感じる事が多いといえます。

    また、自己主張が苦手なタイプの人も周りに流されてしまって、自分のやりたくない事や断りたい事も他の人が気になって断りきれないなど、ストレスを溜め込みやすいばかりか発散するのも苦手なタイプでもあるかもしれません。

    ストレスを感じやすい人は、体を動かしたりエネルギーを外へ出せるような、自分にあったストレス発散方法を見つける事もメタボリックシンドロームの予防策として効果的です。

  • ページトップへ
  • 最後に

    昨今の世知辛い世の中での生活でストレスを感じないで過ごすのは不可能とも言えます。ストレスを感じないように努力する事そのものがストレスとなる本末転倒もあり得るでしょう。

    のんびりと焦らずに好きな物事に熱中するのもストレス発散のひとつです。たまには時間を作って、いい音楽でも聴きながらリラックスしてみてはいかがでしょうか。

  • ページトップへ