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●多福寺の雑木林●


多福寺は三芳町の西部にあり、台地の上にあります。
このあたりは江戸時代、川越城主 柳沢吉保によって開墾され、
現在のような雑木林と畑が広がる風景に変わりました。

多福寺は、当時入植した農家の人たちの菩提寺として建立されました。
開墾によってひらかれた田畑は 「三富新田」と呼ばれ、
雑木林と田畑が共存する、循環型農業を延々と営んできました。
雑木林は畑の肥料や、燃料としての薪炭として利用されてきたのです。


それでは、多福寺バス停を降りて、歩いてみましょう。
バス停から程なく、両側が雑木林となります。
私が訪れたのは12月だったので、
雑木林はすっかり冬枯れの様子。
落葉が、からからと音を立てながら
舞っていました。

5分ほど歩くと、多福寺の山門が見えます。
道の左側には、手入れがよくされた雑木林があります。
その林の中を、踏み跡が続いています。
ちょっとぶらっと歩きたくなるような道です。

このあたりの林を構成する樹種は、コナラ・エゴノキ・イヌシデなどで、
アカマツも混じっています。やや乾燥した林です。
多福寺の境内とその周りには、たくさんの林が残されていて、
ゆっくり散歩すれば 四季の移り変わりを感じることができます。

足元では、まだ若いコナラの木の黄葉がまだ残っていました。
雑木林を構成する木々は、あまり派手に黄葉するものは少ないのですが、
見ているとほっとするような、しみじみとするような色あいを秘めています。

冬の林は寒々としますが、そのかわり木々のこずえには
多くの野鳥がやってきて、
にぎやかにさえずります。

そしてニリンソウ・スミレなどの花が咲くようになって
春がやってくるのです。

●交通案内●
多福寺バス停へは、東武東上線鶴瀬駅からふじみ野駅に行く「ライフバス」が通ります。
駅からは6番系統のバス(「セントラル病院経由」をのぞく)にご乗車ください。
 →鶴瀬駅発時刻  →ふじみ野駅発時刻
この他、大宮駅〜上福岡駅入口〜所沢駅間の西武バスも多福寺バス停を通ります。
京浜東北線沿線や西武線沿線の方に便利です。→大宮駅発時刻 →上福岡駅発時刻 →所沢駅発時刻
多福寺の周りには、多福寺から南へ県道ぞいに続くけやき並木や、
三富新田の畑の風景など、散歩に適した場所が多くあります。
けやき並木方面へは、多福寺バス停利用のほか、南に徒歩20分ほど離れた下組バス停が利用できます。
下組バス停へは、ライフバスの6番系統のほか、東上線みずほ台駅・鶴瀬駅から4・5番系統のバス
(合わせて1時間に1〜2本)も利用できます。
 →鶴瀬駅発時刻  →みずほ台駅発時刻

多福寺雑木林マップ







・けやき並木・

このページは1998年12月22日に取材しました。