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●荒川三ツ又沼ビオトープ●

上尾市と川越市、川島町の境付近で
荒川と入間川が合流します。
このあたりは古くから幾たびも洪水が発生していたため、
荒川と入間川との間に堤を設ける工事が行われました。
三ツ又沼は、かつての合流部付近の名残りで、
昔の荒川の自然の姿の面影を色濃く残しています。

入間大橋バス停から堤の上を10分ほど歩くと
右手にバイオトイレと小さな案内板が見えてきます。
ここが三ツ又沼ビオトープの入口です。

入口の左手には、クヌギやエノキなどの
河畔林の中に小川が流れていました。
この河畔林では、春先にはベニシジミを
見ることもできます。
 
ステゴビル 入口から右手の方向に、虫たちのおうち
「エコスタック」などの仕掛けを楽しみながら歩くと
メダカなども群生する三ツ又沼が見えてきます。

沼自体はそれほど大きくないのですが
観察路として木道が整備されています。

三ツ又沼を過ぎ、斜面林とオギ原のある湿地帯を
歩いていくと、小鳥のさえずりがあちこちから聞こえます。
運がよければ、カワセミの姿も見られます。

木道が終わり、ゴルフ場が見えたら
右手に歩いていくと開平橋が見えてきます。

橋の下の農道をバス停に向けて戻っていると
上空にノスリが舞う姿が見られました。

●交通案内など●
 
最寄りの入間大橋バス停へは、
東武東上線・JR川越駅東口から本川越駅経由上尾駅西口行バス利用となります。
 →川越駅時刻 →上尾駅時刻
この他、JR高崎線上尾駅西口からは埼玉医大行バスも利用できます。

 →三ツ又沼ビオトープの場所(Yahoo!地図) →三ツ又沼ビオトープ全体図(入口の案内板より) 

このページは2005年2月5日に取材しました。