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●さいたま緑の森博物館●

所沢市・入間市にかけて広がる狭山丘陵。
標高100〜200m前後のこの丘陵には、
地形の変化に富み、
いまでも豊かな自然が残っています。

そんな狭山丘陵をまるごと博物館にしたのが、
「さいたま緑の森博物館」です。

「博物館」の入口には、狭山丘陵の自然をパネルで展示している
案内所があります。
案内所は、屋上まで緑化されていました。


案内所のすぐわきに、
水鳥の池と大谷戸湿地があります。

私が訪れた初夏には、
ピンク色のフサがかわいらしい、
ユキノシタ科のチダケサシの花が
一面に咲いていました。

博物館の中には、丘陵と湿地を結ぶ形で
自然観察路が張りめぐらされています。

尾根ぞいの道を歩いていると、
今後はオカトラノオの群生を見ることができました。

自然観察路は、コナラやクヌギといった
広葉樹の雑木林の中を通っており、
ところどころに樹木クイズもあるので、
楽しく自然を学ぶことができます。

自然観察路を降りると、
湧き水で満たされた水田が広がる
西久保湿地に降ります。

ここは、夜にはホタルが舞うそうです。


●交通案内●(2020年5月現在)
さいたま緑の森博物館へは、
西武池袋線小手指駅から、宮寺西行または金子駅入口行西武バスで、
荻原バス停、またはJA宮寺支店バス停下車、徒歩約10分ほどです。
小手指駅発 宮寺西行時刻  →小手指駅発 金子駅入口行時刻  →金子駅入口時刻

JA宮寺支店近くの宮寺支所バス停へは、
入間市てぃーワゴン 武蔵藤沢駅コースも利用できます。

この他、西武池袋線入間市駅から
箱根ヶ崎駅行、二本木地蔵行、入間市博物館行の西武バスも利用できます。
入間市駅時刻 →箱根ヶ崎駅時刻
こちらは北中野バス停下車、南側へ徒歩約30分ほどです。

※くわしい情報は、さいたま緑の森博物館のページもご覧下さい。

地図

このページは2003年6月29日に取材しました。