静岡県側山麓から眺める富士山




★須走(小山町)から★

撮影:2007年5月4日

  須走は御殿場と山中湖の中間地点にあたります。ここから見る富士山は少々異様な形をしています。
  写真を見て頂ければ良く分かるように、須走から眺める富士山は独特の/ ̄\形をしていません。左山麓に 宝永山の平らな部分が広がりっており、見る方角によってはこんなにも宝永山が目立つのか・・・、 と実感させてくれます。
  そして、富士山の頂上部分は本来平に見えるの印象がありますが、 ここから見る富士山は山頂部が丸く滑らかに見えます。北関東や長野県の方は分かるかもしれませんが、 この形、どこか浅間山に似ているような気がします。 お世辞にも、富士山らしい形とは言えませんね…


★御殿場市街から★

撮影:2005年2月22日

  冬の御殿場から見る富士山は「最も白く見える」と言われています。これは江戸時代の噴火活動(宝永山の噴火活動)に よって御殿場市のある富士山東麓の植生が失われているからです。植生がないと積もった雪は 非常に目立ち、御殿場から見た富士山は麓まで真っ白に見えるのです。


★裾野市街から★

撮影:2004年3月10日

  御殿場市と沼津市の間、富士山の南東麓に位置する裾野市。この場所からは宝永火口の凹部がほぼ真正面に見えてきます。
  富士山の形そのものは結構綺麗な左右対称型に整っているためか、 裾野市では「富士山が一番美しく見える都市」という看板を見かけますが、 いかんせんこの方向から見る富士山は宝永火口の大穴が目立ちます。


★富士市街から★

撮影:2007年2月2日

  富士山の南西山麓に位置する富士市街まで来ると、今度は宝永山が山麓右側に移ります。
  ちなみに、この写真は富士市内の某ビジネスホテルの部屋から撮影したもの。温泉旅館ならともなく、 ビジネスホテルでこの眺めとは…、やっぱり富士山麓の景色は贅沢だと実感しました。


★富士川(富士宮市)から★

撮影:2005年2月22日

  富士宮市内から撮影した富士山です。下に見える海のようなものは富士川です。
  富士山の頂上部のうち、一番左側に見える尖った部分が本当の富士山の頂上「剣ヶ峰」・・・、 つまり標高3,776m地点です。かつては、この頂上部にレーダードームの姿が微かに見えましたが、 今は撤去されています。
  この剣ヶ峰と呼ばれる本当の頂上部分は富士山南西山麓の富士市・富士宮市付近からしか見えません。 逆にいえば、これ以外の場所では本当の意味での富士山頂は見えていない、ということになります。


★田貫湖(富士宮市)から★

撮影:2006年1月5日

  「逆さ富士」と「ダブルダイヤモンド富士」のスポットとして有名な田貫湖からの富士山です。 撮影当日は湖面に小波が発生していて、完全な逆さ富士にはなりませんでしたが、無風状態になれば鏡のように 富士山が映り込むそうです。
  ここから見る富士山には、頂上部から麓に向かって走る大きな亀裂のようなものが見えます。 この亀裂の正体は大沢崩れと呼ばれる大崩壊地で、日に日に富士山の風化現象が続いている証です。
  なお、「ダブルダイヤモンド富士」が見られる4月20日前後と8月20日前後は普段は静かな湖に大勢のカメラマン・見物人が押し掛け、 とんでもない混雑となります。


★朝霧高原(富士宮市)から★

撮影:2009年1月11日

  頂上のほぼ真西に位置する朝霧高原から眺める富士山です。ここからも、山頂から右側の麓にかけて谷のように走る 大沢崩れが良く目立ちます。いかに大沢崩れの崩落が大規模なのかが良く分かり、痛々しいほどの存在感を感じます。 そして、この円錐形の美しい形が永遠のものでないことも感じさせます。
  朝霧高原は開放的な放牧地帯で、牛の姿もちらほら見かけることがあります。