1999年
12月31日(金)
・韓国はこれまで最高の740億ドルを超える外貨保有高で年を越すことになりました。
・韓国の建設会社が今年一年間に海外で受注した建設工事の受注額が90億ドルを超えました。
12月30日(木)
・韓国の今年の経済成長率はおよそ10%、一人あたり国民所得は8500ドル前後になるものと見られています。
・韓国の男子バレーボールチームが来年のシドニーオリンピックの出場権を獲得しました。
12月29日(水)
・金大中大統領は29日年末にあたって国民の大和合を図るため100万人余りを救済すると述べました。
・行政機関である放送委員会の強化と財閥やマスコミの衛星放送への参加を骨子とする統合放送法が成立しました。
・与党自民連のキムヨンファン国会議員が党を離党しました。
12月28日(火)
・韓国証券取引所は28日今年最後の取引を終え総合株価指数は今年最高の1028ポイントとなりました。
・金大中大統領と野党ハンナラ党の李会昌総裁は新年はじめに対談するものと見られています。
12月27日(月)
・金大中大統領は来年は低所得層と中産階層の生活の安定に重点を置く、何よりも政治の安定が重要であると述べました。
・政府は大宇グループの中心企業株式会社大宇について裁判所への法定管理の申請を一ヶ月ほど先に延ばすことになりました。
12月25日(土)
・野党ハンナラ党のイハンドン国会議員が与党自民連に入党することを決めました。
・年内に与野党党首会談が開かれる見通しとなりました。
12月24日(金)
・外国人による投資が150億ドルを超えました。
・ロンドン郊外に墜落した大韓航空機の貨物機は離陸の時からエンジンに火が点いていた可能性が出ています。
・北韓外務省のスポークスマンが米国との合意に記されている2003年までに軽水炉が完成しなければそれによって生じる損失は計算して貰うと述べました。
12月23日(木)
・与党連合の国民会議と自民連は統合しないことで合意しました。
・国の管理になっていた第一銀行の経営権が米国の投資銀行ニューブリッジキャピタルに渡されました。
・英国で大韓航空の貨物機が墜落し、乗員3人が死亡1人が行方不明になっています。
12月22日(火)
・多目的実用衛星のアリラン1号が発射に成功し、軌道にのりました。
・北韓のアジア太平洋平和委員会のソンホギョン副委員長ら62人の北韓からの訪問団が22日ソウル入りしました。
12月21日(月)
・大宇自動車の売却は公開入札で行われることになりました。
・米国商務省は現代電子が米国に輸出しているDRAM半導体に対して10%を超える高いダンピング判定を出しました。
12月19日(月)
・金大中大統領は高級婦人服疑惑など最近の一連の疑惑について弁明の余地はないと述べました。
・米国のロサンゼルスを訪れている金鍾泌国務総理は国民会議と統合せずに、自民連独自で来年の総選挙に臨むという意向を再度表明しました。
12月18日(土)
・金大中大統領は今後は政治の安定に力を入れていきたいと述べました。
・総額92兆ウォン余りの来年度予算案が成立しました。
12月17日(金)
・米国の格付け会社ムーディーズは韓国の信用格付けを一段階上向き修正しました。
・韓国政府はIMF(国際通貨基金)と世界銀行からまだ借りていない45億ドルを借りない方針を決めました。
・建設を進めている京釜高速電鉄のうち一部の区間が完成し16日から本格的な試運転に入りました。
12月16日(木)
・韓国労総と民主労総は労働組合の専従役員に会社がこれまで通り賃金を支給することを求めてストライキを強行する構えを見せています。
・9月末までの造船の受注量で韓国が世界の第一位となりました。
12月15日(水)
・金大中大統領は与党連合が一つの党になるかどうかについてブラジルを訪問している金鍾泌国務総理が帰国したあとできれば年内に結論を出したいと述べました。
・11月の輸出が史上最高となりました。
・北韓のアジア太平洋平和委員会のソンホギョン副委員長らの一行が来週22日ソウル入りすることになりました。
12月14日(火)
・今月北韓を訪問した日本の超党派国会議員団は金大中大統領の要請で北韓側に南北対話の再開を求めました。
・金大中大統領は暴力行為はどんな場合でも容認できないと語りました。
12月13日(月)
・韓国労総が政府との間で結んでいた政策連合を破棄することを宣言しました。
・一昨年倒産した韓宝鉄鋼が米国の投資コンソシアムに売却されることになりました。
12月11日(土)
・洪淳瑛外交通商長官と中国のトウカセン外相がソウルで会談し、韓中漁業協定の署名に向けた交渉を再開することで合意しました。
・コンピューター通信網を通じて株の売買を行う電子取引システムのコスダック市場が3日連続史上最高値を更新しました。
12月10日(金)
・韓国労総と民主労総が組合の専従役員に会社が賃金を払うことを求めて抗議活動を続けています。
・政府は4500万キロワットの発電施設を増設する第5次電力自給計画をまとめました。
12月9日(木)
・米国のゼネラルモータースに続いてフォード自動車が大宇自動車を買収する意向を表明してきました。
・KEDO(韓半島エネルギー開発機構)は北韓のハンムギョム南道クムホ地区での軽水炉建設の本工事を今月15日から始める予定です。
12月8日(水)
・エイズを治療することが出来るDNAワクチンをポハン工業大学生命化学科のソンヨンチョル教授らが開発し、国際的な注目を集めています。
・1960年代の末米国軍と韓国軍が非武装地帯の韓国側に枯れ葉剤を撒いたことによって体に後遺症が残っている住民ら20人余りが米国の枯れ葉剤メーカーを相手取って損害賠償を求める民事訴訟を米国の連邦裁判所に起こしました。
12月7日(火)
・金大中大統領と金鍾泌国務総理が6日夜会談し、金鍾泌国務総理の総理辞任は来年1月中旬以降に延期されることになりました。
・金鍾泌国務総理は南米のアルゼンチンとブラジルを公式訪問するため7日出発しました。
12月6日(月)
・前の検察総長をしていたキムテジョン前法務長官が秘密漏洩の疑いで逮捕されました。
・韓国の外貨保有高が5日に初めて700億ドルを超えました。
・東チモールに陸軍部隊を追加派遣することについて野党ハンナラ党は反対する方針をまとめました。
12月4日(土)
・政府は国連の要請を受けて東チモールへの追加の派兵を検討しています。
・北韓は2002年のサッカーワールドカップに参加しない模様です。
・金大中大統領は4日午後韓国を国賓として訪問したヨルダンのアブドラ国王と会談し、両国のパートナー関係を緊密にすることで合意しました。
12月3日(金)
・韓国がIMF(国際通貨基金)などから支援を受けることが合意されてから3日で2年となり金大中大統領はソウルで開かれた国際フォーラムで韓国は経済危機を克服したと述べました。
・村山元首相らによる日本の超党派国会議員団が北韓との国交正常化交渉を年内に再開すると合意したことについて韓国政府は歓迎するという論評を出しました。
12月2日(木)
・先月11月の輸出は去年と比べて22%余り増え1ヶ月の実績としては史上最高となりました。
・シアトルで開かれているWTOの閣僚会議で韓国は国内農業の必要性をうたった宣言草案をまとめ各国の賛同を呼びかけています。
12月1日(水)
・今の放送法に変わる新しい統合放送法が30日の国会文化観光委員会で与党単独で可決され本会議におくられました。
・財政経済部はIMF(国際通貨基金)から今年下半期に融資される5億ドルを受け取らないことについて検討しています。