1999年
11月30日(火)
・金大中大統領は4日間のフィリピン訪問を終えて30日夕方帰国し、初めての韓国、日本、中国の3カ国の首脳会談を行ったのは画期的な成果だと語りました。
・金鍾泌国務総理は12月下旬の総理を辞任する模様です。
11月29日(月)
・金大中大統領は29日からフィリピンの国賓となりマラカニアン宮殿を訪れてエストラーダ大統領と会談しました。
・韓国と米国軍が休戦ライン一帯に枯れ葉剤を撒いたとされる問題で国会の国防委員会は真相究明のため現場調査を行いました。
11月27日(土)
・金大中大統領はASEANプラス3の首脳会議に出席するため今日午後フィリピンのマニラに到着しました。
・今年の経常収支の黒字が先月末までで目標としていた200億ドルを超えました。
・韓国は2010年には世界で8番目の貿易大国に成長するという見通しを政府の外郭団体の対外政策研究院がまとめました。
11月26日(金)
・金大中大統領はASEANプラス3の首脳会議に出席するため27日マニラに向かいます。
・株式会社大宇と大宇自動車の再建計画がまとまり、この2社は法定管理を免れることになりました。
・自動車メーカー3社は来年の生産台数をこれまで最高の合わせて344万台と決めました。
11月25日(木)
・与党国民会議が進めている新党の立党準備委員会が開かれました。
・政府は今の景気は過熱ではなく今後も低金利基調を維持していく方針を確認しました。
11月24日(水)
・IMFと韓国政府は今年の経済成長率を8%から9%とすることで合意しました。
・韓国と米国はパトリオット部隊を増強することで合意しました。
11月23日(火)
・KEDO(韓半島エネルギー開発機構)が北韓に建設を進めている軽水炉の本工事は年内には実現できないと見られています。
・金大中大統領は青瓦台秘書室長に与党国民会議のハン副総裁を任命しました。
11月22日(月)
・米国は韓半島有事の際に米国本土から戦闘機は13時間、航空母艦を中心とした艦隊は2週間以内に韓国に緊急配置戦力を派遣してくることがわかりました。
・今年7月から9月までの第3四半期中のGDPは去年の同じ時期に比べて12.3%という高い成長を記録していたことがわかりました。
11月20日(土)
・ベルリンで行われていた米国と北韓との次官級協議は具体的な合意をみることが出来ませんでした。
・韓国と北韓は2002年サッカーワールドカップ大会に南北単一チームを出場させることを検討していくことになりました。
11月19日(金)
・金大中大統領は韓国はもはや金融危機を完全に克服できたと述べました。
・イムドンウオン統一長官は南北当局間の対話の門は開けて置くが、会談の成立を急がず北韓が対話に応じられるように努力していくと述べました。
11月18日(木)
・60年代後半に韓国側の非武装地帯で枯れ葉剤が撒かれたことについて米国の国防総省は17日米国軍が枯れ葉剤計画を立案、供給、監督をしたことを認めました。
・北韓の穀物生産は去年より40%ほど増えたと北韓の農業次官がFAOの総会で述べました。
11月17日(水)
・来年3月大学に入学する高校生たちの学力を調べる大学修学能力テストが17日全国一斉に行われました。
・OECDは16日今年下半期の世界経済展望で来年の韓国の経済成長率は6.5%、物価は3%の上昇という見通しを出しました。
11月16日(火)
・中国がWTOに加盟することに米国が合意したことについて、外交通商部は歓迎の意を表明しました。
・韓国証券取引所の総合株価指数が16日1000ポイントの大台を超えました。
・米国軍が68年から2年間にわたって南北休戦ラインの韓国側に大量の枯れ葉剤を撒いていた模様です。
11月15日(月)
・米国で活躍している韓国の女子プロゴルファーパクセリ選手が去年に続いてシーズン4勝目をあげました。
・韓国陸軍はフランス製の電子戦装備を取り入れることになりました。
11月13日(土)
・韓国と日本はコメ市場の開放問題に共同で対応することになりました。
・ノグン里虐殺事件の生存者5人は12日ワシントンで記者会見してこの50年間苦痛の中で暮らしてきたと当時の体験を生々しく語りました。
11月12日(金)
・スタンダード&プアーズ社が韓国の信用度を一段階引き上げました。
・全経連(全国経済人連合会)のキムカクチュン会長代行は過去30年間の企業活動で失敗したことについては心からお詫びしたいと国民に対する謝罪を表明しました。
・大韓航空のチョヤンホ会長が逮捕されました。
11月11日(木)
・IMF(国際通貨基金)と世界銀行の政策協議チームが最近の経済状況を把握するため11日韓国入りしました。
・金大中大統領はデザインが勝敗を決める時代になったとして努力を傾けることを呼びかけました。
11月10日(水)
・韓国の人口が4700万人を超えました。
・重複している財閥の設備を合理的に運用することを目指して政府が進めている事業交換のうち、現代、三星、韓国重工業の船舶用エンジンと発電設備製造事業の交換交渉が妥結しました。
11月9日(火)
・与党国民会議は野党ハンナラ党のチョウンヒョングン議員を名誉毀損の疑いでソウル地方検察庁に告発しました。
・仁川市で高校生ら55人が死亡した火事の原因は地下一階でシンナーに火を付けて遊んでいた火遊びによることがわかりました。
11月8日(月)
・政府は大宇対策として再建安定基金をさらに10兆ウォン積みまして30兆ウォンとすることを決めました。
・鄭徳亀産業資源長官は日本の部品メーカーの韓国への誘致に積極的に乗り出すと述べました。
11月6日(土)
・米国のサマーズ財務長官と投資信託会社のモルガンスタンレー社が韓国経済について楽観的な見方を示しました。
・来年のシドニーオリンピックのサッカーに韓国の出場が決まりました。
11月5日(金)
・新聞社に税務調査をかけて政府寄りにさせるという文書をめぐる国勢調査について与野党が折衝をしましたが合意には至りませんでした。
・延世大学のイヨンオク教授らの研究チームが新しい銀河を発見しました。
・米国のペリー北韓政策調整官は日本が米国の全域ミサイル防衛体制に参加することに反対だと述べました。
11月4日(木)
・韓国が史上初めて対外債権が債務より多い債権国となりました。
・政府は大宇グループの本部ともいえる株式会社大宇について内外の債権銀行団との合意が得られなければ法定管理もあり得ると4日発表しました。
11月3日(水)
・一昨年の夏大韓航空機がグアムで墜落した原因についてパイロットのミスが指摘されたことから建設交通部は大韓航空に対して懲戒処分を言い渡しました。
・インターネットに関連する仕事をしている会社20社の株価が先月平均して50%も上昇していることがわかりました。
11月2日(火)
・大宇グループ主力4社の再建計画が2日債権を持つ銀行団から発表され、融資のかなりの部分を株式や転換社債にすることになりました。
・一昨年の8月大韓航空のジャンボジェット機がグアム島で墜落した事故の原因について米国の国家交通安全委員会はパイロットの過失が主な原因とする結論を出しました。
・仁川市の繁華街でビル火災が起き高校生ら55人が死亡した事件について金鍾泌国務総理は責任を徹底的に追及し、関係者を厳しく罰すると述べました。
11月1日(月)
・経営の悪化が続いている大宇財閥の金宇中会長が辞表を提出した模様です。
・仁川市で高校生ら55人が死亡した火事で警察では行方をくらましているビアホールの経営者らの行方を追及しています。