1999年
9月30日(木)
・洪淳瑛外交通商長官は北韓全域を射程圏におさめる射程距離500キロのミサイルを韓国が開発することについて米国政府と交渉していると述べました。
・米国軍は韓国戦争が起きた1950年7月に忠清北道にある村で民間人数百人を殺していたことがわかりました。
9月29日(水)
・金大中大統領は28日北韓のペンナムスン外相が南北首脳会談にふれたことについて、韓国はいつでも道をあけていると述べました。
・国会が各分野から資料を提出させて問題点を追求する国政監査が29日から20日の日程で始まりました。
9月28日(火)
・韓国人兵士470人を東ティモールに派遣する同意案が28日国会で可決されました。
・康奉均財政経済長官は日本の宮沢首相と会談し、金大中大統領が先のAPEC首脳会議で提案したソウルフォーラム開催に向けて両国が協力していくことで合意しました。
9月27日(月)
・北韓のペンナムスン外相は25日国連総会で演説し、米国の要請によって米朝間の協議を続けることにした、協議が開かれている間はミサイルを発射しないと述べました。
・政府は大地震で被害を受けたトルコに対して最高3000万ドルの低利長期返済の有償援助を提供することになりました。
9月25日(土)
・北韓は米国との対話を続ける間は長距離ミサイルの発射実験はしないと北韓の朝鮮中央通信が外務省スポークスマンの言葉として24日報じました。
・今年始めに新しい韓日漁業協定が発効してから日本の排他的経済水域での韓国漁民の操業実績がきわめて少ないことがわかりました。
9月24日(金)
・北韓はミサイルの実験を中止することを約束する公式声明を出すことに合意していると米国の外交消息筋が述べました。
・韓日閣僚会議の2回目の会議が来月23日から2日間済州島で開かれることになりました。
9月23日(木)
・米国のクリントン大統領は22日北韓がミサイルの発射実験を確実に凍結するよう重ねて促し、北韓がこれに反する行動に出れば経済制裁の緩和を取り消す用意があると述べました。
・台湾の大地震でDRAM半導体の価格がさらに急騰しています。
9月22日(水)
・韓国政府は地震で大きな被害が出た台湾に対して21日7万ドルの義援金を贈ると共に犠牲者に哀悼の意を表しました。
・米国のペリー対北韓政策調整官は米国連邦議会に報告書を提出した後北韓政策について協議するため22日韓国を訪れました。
9月21日(火)
・来年度の国の予算は今年より5%多い92兆9千億円になる見通しです。
・国会は20日の本会議で高級婦人服疑惑と造幣公社のストライキ疑惑について特別検事による捜査を行う法案を可決成立させました。
9月20日(月)
・金大中大統領は3人の元大統領を青瓦台に招待して昼食を共にし、APECの首脳会議やニュージーランド、オーストラリアを国賓として訪問した成果について説明しました。
・金大中大統領はソウルで開かれた投資フォーラムに出席して外国の企業や投資家が韓国国内で経済活動をする上で障害となる各種規制や非合意な習わしを取り除いていくと述べました。
9月18日(土)
・米国のクリントン大統領は北韓に対して取ってきた経済制裁の一部を緩和すると発表しました。
・韓国政府は18日米国の北韓に対する制裁緩和を歓迎するとしています。
・金大中大統領はAPECの首脳会議への出席とニュージーランドとオーストラリアの国賓としての訪問を終えて18日夕方帰ってきます。
9月17日(金)
・オーストラリアを訪問している金大中大統領は17日ハワード首相と会談し、北韓がアジア太平洋諸国との関係改善を図り国際社会に進出できるよう共に協力していくことで一致しました。
・韓国は東ティモールに空挺部隊、甲兵、医療スタッフの会わせて400人を派遣することになりました。
9月16日(木)
・米国政府の北韓に対する政策の見直し、ペリー報告書が公開されました。
・オーストラリアを訪問している金大中大統領はシドニーで演説し、韓国政府が進めている改革と解放の政策を今後も推し進めていくと述べました。
9月15日(水)
・APEC首脳会議に出席した後ニュージーランドを国賓として訪問していた金大中大統領は15日夕方特別機でオーストラリアのシドニーに到着し、オーストラリアでの外交日程に入りました。
・第54回国連総会が14日ニューヨークの国連本部で始まりました。
9月14日(火)
・金大中大統領はニュージーランドがASEMに加盟することを支持すると述べました。
・韓国政府は東チモールに派遣する国連平和維持軍に韓国も参加する方針を決めました。
9月13日(月)
・ベルリンで行われていた米国と北韓との間の次官級協議で北韓のテポドン発射は当面避けられることになり、さらに具体的な詰めを目指して交渉を続けることになりました。
・金大中大統領は13日APEC首脳会議で加盟国間の貧富の差を縮める方法を話し合うため来年ソウルでフォーラムを開くことを提案しました。
9月12日(日)
・APECの首脳会議に出席するためニュージーランドのオークランドを訪れている金大中大統領は12日朝日本の小淵首相、米国のクリントン大統領との3カ国会談に臨み、北韓がテポドンの発射をあきらめるならば包容政策など北韓との関係改善を進めることで合意しました。
・金大中大統領は3カ国会談に先立って12日早朝来年度のAPEC首脳会議開催国であるブルネイのボルキア国王、シンガポールのゴウチョクトン首相と相次いで会談しました。
・ドイツのベルリンで行われている米国と北韓との次官級協議は一部進展が見られたことから予定を延ばして12日も協議が進められています。
9月11日(土)
・金大中大統領は中国の江沢民国家主席と会談し、北韓のテポドン2号の発射阻止に向けて中国の働きかけを要請しました。
・江原道の主催する江原国際観光EXPOが東海岸の束草市で11日から50日間の会期で始まりました。
9月10日(金)
・文化観光部は10日2回目の日本の大衆文化の受け入れを発表し、日本の大衆歌謡の実演を2000席以下の室内に限って許可すると共に、映画も公認された国際映画祭の受賞作などに範囲を広げて上映を認めることになりました。
・第208通常国会が10日開幕し、100日間の会期に入りました。
・韓国の対外債務から対外債権を差し引いた計算上の債務は7月末の時点で25億ドルとなり、差し引き計算で債権国となる日が近づきました。
9月9日(木)
・金大中大統領はAPECの首脳会議に出席するためニュージ^ランドへ向かいます。
・韓国でスパイ活動をしていた北韓の工作員4人が逮捕されました。
・観光に在住している、外国人に対して早ければ2002年から地方参政権が認められる見通しです。
9月8日(水)
・金大中大統領は第6位から30位までの財閥の代表を青瓦台に招いて懇談会を開き、先に5大財閥との間で合意した改革をこれらの財閥でも進めるよう要請しました。
・64メガDRAM半導体の価格が1個12.75ドルと今年最高となりました。
・FIFAとアジアサッカー連盟は2002年のワールドカップサッカーアジア地区の本戦出場枠を4.5カ国とすることで合意しました。
9月7日(火)
・金大中大統領は北韓が一方的に海上境界線を宣言したことは決して認めない、軍は徹底した体制を執って欲しいと指示しました。
・無期懲役の刑に服していた金嬉老事件の権禧老さん70歳が母親の故郷釜山に帰国しました。
9月6日(月)
・ドイツのベルリンで7日から始まる米国と北韓との協議で米国は北韓にテポドンを発射しないことを文書に明記させる方針です。
・韓国で3番目の放送通信衛星ムグンファ3号が南米ギアナの発射基地から5日打ち上げられ軌道の乗り入れに成功しました。
9月4日(土)
・金大中大統領は韓国を訪れていたロシアのセルゲエフ国防省の表敬訪問を受け、ロシアは韓半島を取りまく4大国の一つであり非常に重要な国として認識している、両国間の経済的な繁栄を図ると共に軍事的な協力を進める機会が訪れることを願っていると述べました。
・64メガDRAM半導体の価格が10ドルを上回りました。
9月3日(金)
・日本を訪問している金鍾泌国務総理は天皇に韓国訪問を正式に要請しました。
・北韓が西海に新たな海の軍事境界線を引くと一方的に宣言したことについて政府は国家安全保障会議の常任委員会を開き、今の北方限界線を今後も守る方針を再確認しました。
9月2日(木)
・日本を訪問している金鍾泌国務総理は小渕首相と会談し、北韓のテポドン2号の発射阻止に向けて韓国、日本、米国の3カ国の緊密な協力を維持していくことで合意しました。
・北韓が西海に新たな軍事境界線を設定することを一方的に宣言しました。
・韓国とロシアは来年から海上合同訓練を行うことになりました。
9月1日(水)
・金大中大統領は1日北韓のテポドン発射1周年を記念して米国のロサンゼルスタイムスに載せた寄稿の中で北韓に対して硬軟両面の戦略を引き続き執って行く方針を再度明らかにしました。
・金鍾泌国務総理は1日午前ソウル空港を発って専用機で東京羽田空港に着き、日本公式訪問の日程に入りました。
・金剛山観光の韓国客が10万人を超えました。