1999年
5月31日(月)
・金大中大統領は31日モンゴルのバガマンディ大統領と会談して東北アジアの平和のため両国が協力することで合意しました。
・財閥第8位のハンファグループは現在21ある系列会社を2000年代はじめまでに6社から7社に縮小する計画を30日発表しました。
5月29日(土)
・金大中大統領はロシア訪問3日目の29日モスクワのロシア政府庁舎でステパーシン首相ら関係者と会い両国間の経済協力の強化について協議しました。
・金大中大統領はこれに先立って宿舎の迎賓館でロシアのイタルタス通信の社長ら韓半島情勢の専門家と北韓に対する抱き込み政策などについて意見を交わしました。
5月28日(金)
・ロシアを訪問中の金大中大統領は28日クレムリンでエリツイン大統領と会談し、東北アジアの平和と両国の経済協力をさらに強めるため今後とも緊密に協力していくことで合意しました。
・北韓の金昌里の地下施設の立ち入り調査をしていた米国の調査団は地下施設に大規模な空洞のトンネルを見つけたと米国国務省が27日発表しました。
5月27日(木)
・金大中大統領はロシアとモンゴルを国賓として訪問するため27日ソウルを出発しました。
・米国のペリー対北韓政策調整官は北韓最高人民会議の金永南常任委員長と会談しました。
・韓国の科学観測衛星ウリビョル3号が打ち上げに成功しました。
5月26日(水)
・金大中大統領はロシアとモンゴルを公式訪問するため27日韓国を出発します。
・南西部の全羅南道ポソン郡の海岸で保存状態がほぼ完璧な草食性恐竜の卵の化石が多数発見されました。
5月25日(火)
・米国の北韓政策の見直しを担当しているペリー対北韓政策調整官が25日平壌入りしました。
・北韓に提供する軽水炉の建設費用を電気料金に3%上乗せして調達するようにした、南北協力基金法の改正案が25日の閣議で議決され国会に提案されることになりました。
5月24日(月)
・金大中大統領は24日財政経済部や統一院など17人の閣僚のうち11人を更迭する大幅な内閣改造を行いました。
・米国の女子ゴルフ界で活躍している韓国人学生のパクチウン選手20歳が全米大学体育協会女子ゴルフ選手権大会で優勝し、アマチュアのグランドスラムを達成しました。
5月22日(土)
・今日5月22日は釈迦の誕生日で韓国では国民の祝日です。ソウル鍾路区曹渓寺など全国の1万余りの寺では釈迦誕生を祝う法要が行われました。
・内閣の改造が来週24日頃に行われる見通しです。
5月21日(金)
・金大中大統領は韓半島の冷戦構造を和らげ平和と安定を保証するため韓国政府が一貫して取り続けている包容政策に北韓が前向きな反応を示すようロシアの建設的な役割を求めました。
・米国のペリー北韓政策調整官が来週25日から3日間平壌を訪れるとオルブライト国務長官が20日述べました。
5月20日(木)
・金大中大統領は19日政府は高金利政策を採ることを考えておらず、金利や為替レートは市場の自律調整機能に任せると語りました。
・米国による北韓の金昌里の地下施設の現場調査が1週間の予定で20日から始まりました。
5月19日(水)
・OECDは韓国経済は予想より早い回復を見せ、今年4.5%、来年は4.3%成長するだろうという見通しを出しました。
・米国のペリー北韓政策調整官が来週26日から3日間平壌を訪問するものと見られます。
5月18日(火)
・米国を訪れている洪淳瑛外交通商長官はオルブライト国務長官と会談し、韓半島に和平を定着させるには韓国と北韓との対話を通じた関係改善と協力が欠かせないということで改めて意見が一致しました。
・北韓の金剛山観光のために現代商船が先週14日から就航させた3隻目の客船プガック号2万トンについて北韓側が再び入港を拒否したことからこの船による金剛山観光が当分の間出来なくなりました。
5月17日(月)
・金大中大統領は包括的な北韓政策は北韓がいついつまでに受け入れなければ措置を執るというような期限付きのものではないと語りました。
・金大中大統領は来週27日から1日にかけてロシアとモンゴルを訪問することになりました。
5月15日(土)
・金融監督委員会は5大財閥が構造調整計画の実行を怠る場合直ちに金融制裁を加える方針を決めました。
・米国のコーエン国防長官は洪淳瑛外交通商長官と会談し、北韓のいかなる挑発行為にも十分対応できる準備が整っていると述べました。
5月14日(金)
・金大中大統領は5月末にロシアを訪問してエリツィン大統領と会談すれば北韓との関係に大きな進展が見られるだろうと語りました。
・三星自動車と交換することになっていた大宇電子を三星ではなく海外に売却する動きが本格的になっています。
5月13日(木)
・洪淳瑛外交通商長官はオルブライト国務長官の招きで米国を訪問するため13日韓国を発って米国に向かいました。洪淳瑛外交通商長官は5日間米国に滞在し、17日にオルブライト国務長官ヘルムズ上院外交委員長ら米国の議会や政府関係者らとあって北韓政策について意見を交わすことにしています。
・政府が管理している第一銀行を米国の金融資本ニューブリッジキャピタルに売却する交渉が交渉期限の12日を過ぎてもまとまらないことから政府はさらに公的資金3兆ウォンを投入して経営の正常化を図ることになりました。
5月12日(水)
・金大中大統領は12日日本の小渕首相と電話で会談し、小渕首相の米国訪問の結果などについて意見を交わしました。
・米国のカートマン韓半島和平担当特使は13日から2日間北韓を訪問し、今月18日から始まる金昌里の地下核施設への調査について最終的な打ち合わせをするものとみられています。
5月11日(火)
・全経連(全国経済人連合会)は金利を先進国水準の5%にまで引き下げることを求めました。
・医薬分業の実施をめぐって大韓医師協会と大韓薬剤師会は10日最終合意しました。
5月10日(月)
・金大中大統領は南北首脳会談を最優先課題にしたり、急いだりしないと語りました。
・李海賛教育長官の退任を求める署名運動に全国の小中高の教員の3人に2人が署名したことがわかりました。
5月8日(金)
・北韓の金昌里の地下施設に対する米国の現地調査が今月18日から始まることになりました。
・洪淳瑛外交通商長官は包容政策の時間切れは来年の米国大統領選挙と韓国の総選挙であることを示しました。
5月7日(木)
・金大中大統領は今年上半期に南北当局者間の会談や南北経済協力をめぐる対話の進展があるのではないかと語りました。
・北韓の金剛山を訪れた韓国人が今年5月で6万人を超えました。
5月6日(水)
・金大中大統領は5日韓半島の冷戦構造を終わらせるため米国と日本が北韓との関係改善を図っていかなければならないと述べました。
・株価が急騰し、総合株価指数が2年6月ぶりに800ポイントを超えました。
5月5日(水)
・5日は第77回目の「こどもの日」です。晴天に恵まれたソウルでは各地で祝賀行事が繰り広げられました。
・2002年のサッカーワールドカップ大会の準備の進み具合を点検に来たFIFAの調査団の関係者は4日、韓国は経済的困難にも関わらず大会準備を着実に進めているという見解を述べました。
5月4日(火)
・韓国の外貨保有高が600億ドルに近づいています。
・企画予算処の新設を柱とする政府組織法改正案が3日の国会本会議で可決成立しました。
5月3日(月)
・政府が管理している第一銀行を米国のニューブリッジキャピタルに売却する交渉が難航しまとまらない可能性も出てきました。
・公務員が18歳以上の息子の兵役義務を果たせているかどうかを公開することになりました。
5月1日(土)
・最近の韓国の為替市場にドルが大量に流入したためウォン高が進んでいます。
・米国と日本が開発することになったミサイル防衛体制に韓国国防部は参加する意思がないことを改めて表明しました。