1998年 

 

10月31日(土)

・北韓を訪問していた現代グループは30日金正日と会い31日午後板門店から韓国側に戻ってきました。

・米国のカートマン韓半島特使は来月の北韓訪問の前に韓国政府との間に事前協議を行うことになりました。

10月30日(金)

・IMFは韓国経済は来年プラス成長にまわり物価は5%上昇するだろうという見通しをまとめました。

・北韓を訪問している現代グループの鄭周永名誉会長は日程を一日延ばして31日ソウルに戻ってくることになりました。

・米国のイ・ホング大使は北韓のヨンビョン付近の地下施設の核疑惑を解明するために韓米両国が協調して現場調査を行うと述べました。

10月29日(木)

・金大中大統領は29日夕刊紙の文化日報との会見で民間専門機関が中央行政機関の診断を行っているが、その結果が出てくる来年には政府の組織と機能を総合的に改めると述べました。金大中大統領はまた、南北関係については政治と経済を切り離して進めている韓国政府の太陽政策は外国からも多くの支持を受けているとして、これからも政経分離の原則に基づいて太陽政策を続けていく考えを示しました。

10月28日(水)

・韓国と米国は来月2日と3日の2日間ソウルで開かれる第30回定例安全保障協議会で、最近の韓半島の不確実な情勢の中で韓米両国が確固たる同盟関係を強調していく必要があるとして、北韓が核兵器の開発を進めていると見られる地下核施設とミサイル開発動向を分析し、その対策を話し合うことになりました。

10月27日(火)

・現代グループの鄭周永名誉会長は27日にち午前10時板門店を通って北韓入りしました。

・金大中大統領は来月11日中国を訪問すると共にその後マレーシアで開かれるAPECの首脳会議に出席します。

10月26日(月)

・ジュネーブで開かれていた4カ国会談の3回目の会談で、2つの分科会を設置することで合意がまとまりました。

・現代、三星、大宇、LG、SKの5大財閥は系列会社の数を30〜40%減らす計画を発表しました。

10月24日(土)

・現代グループは2030年までの30年間金剛山観光を独占するという条件で向こう6年間に合わせて9億4千200万ドルを北韓に支払うことで北韓と合意したと23日発表しました。

・政府各部署に対する国会の国政監査が23日から20日間の日程で始まりました。

・韓国と米国の自動車交渉が今週21日に妥結しましたが、この過程で政府は韓国の自動車メーカーへの貸し出しを金融機関に指示しないという約束をしたことが明らかになりました。

10月23日(金)

・ジュネーブで行われている4カ国会談で分科会の設置をめぐって意見の歩み寄りが見られています。

・現代グループの鄭周永名誉会長が来週27日牛501頭を連れて再び北韓を訪れることになりました。

10月22日(木)

・韓半島の和平の枠組みを話し合う4カ国会談の3回目の会談がジュネーブで始まりました。

・金大中大統領は北東アジアの安全保障と発展のためヨーロッパの安全保障協力会議のような形の地域安全保障機構を作る必要があると述べました。

10月21日(水)

・韓国と米国の自動車交渉が妥結しました。

・米国下院は北韓に対する重油の供給予算を認めましたが、支出にあたって厳しい条件を付けました。

10月20日(火)

・政府は20日、日本の映画、マンガの本とマンガの雑誌を開放することを骨子とする日本の大衆文化の段階的開放方針を発表しました。

・韓半島の和平について話し合う4カ国会談の3回目の本会談が韓国時間で21日夜から5日間の日程でスイスのジュネーブで開かれます。

10月19日(月)

・起亜自動車と子会社の亜細亜自動車の売却のための3回目の国際公開競争入札の結果が19日に発表され現代自動車が落札しました。

・現代、三星、大宇、LG、SKの5大財閥などの大型事業交換について全経連(全国経済人連合会)は19日現代グループがこれまで譲歩を渋っていたことから難航を重ねていた鉄道車両と発電設備の2つの業種についていずれも実現化することが決まったと発表しました。

10月17日(土)

・政府とIMFは来年3月までの経済成長率と財政の赤字幅などをめぐって17日から協議に入りました。

・韓国の金融機関と政府が今年と来年に返済しなければならない外債は合わせて416億ドルに達することが分かりました。

10月16日(金)

・米国の来年度予算案で削減されると見られていた北韓に重油を供給するための予算3500万ドルが復活したことが分かりました。

・米国が16日金利を引き下げたことで韓国は輸出の拡大と外債の利子負担の軽減、金融と為替市場の安定など肯定的な影響を受けることが予想されます。

10月15日(木)

・去年暮れの大統領選挙前の板門店発砲依頼疑惑などについて安全企画部は14日真相を究明するという異例の声明を発表し、この事件に取り組む姿勢を明らかにしました。

・韓国とロシアは来月17日から2日間マレーシアのクアラルンプールで行われるAPECの際両国の首脳会談を行うことで原則合意しました。

10月14日(水)

・与野党間の対立で1カ月以上も空転を続けていた国会は13日から正常化されました。

・北韓はこのところ米国に対して94年の米朝ジュネーブ合意の履行を求めそれが出来ないならば米朝合意を破棄してもかまわないと警告しています。

10月13日(火)

・韓国と日本は先月妥結した両国の漁業協定の有効期間を3年とし、どちらか一方が協定の終了を宣言する際には6カ月前に相手国に通報すること合意しました。

10月12日(月)

・金大中大統領は12日の閣議で今度の日本訪問の成果が実を結ぶよう韓日共同宣言と行動計画に盛り込まれた内容を関係各部署が徹底的に把握して対策を取るよう支持しました。

10月10日(土)

・金大中大統領は4日間の日本訪問を終えて10日午後1時半過ぎ特別機でソウル空港に到着しました。

・金大中大統領の日本訪問に会わせて東京と大阪で投資説明会を行った経済界の投資誘致団は9億ドルの誘致を実現させました。

10月9日(金)

・国賓として日本を訪問している金大中大統領は訪問3日目の9日午後東京を発って大阪入りしました。

10月8日(木)

・日本を訪問している金大中大統領は8日小渕首相と会談し、21世紀に向けた新しい韓日パートナーシップをつくる共同宣言を発表しました。金大中大統領はこの後日本の国会で演説し、21世紀に向けて手を携えていこうと呼びかけました。

10月7日(水)

・金大中大統領が国賓として日本を訪問し、4日間の日程に入りました。

・5大財閥の2回目の事業交換が7日発表され、先月3日に打ち出した第1回発表の計画を手直ししたり具体化させました。

10月6日(火)

・金大中大統領は7日午前ソウルを発って4日間の日本訪問に向かいます。

・米国のクリントン大統領は来月21日と22日の2日間韓国を訪問するとホワイトハウスが5日正式に発表しました。

10月5日(月)

・5日の韓国は日本のお盆にあたる秋夕で国民の祝日です。各家庭ではご馳走をつくり、家族や親戚が集まってお墓参りをし、中秋の名月を眺めながら一年の希望を祈ります。

・金大中大統領は5日秋夕にあたって談話を発表し、経済的に困難な時期ですが収穫の秋を迎えて豊かな気持ちで祖先を祀り、未来に希望を持って家族団らんの安らかな秋夕を過ごしてくださいと挨拶しました。

10月3日(土)

・今日3日は古代王檀君が古朝鮮王国を建設したことを記念する国民の祝日の4330回目の開天節です。世宗会館では4000人余りが出席して記念式典が行われました。

・2日からニューヨークで行われていた米国と北韓との3回目のミサイル協議は双方の意見の歩み寄りが見られないまま3日終わりました。

・康仁徳統一院長官はKEDO(韓半島エネルギー開発機構)は一時的に銀行から資金を借りても軽水炉工事を進むようにする方針だと述べました。

10月2日(金)

・金大中大統領の日本訪問の際両国の首脳が同時に発表することにしている共同宣言文の詰めの調整が難航している模様です。

・米国と北韓の3回目のミサイル協議が現地時間の1日からニューヨークで始まり、北韓の長距離ミサイル開発とミサイル技術の中東への輸出中止などについて話し合っています。

10月1日(木)

・金大中大統領の日本での日程が1日最終的に決まり、初日の7日に天皇御夫妻を表敬訪問、8日には小渕首相と会談します。

・米国のクリントン大統領が11月韓国を訪れる見込みです。

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