１９９７年
１０月３１日（金）
・ソウルの龍山家族公園の中に建設する新しい国立中央博物館の起工式が３１日行われました。
・日本が直線基線による領海侵犯の疑いでまた韓国の漁船を拿捕しました。
１０月３０日（木）
・米国のクリントン大統領と中国の江沢民国家主席が４カ国会談の開催に努力することで意見が一致しました。
・北韓は最近空軍を６つの師団に改め軍需物資を３ヶ月から４ヶ月分備蓄していると韓国政府関係者が明らかにしました。
１０月２９日（水）
・経営危機に陥ったため裁判所による法定管理が申請されている起亜グループのキムソンホン会長が２９日辞意を表明し、これによって行き詰まっていた再建策が進む見通しとなりました。
・現代グループは南海岸の慶尚南道ハドン郡に行路一貫製鉄所を建設することになりました。
１０月２７日（月）
・韓国と米国、北韓は韓半島和平のための４カ国会談のための予備会談についての協議を今週中に行う方針です。
・大韓赤十字社のチャンヨンシク総裁は南北離散家族を再会させるための離散家族面会所を板門店など韓半島のどこかに開設することを北韓に提案すると述べました。
・韓国は来年フランスで開かれるワールドカップ本戦に４回連続で出場することが決まりました。
１０月２５日（土）
・北韓が韓半島和平を協議する４カ国会談の本会談に応じる意思を明らかにしました。
・柳宗夏外務長官は２４日政府は国連児童基金など関連機関と協議して透明性の保証以外には何の条件もなしに北韓の子供に対する支援を優先的に行っていくと述べました。
１０月２３日（木）
・金泳三大統領は近く各党の代表や大統領候補者ら５人と個別にあって当面の問題を話し合うことになりました。
・韓国証券取引所の株価が２２日史上最高の上昇率を記録しました。
・ＡＢＵのソウル総会が２３日閉幕しました。
１０月２１日（火）
・今月１７日板門店近くの休戦ラインの山林でドングリ採りをしていて北韓軍に拉致されていた農民の親子２人が２１日午前韓国側に送還されました。
・米国国務省の東アジア太平洋担当のカートマン次官補は韓半島和平のための４カ国会談が開かれるかどうかはすべて北韓の態度にかかっていると述べました。
１０月２０日（月）
・先週１７日板門店近くの休戦ラインの山林でドングリ採りをしていた韓国の農民の親子２人が北韓軍に拉致される事件がありましたが、韓国政府はこの事件とは関係なく南北経済協力事業を予定通り進める方針です。
・暮れの大統領選挙に立候補する野党新政治国民会議の金大中総裁が多額の秘密資金を隠し持っているとされる事件で、大検察庁は脱税などの疑いで調査を始めました。
１０月１８日（土）
・板門店近くの休戦ライン付近の山林で１７日ドングリ採りをしていた韓国の農民の親子２人が北韓軍に拉致されたことについて国連軍司令部と北韓軍は１７日午後板門店で軍事停戦委員会の秘書長クラス会議を開きましたが、成果無く２人の抑留は長引くものとみられています。
・ＫＥＤＯの８回目の軽水炉調査団が来週２１日北京経由で北韓入りします。
１０月１７日（金）
・板門店近くの休戦ラインの山林でドングリ採りをしていた韓国の農民２人が北韓軍に捕まり拉致されました。
・去年９月東海岸のカンヌン市に侵入し座礁した北韓の潜水艦の中に米国が送った援助食糧があったことが分かり、韓国と米国は北韓に支援する食糧の分配の透明性を高める対策を講じています。
１０月１６日（木）
・金泳三大統領は民間の技術革新を後押しするため技術革新構造の拡充を政府に指示しました。
・北韓対外経済委員会の金泳三大統領キムムンソン副委員長が１５日香港で南北間による直接対話で韓半島の緊張を解消しようと呼びかけてきました。
・韓国の建設業界の今年の海外工事の受注額が１００億ドルを超えました。
１０月１５日（水）
・政府は超最速情報通信網の完成を始めの目標より５年早い２０１０年までに完成させることになりました。
・北韓の羅津・先峰自由貿易地区に韓国企業専用の工業団地と韓国資本による物流基地が造られることになりました。
１０月１４日（火）
・ＫＥＤＯが北韓に建設している軽水炉が完成した場合、その品質保証をＫＥＤＯが保証する議定書の交渉が今月末から平壌北のホテルで始まります。
・米国は韓半島の和平のための４カ国会談が近いうちには大きな進展がないものとみています。
１０月１３日（月）
・金泳三大統領の次男金賢哲被告が財閥から多額の金を受け取っていた事件でソウル地方裁判所は１３日、金賢哲被告に懲役３年の実刑判決を言い渡しました。
・韓国の通商産業庁長官は米国が韓国の自動車市場の開放を巡って更に一方的で韓国に不利な措置を執ってきた場合は韓国の国内法である対外貿易法に基づいて米国に対して貿易制裁措置を執ると語りました。
１０月１１日（土）
・今年のノーベル平和賞に国際民間組織の国際地雷禁止運動が選ばれましたが、米国は地雷禁止条約には署名しない方針に変わりはないとホワイトハウスのマッカリー報道官は述べました。
・東京で開かれていた韓国と日本の６回目の漁業実務者会議で争点となっている独島（竹島）周辺の水域については公海扱いとする今の方式を維持することで意見の一致をみました。
・南北間と中国、ロシア、モンゴルら５カ国の経済担当の次官クラスが参加する３回目の豆満江開発事業会議が来月下旬１９ヶ月ぶりに北京で開かれる見通しです。
１０月１０日（金）
・韓国と米国東南部の経済協議会が１０日ソウルで開かれました。
・米国が韓国製半導体ＤＲＡＭをダンピングだとする措置を執ったため韓国政府は来月ＷＴＯ（世界貿易機関）に紛争解決のための委員会の設置を要求することになりました。
１０月 ７日（火）
・北韓が自国の空域を外国の民間航空機に開放しようとしていることについて、韓国と北韓は７日から３日間の日程で、タイの首都バンコクにあるＩＣＡＯ（国際民間航空機構）のアジア本部で協議を始めました。
・ジュネーブ駐在のソンジュニョン大使は６日ジュネーブで開かれたＷＴＯ（世界貿易機関）の商品貿易理事会で米国が韓国の自動車市場の開放を要求してスーパー３０１条を発動したことに対して強く非難しました。
１０月 ６日（月）
・北韓の新浦で軽水炉の建設工事に当たっている韓国人労働者が北韓労働党の機関新聞に載っていた金正日の写真を破ったとして北韓当局が建設工事を事実上中断させていましたが、工事は６日再開されました。
・旧日本軍の元従軍慰安婦としてカンボジアで暮らしていた韓国人の女性イ・ナンミンさん７３才にこのほど韓国の国籍の回復が認められました。
１０月 ４日（土）
・米国が韓国の自動車市場の開放を求めてスーパー３０１条を発動したことに対して政府の対策会議が３日開かれ今後の対策について協議しました。
・米国から輸入した牛肉からＯ−１５７の大腸菌が検出されたことで生じた韓米両国の紛争を解決するための韓米合同会議が来週始めソウルで開かれることになりました。
１０月 ３日（金）
・建国記念日に当たる開天節を迎え３日ソウルの世宗文化会館では４０００人余りが出席し、開天節の記念式典が行われました。
・政府は韓国の自動車市場に対する米国のスーパー３０１条の発動についてこれから開かれる国際会議で米国の一方的な貿易制裁措置の不当性を訴える計画です。
１０月 ２日（木）
・ワシントンで開かれていた韓国の自動車市場の開放を巡る米国と韓国の自動車交渉が物別れに終わり、米国政府は１日韓国に対してスーパー３０１条を発動しました。
・韓国の歴史書物「訓民正音」と「朝鮮王朝実録」はユネスコの世界の記録遺産に指定されました。
１０月 １日（水）
・今日１０月１日は韓国の国軍創立記念日です。
・米国のネブラスカ州から韓国に輸入した牛肉から病原性大腸菌Ｏ−１５７が検出されたのに続いて米国産牛肉などから食中毒を引き起こすリステリア菌が検出されました。