1996年

ニュース

8月1日(木)

・アトランタオリンピック13日目韓国は新たに女子アーチェリーで金メダルをバドミントンとレスリングでそれぞれ銀メダル1個ずつを獲得した。

・金泳三大統領は昨日京畿道の水害被災地を訪問したのに続いて今日は江原道の被災地と前線の陸軍部隊を見舞った。

・金泳三大統領は北韓との4カ国会談が実現すれば北韓の深刻な経済難を解決するために、北韓への経済支援について話し合えるだろうと述べた。

・北韓では先週末南部に降り続いた大雨で数百人の死者が出た模様だとローマにある国連世界食糧計画のローウィースポークスマンが昨日述べた。

・政府は海の秩序の確立と管轄権の強化のため陸地などの領海の基点から24海里までの水域の中で領海12海里より外側の水域を接続水域とすることを主な内容とする領海接続水域法を今日から施行した。

・米国のクリストファー国務長官は米国政府にとって韓半島での平和が最優先の外交政策であると下院の国際関係委員会で開かれた内外政策に関する聴聞会で述べた。

・KEDOは北韓新浦の軽水炉建設の敷地を今年9月に北韓から引き受ける見通し。

8月2日(金)

・韓国は今日バドミントンで金メダル2個と銀メダル1個、女子ホッケーで銀メダル1個アーチェリーで銅メダル1個を取りこれで韓国の金メダルは合わせて6個、総合で9位と順位が大幅に上がった。

・KEDOが北韓に建設する軽水炉の工事が今年秋に本格化するのではないかと見られている。

・スリランカのクマラトゥンガ大統領が金泳三大統領の招きで今月11日から4日間の日程で韓国を訪問します。

・韓国の経済4団体の大韓貿易振興公社、全国経済人連合会、貿易協会、中小企業協同組合中央会は来月北韓の羅津先鋒自由貿易地域で開かれる投資フォーラムへの参加申込書を加盟企業に送るなど参加する企業の選定作業に取り組み始めた。

・韓国が鉄鋼の生産高で世界第5位の国となった。

・最近米国で事業を営んでいる少数民族出身の企業家の割合が高くなっていますが、その中でも韓国系の同胞の進出が目立っていることがわかった。

・現代自動車の小型乗用車アクセントが今年上半期中に最も多く輸出された車であることがわかった。また最も高い輸出伸び率を示したのは大宇自動車の軽自動車ティコで上半期中に2万1千台を輸出し、去年の同じ機関に比べ2.6倍の伸び率を示した。

・パクチュンホ前高麗大学法学部教授66歳が国際海洋法裁判所の初代裁判官の一人に昨日選出された。

8月3日(土)

・アトランタオリンピックで韓国は新たにアーチェリー女子団体で金メダルを獲得したのを始めアーチェリーの男子団体とレスリングのフリースタイルで銀メダル3つを獲得し、金メダルは合わせて7個となった。

・北韓は今年12月から領空を各国航空会社に開放する予定だとIATAが今日発表した。

・北韓は韓国と米国が先に提案した4カ国会談の説明会に出席することを慎重に検討し始めていると朝日新聞が今日米国国務省の高官の言葉として報じた。

・財政経済院は資本市場の追加の開放措置を昨日OECDに提出した。

・ロシアのイルクーツクガス田の開発を促進させるため韓国の関係者が今月末にロシアを訪問します。

・韓国人が英国に5年以上滞在する場合は英国の社会保障税を納めなくてもいいことを主な内容とする韓国、英国社会保障協定についての実務交渉が週明けの5日からロンドンで開かれます。

・韓国とエジプトは今月6日と7日の両日カイロで両国の外務次官を首席代表とする政策協議会を開き交流協力等について意見を交わします。

・白血病の韓国系米国人青年ソンドクバウマンさん21歳が韓国で見つかった同じ方の骨髄提供者の協力で骨髄移植手術に成功し昨日シアトルの病院を無事に退院した。

8月5日(月)

・16年前の光州事件などで全斗煥元大統領に死刑、盧泰愚前大統領に無期懲役が求刑された。

・16日間にわたって熱戦が繰り広げられたアトランタオリンピックが終わり韓国は金メダル7個銀メダル15個銅メダル5個を獲得して総合10位となった。

・金泳三大統領は早ければ今週中に海洋部新設に伴う海洋長官の任命など小幅な内閣改造を行う予定です。

・韓国を訪問中の米国国務省東北アジア大平洋担当のカトマン副次官補は今日チョムティ外務第一次官補、ユーヨハン米国州局長と相次いで会い韓半島4カ国会談とこれに先立ち北韓への共同説明会を開くことについて協議した。

・政府は外国人一人当たりの株の投資限度を拡大したことで、韓国企業の経営権が外国人によって脅かされる可能性があると見て、対策づくりを急いでいます。

8月6日(火)

・金泳三大統領は来月2日から中南米5カ国を歴訪することになった。

・政府は今日の閣議で日本の省に当たる新しい部として海洋水産部を新設することを決めた。

・金泳三大統領は今日、現代自動車の鄭周永名誉会長ら主な輸出業者8人の代表と会って最近の輸出不振と経常収支の赤字拡大について意見を交わした。

・北韓に呼びかけている4カ国会談について米国と韓国の間で微妙な意見の食い違いが出てきており調整が必要と見られている。

・米国は4カ国会談が開かれれば平和協定の締結は米国と北韓が主に論議し南北間が結んでいる基本合意の履行と南北の対話、和解と協力は南北が話し合った上4カ国会談の全体会議で最終的に決めることができるという考えだと消息筋は伝えている。

・韓国の大宇と北韓の朝鮮サンゼン荷送会社が合弁で北韓のナンポに創った合弁会社民族産業総合会社が今月19日に操業を始めることになった。

・教育部は来年から10余りの大学で学生が受講する課目ごとに登録金を出し、期間に関係なく一定課目を履修すれば学士号を与えるという時間制登録制度を始めることにした。

・先月末休戦ラインに降った集中豪雨で被害を受けた京畿道パジョ市ムンサンとヨンチョン郡の復旧作業がほぼ終了した。

・アトランタオリンピックに参加していた選手団が今日の午後帰国した。

8月7日(水)

・金泳三大統領は韓国社会の中心的な価値を今後「安全」ひとつに絞り産業現場安全の製品化を国家発展の重要課題に設定すべきだと述べた。

・来月始め金泳三大統領の中南米5カ国訪問を契機に中南米市場に対する関心が高まっている中で、海運業界が中南米の海運市場への進出を積極的に模索している。

・韓国と日本は明日外務部で2度目の漁業実務者会議を開き国際海洋法秩序に照らした韓日漁業協定の改正を協議します。

・金泳三大統領は今日、アトランタオリンピックから帰国した選手団と体育会の指導者ら488人を大統領官邸の青瓦台に招き昼食を共にしながらオリンピックの善戦を称えた。

・北韓が韓国と米国が提案した4カ国会談を受け入れる意思をはっきりと表明できないのは最近北韓軍部の発言権が強まっていることと、金正日のリーダーシップに問題があるためだという分析を外務部がまとめた。

・韓国土地公社は北韓の羅津、先鋒自由貿易地域に工業団地建設の妥当性を調査するため9人の調査団を今月10日から16日まで北韓に派遣することを明らかにした。

・IMFの代表団が昨日韓国入りし来週の14日まで韓国に滞在しながら韓国経済の全般について調査を行い経済政策に対する勧告を行う。

・政府は外国人の雇用によって産業界の労働力不足を解消すると共に外国人の不法滞在などをなくすため今の外国人技術研修制度を全面的に改めることになった。

8月8日(木)

・海洋部の新設に伴う内閣の改造が今日行われ副総理兼財政経済院長官に韓昇洙議員が任命された。

・韓国と日本は今日ソウルで漁業実務者会議を開き国際海洋法秩序に見合う韓日漁業協定の改正の協議を始めた。

・北韓の羅津、先鋒自由貿易地域にはすでに韓国企業の広告の看板が設置されておりさらに多くの韓国企業が広告板を出すことを計画している模様です。

・ドイツに密入国した北韓人4人が政治亡命をドイツに申請しましたがドイツ当局がこれを拒否し、4人は法廷闘争を行っていることが明らかになった。

・米国下院の2人の議員が韓国の団体客に対して試験的に3年間米国への入国ビザを免除する法案を提出した。

・アジア太平洋地域のボーイスカウト、ガールスカウトの祭典第17回アジア太平洋ジャンボリーが今日から7日間の日程で江原道コソン郡で始まった。

・南北の国語政策期間である韓国の国立国語研究院と北韓国語査定委員会、中国の朝鮮語査定委員会は共同で今週5日から中国の東北部チョウシュンで韓国語言語学者国際会議を開き3つの国での言葉の問題について協議した。

・タイでは韓国語学習熱が高まっており、昨日名門国立大学のチャラロンコン大学に韓国語センターがオープンした。

8月9日(金)

・内閣の一部改造が昨日発表されましたが金泳三大統領は今日、新たに任命した韓昇洙副総理兼財政経済院長官を始め初代の海洋水産長官となった辛相佑国会議員ら6部署の長官と青瓦台の首席秘書官にそれぞれ任命状を手渡した。

・政府は日本の梶山官房長官が韓半島有事の際日本にいる韓国、朝鮮人の組織間で市街戦が起きる可能性があると暴言を吐いたことについて強く遺憾の意を表した。

・金泳三大統領は昨日、アトランタで開かれる障害者のためのパラリンピックに出場する64人の選手に親書を送り激励した。

・日本統治時代の1936年ベルリンオリンピックでマラソンでソンギジョン選手が優勝しましたがこの勝利が朝鮮民族の団結を強めることになることを心配する当時の日本政府の文書が明らかになった。

・政府は今年から5年間自動車部品の技術開発に500億ウオンを支援することになった。

・東ヨーロッパとアジアの諸国が韓国の重要な輸出市場となっていることからポーランドやスロバキアなどの東ヨーロッパ諸国がこれまで国際収支を理由に行っていた輸入制限を解除する方針を見せていることからこれらの地域に対する韓国の輸出が増えるものと見られている。

・米国の輸入制限の根拠のひとつになっている3ダンピング被害調査規則の改正案に韓国の意見がかなり反映されていることがわかった。

・韓国の漢方薬がロシアの公式医薬品として登録が行われロシアの病院と薬局などで自由に販売されることになった。

8月10日(土)

・スリランカのクマラトゥンガ大統領が金泳三大統領の招きで明日の夜遅く韓国を訪問します。

・来月北韓で開かれる羅津、先鋒国際投資説明会に参加する韓国の参加者のリストが来週発表される。

・統一院のキムスポークスマンは昨日、最近南北間が極秘に接触しているという説について南北の極秘接触については事実ではないと公式に否認した。

・韓国と日本間の漁業協定の改正について話し合うため8日から2日間ソウルで開かれた韓日漁業実務者会議が両国の意見が合わず物別れに終わった。

・日本政府の梶山官房長官が一昨日日経連のセミナーで韓半島有事の際日本にいる韓国、朝鮮人の組織間で市街戦が起きる可能性があるという暴言を吐いたことについて日本政府は韓日間の関係悪化を考慮して事態収集に乗り出していると朝日新聞が報じた。

・米国で身を隠している犯罪者、容疑者に対して韓国の捜査機関による現地での取り調べが来月からできるようになる。

・政府は北韓から脱出する人が急激に増えていることについて対策作りを急いでいます。

・今月15日に米国のアトランタで開かれる障害者の祭典第10回パラリンピックに出場する韓国代表選手団は今日ソウルで結団式を行い必勝を誓った。

・韓国のキムチがアトランタパラリンビックの公式メニューに選ばれた。

8月12日(月)

・金泳三大統領は昨夜遅く韓国を訪問したスリランカのクマタトゥンガ大統領をと今日午後会談し、両国の経済協力の促進と国際舞台での協力について意見を交わした。

・最近北韓から韓国に亡命してきた3人が今日ソウルプレスセンターで記者会見し、北韓は韓国軍に偽装した北韓の特殊部隊を韓国に侵入させるため韓国軍の軍服や銃器を入手し訓練するなど戦争準備に積極的に乗り出していると述べた。

・韓国と日本は明日東京で排他的経済水域の境界線を決めるための第1回目の会議を開きますが、この席で韓国は両国の領海基線の中間を排他的経済水域の基準にすることを日本側に呼びかける方針です。

・政府は来月北韓の羅津、先鋒自由貿易地域で開かれる投資フォーラムに参加する24の韓国企業を選定し、早ければ明日にも発表する模様です。

・統一院は韓半島統一を目指した周辺国と協力体制を強化し、北韓についての情報収集能力を高めるため日本、米国、中国に駐在する統一駐在官3人を今日付けで発令した。

・OECDへの加盟のため韓国政府が作成している加盟協定を巡ってのOECD側との最終協議が9月始めにソウルで開かれる。

8月13日(火)

・小学校の3年生から英語を教えることが今日の閣議で決まった。 ・北韓の民間航空業務を管轄する民航総局はすべての国の民間航空機が北韓の領空を通過して第3国に向かう場合これに積極的に協力すると話した。

・大韓赤十字社の姜総裁は南北離散家族の再会と北韓の水害への支援を話し合うため南北赤十字会談を開くことを北側に提案した。

・政府は今月8日に行った経済担当副総理など内閣の部分改造に続いて今日次官クラスの人事異動を行った。

・来月北韓の羅津先鋒自由貿易地域への投資フォーラムに参加を認められた韓国の24の業者は最低で200万ドルから最高で900万ドルの投資を計画していることがわかった。

・東アジアの発展途上国の間の貿易が増えている。

・政府は16日に行われる予定の中米ドミニカ共和国のフェルナンデスレイナー新任大統領の就任式に新韓国党のパクキテ議員を慶祝特使として派遣することになった。

・今年上半期の韓国の鉄鋼生産量の増加率が世界の主な鉄鋼生産国の中で一番高いことがわかった。

・ドイツの消費者はイタリアの自動車よりも韓国製の自動車をより高く評価しているとドイツのテベルト紙が13日報道した。

8月14日(水)

・政府は8月15日の光復節51周年を迎え11人を15日付で特別赦免して公民権を復権させると共に刑務所の模範囚と少年院制ら586人を仮釈放仮退院させることにした。

・南北統一に備えた農協の準備が始まった。

・韓国と米国は今月26日から3日間ハワイで韓半島の安全保障全般について協議する政策実務会議を開くことになった。

・金泳三大統領は8月15日の解放記念日、51回目の光復記念日を迎えて今日、光復祭のキムジョンウオン会長ら会員76人を青瓦台に招き激励した。

・大宇グループは韓国企業による海外の通信事業としては最大規模となる25億ドル相当の総合通信事業の権利を中央アジアのウズベキスタンから獲得した。

・96ソウル国際マンガフェスティバルが今日からソウル江南の韓国総合展示場で始まった。 ・ウズベキスタンの首都タシュケントに漢方病院が建てられる。

8月15日(木)

・金泳三大統領は今日の光復節の式典で演説し北韓が4カ国会談に応じれば韓国政府は北韓の食糧不足を根本的に解決できるように協力する用意があると述べた。

・ジュネーブ駐在国連代表部の韓国のソチョンヨン大使はジュネーブで開かれている第4回国連人権小委員会に出席し、従軍慰安婦についての日本の政治家の発言に憂慮の意を示した。 ・今日は韓国が日本の支配から開放された51回目の光復節、解放記念日です。

・米国のマスコミは日本の橋本首相が敗戦51周年を迎えて旧日本郡の従軍慰安婦に対して謝罪したことを取り上げ核心に触れていないと述べた。

・政府は進展が見られない韓米地位協定の改定交渉を来月に再開することを米国側に求めた。

・キムスアン国会議長は昨日韓国を訪問しているトリニダートトバコのマックリン下院議長の一行の表敬訪問を受け、両国間の交流拡大について意見を交わした。

・海洋水産部は今日ソウルでフランスとの間の漁業協議を行いフランス領ポリネシアの水域での漁業量について合意した。

・韓国語をコンピューターで扱う際の方法を話し合う韓国、北韓、中国の学者による国際学術会議が朝鮮族が住む中国東北部の延吉で開かれていましたが昨日3日間の日程を終えた。

・世界各国に住んでいる韓国の青少年を招いての韓民族青少年祝典が昨日からソウルで始まった。

8月16日(金)

・北韓最高人民会議のハンギョンジョン外交委員長が中国を除いた南北間と米国による3カ国協議が近く実現するという見解を示したと毎日新聞が今日報じた。

・北韓陸軍の下士官一人が今朝休戦ラインを超えて韓国に帰順してきた。

・金泳三大統領は今日ソウルヨイドに新しく創られた中小企業総合展示場の開館式に出席した。

・韓国政府は日本との懸案となっている天皇の韓国訪問に備えAプロジェクトというなの警備対策を隠密に検討していると産経新聞が今日報じた。

・韓国銀行がアジアでは日本に次いで2番目にBIS(国際決済銀行)の正会員として加盟することになった。

・韓国の各種決済統計が質の面で開発途上国のうち上位に属していることがわかった。

・韓国の電子産業の去年の設備投資が10兆ウオンを上回ったことがわかった。

・韓国の大手企業の外国人の雇用が増えている。

・日本政府はサッカーの2002年ワールドカップを韓国と共同開催するのを契機に来年から韓国とのスポーツ交流を大幅に拡大していく計画だと読売新聞が報じた。

8月17日(土)

・政府は16日午後統一安全保障調整会議を開き金泳三大統領が一昨日の光復節に明らかにした北韓政策を推進するための対策を話し合った。

・中国東北部の吉林省の延吉市で昨日、韓国から派遣されていた自動車整備学校の校長が2人組にに襲撃されて死亡する事件が起きた。

・米国国務省は金泳三大統領が8.15光復節のメッセージで明らかにした新しい北韓政策と南北統一の考え方は建設的なもので南北の和解に助けになるだろうと論評した。

・大韓貿易振興公社は金泳三大統領が一昨日の光復節の演説で北韓が4カ国会談を受け入れれば北韓の羅津先鋒自由貿易地域での韓国企業の投資拡大を約束したことを受けてこの地域への韓国企業の投資を支援するため羅津先鋒投資商談センターを来週19日に開設することになった。

・来月3日から3日間の予定で行われる羅津先鋒自由貿易地域で行われるフォーラムに参加する韓国企業が具体的な事業を手がける場合合弁先の企業を探すことや投資条件などについて相談を受け関係情報を提供する予定。

・日本の内閣官房の平林内閣外政審議室長が明日から2日間韓国を訪問し、ユウジョンハ青瓦台外交安保首席秘書官と会談する。

・政府はロシアのイルクーツクのガス田の開発に参加する意思をロシア政府に公式に伝えた。

・韓国大学総学生会連合所属の大学生の集団が昨日ソウル新村の延世大学の前で警察が南北統一大祭典の行事を認めないことに抗議して激しいデモを行った。

8月19日(月)

・国会は今日農林水産海洋委員会の全体会議を開き水害復旧対策と輸入米などについて協議した。

・韓昇洙副総理兼財政経済院長官は今朝ソウルの農水産物卸売市場を訪問し、農水産物の流通構造を点検した。

・政府は日本と中国、インドネシア、フィリピン、マレーシアなどアジア太平洋経済協力機構会員国に関税障壁の廃止を求めることにした。

・海洋水産部のスタートを契機に海洋水産関連の行政規制が大幅に緩和され港湾の施設に民間資本の誘致が活発に行われるものと見られている。

・韓国と日本の両国今年の6月両国の首脳会談で合意された仮称歴史共同研究会をなるべく早く構成するため今月中に両国の中心的な委員3人の人選を終え来月末頃ソウルで研究会の全体会議を開催することにしています。

・日本政府は北韓に対する軽水炉支援金の総額が1千億円以上になると予想していると東京新聞が報じた。

・三星電子はチェコのSTPテレコム社と総延長9580Kmの光ケーブル供給計画を締結し、今年10月から船積みすることを今日明らかにした。

・李寿成国務総理は今日ソウルのロッテホテルで開かれたアジア太平洋聴覚障害学術大会での挨拶で障害者を助け彼らの苦痛を和らげるため努力することは我々に与えられた社会的な義務であり道徳的な責任だと強調した。

8月20日(火)

・金泳三大統領は今日自由民主主義に対する新しい理念、教育の指針を創ることを教育改革委員会に指示した。

・金泳三大統領の中南米歴訪の計画に伴いこの地域に対する関心が高まっている中韓国中南米協会が明日正式に発足します。

・来年から教育官が教育委員会の委員長を兼ねることが出来、教育官の選挙方式も候補登録方式に変わります。

・ソウルの新村にある延世大学で続けられていた学生デモが今日未明に行われた警察の奇襲作戦と学生らが籠城をやめて逃げ出したことでデモが始まって9日目に終わった。

・来月の金泳三大統領の南米4カ国訪問に経済4団体を含む大手企業と中小企業の代表ら41人の経済人が同行する計画です。

・シンスアン国会議長がオーストラリアの下院議長とベトナムの国会議長の招きで今日から11日間両国を公式訪問するため出発した。

・KEDOと北韓は明後日からNYで軽水炉敷地の引き受けとサービスの議定書に関する交渉を再開する予定。

・南北間で初めて創った合弁会社民族産業総会社が昨日から生産活動を始めた。

・第16回アジア太平洋電気通信競技会の研究会議が明日から7日間ソウルで開かれます。

8月21日(水)

・金泳三大統領は今日、最近韓総連(韓国大学総学生会連合)の不法暴力でデモは一言で彼らが統一を明文にしたものだがそれ自体が反統一的な行為であり、反民主的、反国家的な行為だと決めつけ共産主義を信奉する大学生を絶対に許すことは出来ず時代錯誤的な新北韓勢力は徹底的に取り締まることを明らかにしました。

・韓昇洙副総理兼財政経済院長官は来月12日から14日までマレーシアを訪問し、両国間の経済協力の拡大について協議します。

・韓昇洙副総理兼財政経済院長官は10月1日から3日米国のワシントンで開かれる第51回IMFとIBRB(世界銀行)の臨時総会に出席するため9月30日から10月5日米国を訪問する予定です。

・孔魯明外務長官は今日、中南米地域は経済発展と地域統合が早く進んでいるため環境の変化に対応できるよう韓国とより成熟したパートナー関係を設定すべきだと述べました。

・中国労働部代表団の一行4人が韓中間の労働基本問題を協議するため昨日韓国を訪問しました。

・イギジュ外務次官が中国外交部のトウカセン副部長の招きで今月25日から5日間中国を訪問します。

・韓国土地公社が進めている北韓の羅津、先鋒地域への工業団地開発事業が活気を帯びている。

・大宇通信は今日、IBMの中大型コンピューターRS600系列のモデルを受け大宇のブランドでヨーロッパとCIS独立国家連合を対象に輸出することを明らかにした。

・海洋水産部は船舶会社の破産で海外操業が出来なくなった船員を早期に帰国させる基金を設ける方針。

8月22日(木)

・韓昇洙副総理兼財政経済院長官は今後韓国経済の構造を改善し、情報通信、知識産業など有望産業の開発に力を入れていきたいと述べた。

・北韓の住民の大部分は去年から食糧の配給が中止され、蔓の根っこなどで命をつないでいることがわかった。

・金泳三大統領は今朝ソウルにある警察病院を訪問し警察が南北統一大祭典の行事を認めないことに抗議する韓国大学総学生会連合の不法暴力デモを鎮圧する際学生が投げた石を頭に受けて死亡した機動隊員の霊前に焼香した。

・韓国のハンファエネルギーはKEDOが北韓に支援する重油の8回分の入札に参加し、供給会社に選ばれたと今日発表した。

・チンヨン労働長官は現在韓国で多数の外国人が単純労働者として働いているが、今後は一定水準の技能を持った外国人も受け入れて彼らの待遇を改善する案を検討していると明らかにした。

8月23日(金)

・KEDOと北韓は昨日NYで2回目の交渉を再開した

・ICAO(国際民間航空機構)は南北間の管制協定を締結するため来月タイのバンコクで南北間とICAOが参加する3者交渉を行うことを韓国政府に提案してきた。

・金泳三大統領は今日青瓦台で首席秘書官会議を主催した。

・来年から高度技術者事業を行う外国人投資企業は20年以内で国家工業団地の敷地を無料で使用でき賃貸期間が終われば始めに賃貸したときの地下で分譲を受けられるようになった。

・オーストラリアを公式訪問しているキムスアン国会議長は昨日オーストラリアのハワード首相を表敬訪問し、両国間の交易拡大などについて意見を交わしました。

・韓国科学財団と米国国立科学財団は来週27日と28日の2日間ソウルで第2回韓米科学技術政策セミナーを開催することにしている。

・韓国と中国は来週26日から2日間北京で6回目の漁業実務会議を開き、国際海洋法の秩序に見合う韓中間の漁業協定の締結について協議する予定。

・88ソウルオリンピック理念を生かすため制定され今年で3回目を迎えるソウル平和賞の受賞者選定作業が最後の詰めに入っている。

8月24日(土)

・金泳三大統領は今日北韓がこのところ食糧難などによるきわめて深刻な状況に置かれていることから政府は様々な事態に備えた体制を整えていると語った。

・韓国と中国が国交を正常化した後3年間で両国の貿易高は2.6倍に増えている。

・米国オハイヨ州のコール民主党下院議員が北韓訪問の成果について説明するため今日の午後韓国を訪問しました

・韓国銀行の李総裁は香港で発行されているASEANウオールストリートジャーナル紙とのインタビューで韓国は持続的な金融改革を通じて金融の国際化を目指していくとのべた。

・世界各国に広がっている韓国の商工人たちが友好と協力を強化するための第1次世界韓国人商工人代表者会議が昨日NYで開かれた。

・韓国などAPEC18の加盟国は今年11月まで域内の貿易自由化のための各国の具体的な実績計画をまとめることで合意。

・三星グループは破産を宣言したオランダの航空会社を買い取るための交渉を行っています。

・韓国科学財団は基礎科学研究の世界化を図るため優秀研究センターの海外現地研究室6カ所を新たに設けることにした。

8月26日(月)

・1979年の軍事クーデターと翌年の光州事件で軍事反乱と内乱罪に問われていた2人の大統領経験者に対する判決公判が今日ソウル地方裁判所で開かれ全斗煥元大統領に死刑、盧泰愚前大統領に懲役22年6ヶ月が言い渡された。

・北韓はこの夏の水害によって食糧難がさらに深刻さを増したため住民に対して1日平均250gから300g程度の食糧しか配給できない状況であることがわかった。

・オリンピックに続く障害者のスポーツの祭典アトランタパラリンピックが終わり韓国は金メダル13個銀メダル2個銅メダル15個を獲得して総合12位となった。

・今年上半期の貿易高では韓国が中国を押さえて世界第11位となった。

・大統領府のユウジョハ外交安保保障担当首席秘書官は最近韓国を訪れた日本の平林内閣外政審議室長に対して韓国の大統領府と日本の総理官邸の間にホットラインを設置することを提案したと読売新聞が伝えた。

・政府は先月の臨時国会で成立した排他的経済水域網が来月10発効することを今日明らかにした。

・韓国と中国の漁業実務会議が今日と明日の2日間ソウルで開かれる。

8月27日(火)

・金泳三大統領は与党新韓国党の常任顧問団に対して今は党が一致団結して結束力を発揮し当面の課題の解決に専念すべきだと述べ常任顧問団の協力を求めた。

・先月の臨時国会で成立した排他的経済水域法が来月10日に発効することになった。

・金泳三大統領は今月19日新任の地域区委員長に任命状を渡した席で独りよがり者には未来はないと述べて次の大統領選挙に向けた一部議員の動きにブレーキをかける発言をしている。

・政府は北韓問題により迅速に対処するためこれまで3ヶ月に1度開いていた統一関係の長官会議を今後必要に応じて開くことになった。

・アフリカのガボン共和国のボンゴ大統領が今週30日から3日間韓国を非公式に訪問します。

・ベトナムを訪問中のキムスファン国会議長は今日首都ハノイの首席宮でベトナムのマイング国会議長と会って両国の友好促進と南北関係改善のための議会レベルの協力について意見を交わした。

・北韓が領空を開放すると発表したことで関係諸国による調整会議が来月10日から4日間タイのバンコクで開かれることになったと朝日新聞が報じた。

・韓国輸出入銀行のベルリン事務所が今日から業務を始めた。

・韓国外為銀行が昨日から中国の北京で営業を始めた。

・韓国がリビアに建設していた大規模な水路が完成して今月29日首都トリポリで通水式が行われることになりこの通水式に大統領特使として出席するチョウギョンソク建設交通長官が今日ソウルを発ってリビアに向かった。

8月28日(水)

・金泳三大統領は釜山日報とのインタビューで解決すべき課題が山積しているときに次期大統領について論議するのは望ましくないと述べた。

・孔魯明外務長官は4カ国会談を通じた新しい平和体制が南北間の平和と信頼関係を築く唯一の方法だと述べた。

・政府は国の秩序を取り戻すため韓総連(韓国大学総学生会連合)が組織を解散させるまで指導者の追跡を続けると共に、労働者の間に見られるようになった左翼革命勢力を徹底的になくすことを決めた。

・韓昇洙副総理兼財政経済院長官は今日開かれた国会財政委員会で今度は政策の一貫性を維持しながら経済の安定と経常収支の改善に重点を置き経済を運用していくことを明らかにした。

・ベトナムを訪問しているキムスアン国会議長は今日ベトナム共産党のドイモオイ書記長、レイドクアン国家主席をそれぞれ表敬訪問し韓国とベトナムの間の協力について協議した。

・下院議員に随行して平壌を訪問した米国のリチャードソン前国務省韓国課長は今日外務部のユウメイハン米国局長に北韓の訪問結果を明らかにした。

・政府は今年の6月北韓に提供することに決めた100万ドル相当の粉ミルク200トンを30日金曜日に北韓に送ることを決めた。

8月29日(木)

・金泳三大統領は今日全国の部長検事36人を青瓦台に招いて国民が安心して暮らせるように正しく厳しい法律の執行に力を入れて欲しいと指示した。金泳三大統領は韓国総学生会連合(韓総連)は北韓を支持して今の韓国の体制を転覆しようとする勢力でありその行為は我々が築き上げた民主主義の体制を破壊するものだ、検察はこのような暴力勢力を根絶して自由民主主義の体制を守って欲しいと述べた。

・金泳三大統領は今日韓国を訪問しているアイスランドのアシグリムソン外相の表敬訪問を受け両国間の協力促進について話し合いました。

・韓国のカンウオンジュ情報通信局長と日本の日野郵政大臣は昨日日本の郵政省で第1回長官会談を開き情報通信の共同研究と2002年ワールドカップサッカー大会の情報通新分野での協力など5項目に合意した。

・韓国と中国は日本のハイビジョンに当たる高品質テレビを共同で開発するため来年6月までに規格をまとめる一方この事業を担当する会社として韓国電子部品総合研究所と中国フェイフォン電子株式会社を選んだ。

・外国の会社が韓国の社会間接資本の建設に参入する動きを見せている。

・海外旅行者が課税対象の物を申告せずに韓国に持ち込んで摘発された場合来年1月から10%の加算税を支払うことになります。

・韓国の製造業に従事している労働者の1時間当たりの賃金がアジアでは日本に次いで高いことがわかった。

・政府は韓国で開かれる国際競技大会を環境に優しいものにするため指針をまとめ来月中に環境部と文化体育部などの協議を経て決める方針です。

8月30日(金)

・韓国企業の社員が初めて北韓に常駐するようになった。

・北韓は韓国と米国が共同で提案した南北間と米国、中国の4カ国会談を受け入れることが出来ないとして、中国を除いた3カ国会談を新たに提案したとNHKが今日報じた。

・金泳三大統領は来月の中南米5カ国訪問を前に今日与党新韓国党の李洪九代表委員を呼び来年度予算の編成と当面の経済対策について意見を交わした。

・与党新韓国党は今日国会議員会館で韓国と中南米の協力セミナーを開きこの席で李洪九代表は韓国と中南米諸国の緊密な交流は韓国の国際的な地位を高め韓半島の平和統一を指示する外交的な重要性を持っていると述べた。

・アフリカのガボン共和国のボンゴ大統領が3日間の予定で今日韓国を非公式に訪問した。

・韓国最大の広場ヨイド広場が緑の公園に生まれ変わることになった。

・韓国のOECDの加盟を協議するためOECDの法律局長が来月2日から3日間韓国を訪問します。

・財政経済院は来年1月から政府調達市場が開放されることにより政府が発注する55億ウオン以上の工事を全て国際入札にかけることなどを骨組みにした国家契約法令と特別規則の改正を立法予告した。

8月31日(土)

・金泳三大統領は韓国を訪問中のアフリカガボンのボンゴ大統領と会談し両国のさらなる友好と国際舞台の協力について意見を交わした。

・韓国の大手企業現代グループは金泳三大統領の中南米訪問を契機にブラジル、チリ、ペルーの3カ国に合わせて33億8000万ドルを投資する計画です。

・北韓は昨日板門店の赤十字連絡事務所の直通電話で大韓赤十字社の総裁宛に通知文を送り韓国戦争で韓国側の捕虜となり33年間の服役して89年に出所した長期囚のキムイソンさん70歳を北韓に送り返すよう求めてきた。

・北韓が中国を除いて韓国、北韓、米国による3カ国会談を提案したことについて米国国務省は韓半島の緊張を緩和するには4カ国会談を行うべきだという考えに変わりはないことを明らかにした。

・保健福祉部は今の年金制度を改めて公務員の年金と国民年金を連携することになった。

・韓国のカンボンギョン情報通信長官と中国のゴキレン郵便通信相は昨日北京で第5回通信長官会談を行い中国から米国まで直通で結ぶ光ケーブルを設置することに両国が積極的に協力することで合意した。

・KIA自動車は来年4月からインドネシアで国民車の生産を行うことにしていますが、それに伴ってインドネシアの技術者50人を韓国に招いて研修を行っています。

・韓国とニュージーランドは今後両国の青少年が相手国を訪問し観光と就業もできるよう就業観光ビザ制度を導入することになった。

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