1996年

5月31日(金)

・韓国は今年から5月31日を海の日と定めた。

・北京の韓国大使館を通じて韓国に亡命を申請していた北韓の科学者と放送作家の2人が今日午後1時過ぎ香港からの飛行機で金浦空港に到着した。

・昨日開かれた政府の統一安保政策調整会議で最近のミグ機亡命事件や北韓の科学者らの相次ぐ亡命が今後の南北間に及ぼす影響を検討した結果、これらによって4カ国会談に対する北韓の反応が多少遅れることはあっても忍耐強く待つという方針を確認した。

・FIAの理事会が韓国時間の今日午後4時からスイスのチューリッヒで始まった。 ・今年に入って輸出の伸びが鈍っているがそれでも韓国の輸出増加率はアジアの競争国の中ではもっとも高いということが財政経済院の調査でわかった。

・4年後の2000年に韓国で開かれる第3回ASEMの開催地はソウルになるものとみられている。

・金泳三大統領は米国のハーバード大学の学生会がソウルで開いたアジアと国際関係会議に出席した15カ国300人余りの学生を昨日青瓦台に招き励ました。

・ABU(アジア放送連盟)の第7回技術委員会運営会議が今日から3日間の日程でソウルで始まった。

5月30日(木)

・北韓の科学者と放送作家の合わせて2人が北京駐在の韓国大使館を通じて韓国に亡命を申請してきた。

・2002年ワールドカップサッカーの開催地決定を直前にしてスイスのチューリッヒを訪れている韓国の誘致団は今日最後の戦略会議を開き詰めの誘致活動に入った。

・アトランタオリンピックまであと50日となったことから金泳三大統領は今日ソウル北部にある泰陵選手村を訪問しオリンピック代表選手らと朝の運動を一緒にした。

・韓国の国家競争力は世界で第20位という調査結果をジュネーブに本部を置く世界経済フォーラムがまとめた。

・スウェーデン駐在北韓大使館のキムフンミン大使は米国に対して4カ国会談の性格をもっと詳しく説明するよう求めた。

・韓国駐在レイニー米国大使は昨日北韓の食糧難がこれから数カ月以内にもっと深刻になる可能性はあるが現地で暴動が起きたという証拠はないとワシントンで語った。

・韓国政府は食糧難で喘いでいる北韓に粉ミルクを支援することに積極的に進めている。

・韓国で初めて開かれる大韓民国花博覧会が明日から来月9日までソウル江南の韓国総合展示場で開かれる。

5月29日(水)

・北韓を訪問した後今朝ソウル入りした米国のリチャードソン下院議員は金浦空港で記者会見し北韓は現在、体制維持のための第1の政策を食糧難の解消に置いており、このため他の課題にはほとんど手が着けられない状況だと述べた。

・2002年ワールドカップサッカー大会の誘致委員会の名誉委員長をしている李洪九元国務総理は大詰めをむかえた誘致活動を繰り広げるため今日スイスに向かい出発前の会見で韓国誘致については楽観も悲観もできない最後まで最善を尽くすと語った。

・米国に一時帰国している韓国駐在レイニー米国大使は昨日ワシントンナショナルプレスクラブの会見で韓半島の平和定着のためには南北間のコミュニケーションが必要だ、双方の要求を満たすことが暫定的な協定を結ぶことも考えられると述べた。

・南北統一の備えて韓半島の非武装地帯を民族公園に仕上げる計画が進められている。

・低軌道衛星通信プロジェクト21の衛星地球局が韓国に作られることになった。

・アジアの研究用原子炉を巡る5回目のシンポジウムが今日、韓国中部の大田にあるテド研究団地で始まった。

・三星物産はタイでオフィスと住宅の複合ビル、カラタワーの建設工事を6000万ドルで受注したと今日発表。

5月28日(火)

・国際サッカー連盟副会長兼大韓サッカー協会の鄭夢準会長は韓日間のワールドカップ誘致は票の対決で決まる可能性が高いと述べた

・北韓は各種軍用機を前方に配置し、戦争開始後24時間以内にソウルを占領する計画で訓練していることがわかった。

・国際サッカー連盟が2002年ワールドカップの共同開催を受け入れても日本は韓国との共同開催に応じてはならないという意見が日本のワールドカップ誘致委員会の中で高まっていると産経新聞が報じた。

・米国と北韓は現在分野別に進められている両国間の協議を来月から包括的な協議に変えることになったと読売新聞が米朝関係の消息筋の話として今日報じた。

・韓国と米国は相互航空安全協定の締結を進めることになり、韓国の代表団が明後日ワシントンで開かれる実務会議に出席することになった。

・アジア太平洋地域の宇宙技術と利用、協力について3回目の大会が今日からソウルで始まった。

5月27日(月)

・政府は4カ国会談が韓半島の平和のための唯一の現実的な方法であることを繰り返し北韓に認識させていくことになった。

・政府は2002年ワールドカップを韓国が単独で開催できるよう最後まで最善を尽くすもののFIAの決定に従うとの方針を再確認した。

・金泳三大統領は米国の戦没将兵の追悼日をむかえて韓国駐留米国軍兵士にメッセージを送り米国の戦没将兵の冥福を祈った。

・羅は今日開いた財務部の幹部会議で韓国の経済成長は目標達成がほぼ可能な状況だとして今後すべての経済政策を国際収支の改善に焦点を合わせて進めるよう指示した。 ・このところ北韓での委託加工が急増している。

・韓国の李養鍋国防長官とカナダのコレネット国防相は今日ソウルで会談し、両国の軍事協力やアジア太平洋の安全保障について話し合った。

・国連は北韓の深刻な食糧難を援助するため来月末頃ジュネーブで韓国、日本、米国などおよそ20カ国の代表が参加する国際会議を開くものと国連駐在の韓国代表部関係者が今日明らかにした。

・通信や遠隔探査など色々な目的に使える小型多用途衛星を韓国や中国などアジア4カ国が共同で開発することになった。

・サハリンから永住帰国する同胞のためのサハリン村が98年までにソウル近郊の首都圏に作られる。

5月25日(土)

・政府は北韓との偶発的な事件を処理するため韓国と北韓の間の対話のチャンネルが必要とみて、南北関係の改善策を検討している。

・政府は北韓が李チョルス大尉が乗って帰順してきたミグ19戦闘機の機体の返還を要求してくればこれを受け入れる方針。

・金泳三大統領は今日李養鍋国防長官とキムドンジン合同参謀本部議長等と昼食を共にしながら最近の北韓情勢と相次ぐ挑発行為に備える韓国軍の体制を点検した。

・政府は民間が行う国家的な研究開発を助成するために科学技術特別法を制定することになった。

・2002年ワールドカップサッカー大会を誘致するために韓国が招いたイタリアの名門チームACミランと韓国代表チームとの試合が昨日ソウルのオリンピックスタジアムで行われ韓国チームが3対2でACミランを破った。

・政府と与党新韓国党は週明けの27日ワールドカップサッカー大会誘致について政策協議を行い誘致活動の最終点検を行うことになった。

・米国連邦議会のキムチャンジン下院議員は韓国人に対して試験的に1年間VISA(査証)なしで米国への入国ができることを許可する法案を2週間以内に下院法律司法委員会に提出することを明らかにした。

・マレーシアで開かれた中国、タイ、ベトナムなど東南アジア11カ国会議でメコン川流域の開発を促進させるため基金を作ることが提案された。

・ロサンゼルスにある韓国系コンサルタント会社のAGBコンサルティング&アソシエイトはアトランタオリンピック期間中のワールド文化博覧会をアトランタ市と共同で開くことになった。

5月24日(金)

・昨日韓国に帰順して来た北韓の空軍大尉は今月9日にも帰順を試みていたことが明らかになった。

・FIAは2002年ワールドカップサッカー大会を韓国と日本が共同で開催できるよう規定の見直しを図る可能性が出てきた。

・今日はお釈迦様の誕生日で国民の祝日。曹渓寺などで法要が営まれた。

・昨日午前北韓の空軍大尉がミグ19戦闘機を操縦して韓国に帰順してきた事件で米国はこの事件が4カ国会談の開催に特に影響を及ぼすことはないという見解を示した。

・21世紀の世界の拠点空港を目指して建設している仁川国際空港の旅客ターミナルビルの起工式が金泳三大統領が出席して昨日行われた。

・米国はKEDOに2200万ドルの資金提供を韓国時間の今日承認した。

・韓国とEUは早ければ来年から通信機器や通信網市場をお互いに開放することで合意。

・APECの域内貿易投資の自由化が来年1月から計画通り進められ加盟国間で5%の関税の引き下げが行われれば韓国は3億7800万ドルの貿易利益が得られるという見通しが出された。

5月23日(木)

・今日午前北韓の空軍大尉がミグ19戦闘機を操縦して韓国に帰順してきた。

・OECDは今日韓国とポーランド、スロバキアの3カ国を新しい加盟国として受け入れたいという意思を公式に発表した。

・米国と北韓は昨日NYで実務者接触を行い韓半島、4カ国会談について協議したと米国国務省のバーンズ報道官が今日述べた。

・NYで交渉を進めているKEDOと北韓は昨日軽水炉建設に必要な技術者等に外交上の特権を与えることを内容とする領事保護と特権についての協議を終え議定書に仮署名した。

・教育部傘下の教育開発院は昨日公聴会を開き西暦2000年以降には国立大学の公立化や民営化を進め教育担当の副総理を新設するなど21世紀新経済長期構想の教育部門の政策を発表した。

・政府は日本や米国等が人道的な立場から来月中にも北韓にコメの支援を行うと表明していることについて反対の立場を表明する方針。

・日本のワールドカップ誘致委員会の川渕事務総長が韓国と日本の共同開催があり得ると示唆した。

・韓国大手の東亜建設は韓国企業としては初めて米国NYのマンハッタンで再開発事業を行うことになった。

5月22日(水)

・北韓は来月10日頃韓米両国首脳が提案した4カ国会談を受け入れると日本の社会民主党の幹部が昨夜語った。

・今月17日韓半島中部の非武装地帯で北韓軍兵士が軍事境界線を超えて南の韓国側に侵入した事件で国連軍司令部は昨日休戦協定違反に対する抗議文を北韓側に伝えた。

・ルーマニアを訪問中の李寿成国務総理は韓国時間で昨日イリエスク大統領を表敬訪問し昼食を共にしながら両国の経済協力促進について意見を交わした。

・北韓駐在の次のロシア大使に内定しているロシアのデニスク外務省アジア第1副局長は今日ソウルで開かれた韓半島統一セミナーで韓半島統一は南北間の交渉で実現させるべきだというのがロシアの基本的な考え方として4カ国会談にロシアを含めないというのは納得できないと語った。

・大韓貿易振興公社と海外韓国人貿易協会は世界の30カ国余りで貿易をしている韓国人同胞の会社60社と韓国国内の企業50社とを連結し情報を交換し共同で事業を推進するKOREANネットワークを結成することで合意し、昨日ソウルの貿易センターで推進大会を行った。

・旧ソ連のカザフスタンに投資している韓国企業は早ければ来年1月から現地でカザフスタン国民と同じ待遇を受け利子や配当使用料などの所得について通常の25%よりはるかに低い10%の税率を適用されることになった。

・大統領主催の観光振興対策会議が今年末に初めて開かれる。

・イタリアのサッカークラブチームACミランが韓国入りした。

・2002年ワールドカップサッカー大会を韓国で開くことは韓半島の緊張緩和にプラスになるという点で日本開催よりも意味があるとロシアの日刊紙イズベシチャが昨日報じた。

5月21日(火)

・金泳三大統領は今日大企業が優越的な地位を利用して活動することをさらに規制し、大企業と中小企業が共存共栄出来るようにすべきだと述べた。

・ルーマニアのバカロイユ首相は韓国の大宇グループがルーマニア最大の造船所のマンガリア造船所を引き受けると述べた。

・ルーマニアを訪問している李寿成国務総理は韓国時間で今日午後ルーマニアのバカロイユ首相と会談し韓国企業のルーマニアへの投資の拡大や韓半島情勢について話し合った。

・北韓外交部のカンソクチュ副部長が昨日平壌を訪問している日本の記者に4カ国会談を受け入れる可能性をほのめかしたことについて日本政府はこれを米国側の情報を導き出すためのものだと分析している。

・韓国駐留国連軍司令部は昨日米国政府に変わって米国軍兵士の遺骨の発掘経費200万ドルを北韓側に渡した。

・北韓駐在の次のロシア大使に内定しているロシア外務省のデニスフアジア第1副局長は今日韓国のチョンテイ外務部第1次官補と会って韓半島の平和のための4カ国会談など韓半島問題について意見を交わした。

・日本の野党新進党は来月1日から5日間中野カンセイ前政策審議会長等10人の代表団を韓国に派遣することになった。

・OECDのペイユ事務総長は今日韓国のOECD加盟に前向きな反応を示した。

5月20日(月)

・NYで進められていたKEDOと北韓との間の軽水炉建設に伴う技術者の保護についての交渉がまとまり明日議定書に仮署名が行われる。

・北韓の食糧難は今年9月が最も深刻になり来年まで続くものと見られている。

・今日は「発明の日」金泳三大統領は大宇電子のヤンジェウ社長ら優秀な発明家と科学者160人を青瓦台に招き昼食を共にして激励した。

・台湾の李統輝総統は先の総統直接選挙を受けて今日正式に就任したがこれを契機にこれまで足踏み状態だった韓国と台湾間の航空会談が今年の秋頃妥結するものと期待されている。

・孔魯明外務長官は今日午後韓国を訪問しているフィリピンのシアゾン外相と会談し韓半島情勢と韓国とASEANの強力促進等について協議した。

・日本の社会民主党が今月16日北韓の労働党代表団を日本に招くことを決めたのを受けて日本の連立与党は北韓が4カ国会談を受け入れることを条件に北韓の代表団を受け入れることを決めたと読売新聞が報じた。

・韓国や中国などアジアの国が国連海洋法条約を批准し海洋資源の新しい管轄権を決めることになったため特に韓国、日本、中国の3カ国の間で海洋資源をめぐる紛争が次第に深刻になっているとニューヨークタイムズが報じた。

・北韓との間の非武装地帯では狩猟をしないため野鳥や動物が繁殖しているがこうした非武装地帯での生態系を観察できる自然生態記念館と自然生態教育公園が江原道のチョンロ平野に作られることになった。

5月18日(土)

・昨日正午頃北韓軍兵士7人が韓半島中部のヨンチョンで非武装地帯の軍事境界線を超えて南の韓国側へ一時進入して韓国軍の威嚇射撃で北韓側へ引き返す事件があった。

・米国国務省のバーンズ報道官は今日、今度の事件が誰の指示によってまたどんな理由によって起こったものかはっきりしたことは分かっていないが、幸い負傷者が無かったことから単なる休戦協定の違反行為とみられると述べた。

・政府は排他的経済水域法案が近く開幕する国会で成立し次第中国と日本を相手に排他的経済水域の境界線を明確にするための交渉を行うことになった。

・来月から海外に移住する家族は資金の出所さえはっきりしていれば事実上制限なしで資金を持ち出せるようになる。

・李養鍋国防長官は昨日バンコクでユンチャイット国防相と会談し韓国とタイの軍事協力を強化するために毎年国防政策実務者会議を開くことで合意。

・韓国のOECDへの加盟が今年7月までに決まるものと見られている。

・2000年代の韓国の産業発展のビジョンと戦略が昨日開かれた産業政策審議会で決められ国内総生産の実質成長率は2000年までは年平均7.3%、2001年から2005年まで年平均6.5%になるという見通しが立てられた。

・2002年のワールドカップサッカー大会の韓国への誘致がより有力になった。

5月17日(金)

・金泳三大統領は今日北韓に提案している4カ国会談が成功すれば北韓は大きな利益が得られると強調。

・李寿成国務総理はハンガリーのホルン首相と会談し経済や財政強力について話し合った。

・金泳三大統領は今日韓国を訪問中のラオスのレンサワ外相の表敬訪問を受けメコン川流域開発への韓国の参加について協力を求めた。

・北韓が4カ国会談に応じて来れば即時食糧支援が受けられるとロサンゼルスタイムスが報じた。

・北韓対外経済委員会の李ソンノ委員長は昨日平壌で日本から来た記者と会いコメの追加支援ついて去年と同じように条件のない支援なら受け入れる用意があると述べた。

・韓国のサモン航空が韓国企業としては初めて超軽量飛行機を輸出する。

・韓国は去年ドイツに5万台余の車を輸出しドイツへの車輸出国の内5番目となった。

・ISDN総合デジタル通信網の普及を図るための第17回アジアISDN協議会が今日済州島で開かれた。

・韓国と北韓のプロテスタントの指導者は来月始め東京で会うことになった。

5月16日(木)

・韓国政府は中国が昨日200海里を宣言し発表した領海の基準ラインの77カ所の基点のうち3カ所が国際海洋法条約に違反していることを発見し近く中国に対して公式に異議を提起する方針。

・韓国の海洋警察庁は今月13日日本の対馬の北東11マイルの海上で韓国の漁船900キョンエ号116トンが日本の巡視船から4、5発の銃撃を受けたと連絡してきたと発表。

・金泳三大統領は今日与党新韓国党の新しい代表委員になった李ホング氏から党報告を受けた席で新韓国党は国民生活を重視して国民に信頼されなければならない、総選挙の公約通り物価政策など国民の側に立った政策を立てるよう指示。

・米国国務省のロード次官補はこのほど済州島で開かれた韓国、日本、米国の3カ国協議で合意した4カ国会談についての韓国と米国の北韓に対する共同説明会の提案は4カ国会談の準備の一つであるため北韓に対する経済制裁の緩和などどのような議題でも話し合えると述べた。

・韓国は2002年ワールドカップサッカー大会を単独で開催するという考えに変わりはなく一国単独開催という基本原則を守ることを今日大韓サッカー協会が国際サッカー連盟に正式に伝えた。

・韓国の財閥大宇は北韓と合弁で設立する民族産業総会社に勤務することになる職員等10人を今月末北韓に派遣する予定。

・韓国製の自動車がヨーロッパ市場で急速にシェアを伸ばしている。

・インドネシアのタンキ商工相は税金軽減制度が適用される国産軽自動車の生産を韓国の起亜自動車の現地合弁会社プトラ社1社だけに許可すると再度強調した。

5月15日(水)

・韓国は今日15回目を迎える「先生の日」。これを記念してソウルにある韓国教員団体総連合の大会堂では「先生の日記念式典」が行われ教育の発展に貢献し、生涯を教育に捧げた教師3600人が教育部長官から表彰された。

・韓国と米国は北韓が希望すれば韓米両国の代表が共同で北韓に4カ国会談の主旨などを説明する場を設け事実上の4カ国会談の予備接触を行うことで合意。

・韓国とカンボジアは今日カンボジアで外交関係を結ぶための了解覚書に署名した。

・米国代表のロード国務次官補は米朝による先のジュネーブ合意には南北対話が条件として明記されている。当然4カ国会談もその延長戦上にあるので北韓がジュネーブ合意を満足に履行していると判断が出されれば北韓に対する米国の経済制裁を緩和することもあり得るだろうとして今のところは特に計画はないと語った。

・米国政府は北韓を4カ国会談のテーブルに引き出すために追加の食糧支援を検討できることを示唆。

・権五埼副総理兼統一院長官は先の済州島会談で韓米両国首脳が提案した4カ国会談は実現の可能性と法的な妥当性を考慮した最も現実的で合理的な方法だとして北韓がこれを受け入れるよう重ねて求めた。

・韓国の大手電機メーカーが北韓への進出に意欲的。

・東洋グループは北韓の対外経済委員会と合弁で羅津、先峰にセメント流通基地を年内に着工することになった。

・韓国は東南アジア最大の市場であるインドネシアで日本と激しい競争を繰り広げているとインドネシアの週刊誌カトラが昨日報じた。

5月14日(火)

・済州島で行われていた韓国、日本、米国3カ国の次官補級協議は現段階では北韓に対してコメの支援をしないことで意見が一致し2日間の協議を終えた。

・ポーランドを訪問している李寿成国務総理は今日チモセビッチ首相と会談したあと記者会見し今年9月ワルシャワで開かれるポーランドとアジア、東南アジア諸国連合の経済フォーラムに韓国も参加することにしたと発表。

・金泳三大統領は今日開かれた世界化推進会議で規制の緩和がなければ経済の生産性は高まらず不合理な制度と手続きに足止めされて韓国社会の発展が遅れれば韓国は21世紀に世界の中心国になれないと強調。

・米国は北韓に対する経済制裁を追加して緩和することを積極的に検討している。

・国連は北韓の食糧危機が予想より早く悪化していると警告。

・2002年のワールドカップ開催地を決める投票の日が近づいている中で日本の連立与党内で韓日共同開催を模索する意見が相次いでいる。

・世界的に鉄鋼景気が下降局面に入り世界の主要鉄鋼生産国が生産量を減らしている中で韓国だけが生産量を急増させ世界最高の生産増加率を記録している。

・韓国と中米のエルサルバドルは90日間VISA(査証)なしで相手国に滞在できるVISA免除協定を結び韓国政府は今日の閣議でこれを認めた。

・太平洋沿岸諸国の経済協議会の第29回総会が今月20日から3日間ワシントンで開かれる。

5月13日(月)

・韓米両国首脳が先の済州島会談で提案した南北間に米国と中国を交えた4カ国会談の実現を図るための韓日米3カ国の次官補クラスの会議が今日から済州島で始まり、日本は4カ国会談に前向きな姿勢を示さない限り日朝国交正常化交渉を急がないことになった。

・韓国の李養鍋国防長官と日本の臼井防衛庁長官が今日東京で会談し最近の北韓情勢について意見を交わした。

・来月27日フランスのリヨンで開かれるG7で各国の首脳等が韓半島の平和のための4カ国会談の開催を促すものと予想されると日本の政府筋が昨日明らかにした。

・孔魯明外務長官は今日韓米賢人会議がソウルで開いた昼食会に出席し、4カ国会談の実現と韓半島の平和定着のためには南北対話の進展がかかせないと述べた。

・韓日議員連盟の金潤煥会長は今日日本の橋本首相を訪問し韓日両国の新たな漁業協定の締結や最近韓米両国首脳が締結した4カ国会談について意見を交わした。

・KEDOと北韓は軽水炉建設に伴う6週目の協議を今日からNYで始めた。

・世界における韓国の海運産業の占める割合が大きく向上した。

・韓国のLG電子がインドのほっとホールディングCTP社と合弁でインドにカラーブラウン管の工場を建設することになった。

5月11日(土)

・韓国はOECDの加盟への大きな関門になっている環境委員会の審査を無事通過した。

・韓国と日本は8日から2日間東京で行われた韓日漁業実務者協議で国連海洋法条約に基づいた新しい漁業秩序を模索していくことで合意。

・金泳三大統領は今日午前アジアソサエティの総会に出席するため韓国を訪問したニュージーランドのボルジャー首相と会談し意見を交わした。

・孔魯明外務長官は今日ソウルで開かれたアジアソサエティの総会で演説し北韓は墜落した故障した飛行機に例えられるどのような緊急な状況にも備えなければならないと語った。

・第17回アジアソサエティソウル総会は3日間の会議を終え今日閉幕した。

・東南アジア諸国連合の地域フォーラムが昨日インドネシアの古都ヨクジャカルタで開かれ韓半島問題などを論議して閉幕。

・トルコを訪問している李寿成国務総理は現地時間で昨日トルコの対外経済委員会が主催した昼食会で演説し韓国はトルコとの協力関係がより確かなものになるよう最善の支援を惜しまないと述べた。

・国際サッカー連盟副会長兼大韓サッカー連盟会長の趙氏は2002年ワールドカップサッカー大会の韓国への誘致を確信すると発表した。

・政府は週明けの13日から2日間済州島で開かれる韓国、日本、米国の北韓に対する戦略協議で北韓が4カ国会談に公式に反応を見せる前には経済制裁の緩和などの方策は必要ないという韓国政府の考えを米国と日本に伝える予定。

5月10日(金)

・金泳三大統領はアジアソサエティのソウル国際会議でアジアが希望に満ちた21世紀をむかえるには貿易投資の自由化の努力と可能性を最大に発揮できるよう協力を強化しなければならないと強調した。

・トルコを訪問中の李寿成国務総理はイルマウズ首相と会談し韓国が北韓に対して4カ国を提案していることについての背景と内容を説明しトルコ政府の理解と支持を求めた。

・政府は昨日統一安保政策調整会議を開き4カ国会談についての北韓の反応と今後の対策を話し合った。

・最近北韓を訪問したロシアのイグナチェンコ副首相は北韓との関係改善は韓国との関係を犠牲にしない前提のもと行われることになったと日本経済新聞社が報じた。

・韓国戦争の際行方不明になった米国軍兵士と遺骨の返還をめぐる米国と北韓のNYでの交渉で争点となっていた補償金と共同調査について双方が合意し交渉は妥結した。

・カンボジアは韓国との間に外交関係を開くことに決めた。 ・北京で開かれている国際経済シンポジウムで北韓のキムジョンウ対外経済協力推進委員長は羅津、先峰地区に韓国の企業の積極的な参加を望んでいると述べた。

・LG電子はタイで北韓の技術者を対象にテレビの生産技術の研修をしていたことが分かった。

・トルコで開かれた第9回ゴールデンイエロー国際アーチェリー大会の女子個人戦で韓国は金、銀、銅の全部のメダルを独占した。

5月9日(木)

・金泳三大統領は企業は開かれた経営を通じて勤労者が自発的に協力する体制を作り国民経済の発展に寄与する労働運動にしなければならないと述べた。

・ロシア外務省のスポークスマンは韓半島の緊張緩和に関して意見差はあるものの孔魯明外務長官のモスクワ訪問がとても前向きだったと評価。

・ヨーロッパ4カ国の歴訪を始めた李寿成国務総理は昨日最初の訪問国トルコに着き明日午後首相と会談する。

・韓国は防御用の地対空ミサイルを開発したと英国の軍事専門誌ジェミンズディフェンスウィークが報じた。

・金日成が死亡した後北韓から韓国に亡命した北韓軍の将校や外交官等は北韓のミサイルの標的が日本駐留の米国軍の基地だと毎日新聞が報じた。

・米国のフォード元大統領は北韓経済の衰退が北韓政権崩壊の導火線になると述べた。

・ラオスの副大統領はラオスの水力発電所建設と鉱山開発に韓国が積極的に参加するよう求めた。

・韓国と米国の証券管理委員会は証券についての情報を互いに交換し合うことになった。

・韓国とカナダの経済協力を進めるための韓国カナダ特別パートナー関係実務者会議が明日カナダのオタワで開かれる。

・FIFAのアベランジェ会長に対して不信任投票が行われる見通しがヨーロッパのマスコミによって報道されている。

5月8日(水)

・今日は24回目の「父母の日」全国では「父母の日」を祝う記念式典が開かれ親孝行した人たちが表彰された。

・金泳三大統領は今日与党新韓国党の党役員人事を行った。

・北韓のアジア太平洋平和委員会の李チョヒョ副委員長が米国に対して3千トンのコメの支援を要請していたことが明らかになった。

・米国は南北対話の再開に向けたいわゆる4カ国会談について北韓側にさらに詳しく説明する予定。

・ロシアは韓米両国の首脳が提案した4カ国会談についてまだはっきりとした支持表明をしていない。ロシアのプリマコフ外相は昨日モスクワで行われた韓国とロシアの外相会談でロシアは韓半島の平和の安定に協力する用意はあるが4カ国会談はロシアや日本など韓半島周辺の国が皆参加できなければならないと強調。

・米国と北韓は韓国戦争で行方不明になった米国軍兵士の遺骨を本国に送り返すため双方が共同で遺骨の発掘作業に乗り出すことことにし共同発掘調査団を作ることで合意。

・IAEAの関係者は北韓のヨンビョンにある原子力施設で今月1日から使用済み核燃料棒の封印作業を行っているがこの燃料棒からサンプルを採取することを北韓が妨害したとして強い不満を表明。

・今週末に発表される予定の米国軍の地雷使用禁止方針で韓国は唯一の例外国になる見通しとニューヨークタイムズ紙が報じる。

・韓国はウクライナ共和国の外交官の研修を支援するため20万ドルを寄贈することになった。

・韓国に住む外国人の株に対する投資限度が拡大されたことで先月はこれまで最大規模の投資が行われた。

5月7日(火)

・与党新韓国党は今日新しい党の代表委員に李ホング元国務総理を選んだ。

・北韓に対する政策を論議するための韓、米、日の次官補クラスの協議が今月13日から3日間済州島で開かれる。

・李寿成国務総理はトルコ、ポーランド、ハンガリー、ルーマニアの4カ国を公式訪問するため明日韓国を出発する。

・韓国戦争の時に行方不明になった米国軍兵士の遺骨の返還を話し合っている米国と北韓は今日2日目の協議をしたが双方の関係者は交渉の内容については一切明らかにしなかった。

・ニュージーランドのボルジャー首相がアジアソサエティのソウル総会に出席するため10日から2日間韓国を訪問する。

・政府は2000年に韓国で開くASEMの第3回大会開催のための新しい国際会議場を99年までに完成させることになった。

・北アフリカのリビアで大規模な運河を建設している韓国の東亜建設は昨日中国政府から総額125億ドルにのぼる大規模な運河建設への参加を求められた。

・アジアと西太平洋の建設協会の集合体であるアジア太平洋建設協会連合会の総会が今年9月15日から5日間ソウルで開かれる。

5月6日(月)

・北韓は韓米両国の首脳が先の済州島会談で提案した4カ国会談を受諾するものの会談は米国と北韓、韓国と北韓の2つの単独会談に分ける案を検討している。

・アトランタオリンピックのサッカー対戦抽選会が今朝アトランタで行われ韓国にとって比較的有利な組み合わせになったとサッカー関係者は見ている。

・政府は今日青瓦台で新経済中期構想報告会をお開き2000年代の韓国経済の発展戦略について協議した。韓国開発研究院は21世紀には経済の世界化と韓半島南北の経済統合が大きく進展されることが予想されるとして規制緩和など15の課題について具体的な戦略を立てることにしている。

・韓米両国間の無線通信の開放をめぐる通信協議が今日と明日ソウルで開かれている。

・アジアの政治と経済の関係者が集まって国と企業の世界化発展戦略を協議するアジアソサエティのソウル国際会議が今週9日から3日間ソウルで開かれる。

・韓国製自動車の国内販売と輸出が4月から6月までの第2四半期にも好調を見せるとみられている。

・FIFAのブラッタ事務総長は2002年ワールドカップサッカー大会の韓日共同開催についてその可能性を否定した。

・韓国の登山家が先週ヒマラヤのアンナプルナとダグラギリ峰を征服したとネパール観光省が昨日発表した。

5月4日(土)

・金泳三大統領はウズベキスタンのエルキンハリドフ国会議長の表敬訪問を受け両国関係の促進について意見を交わした。

・韓国戦争の時行方不明となった米国軍兵士の遺骨返還問題を話し合うための2回目の米朝交渉が明日からNYで始まる。

・オーストリアを訪問中の孔魯明外務長官はシシェル外相と昨日会談し韓半島の平和定着と両国の強力について協議した。

・環境部は21世紀を控え環境外交を強化するため貿易と環境の分野で韓国と関係が密接な米国、日本など6カ国に環境駐在官を派遣することになった。

・韓国とベトナムの間の科学技術協力を協議するためベトナムを訪問しているチョングンモ科学技術庁長官は昨日ベトナムの科学技術環境相と会談し両国は原子力協力協定の締結と情報通信、産業協力技術者の交流を進めていくことで合意。

・世界経済会議が今年11月香港でヨーロッパ東アジア経済首脳会議に北韓から対外経済委員会のイソンデ委員長が出席するということで香港で韓国と北韓の高官の間で経済協力について話し合われる見通し。

・建設機械の海外への輸出がこのところ大幅に増えている。

・FIFAヘレンスポークスマンは昨日チューリッヒでの記者会見で2002年ワールドカップサッカー大会の韓日共同開催について連盟の規定により仕事を一緒にするのが基本的な立場であると述べた。

・日本政府は極東で戦争が勃発した際米国軍が日本の空港と港湾を利用できるよう民間レベルの輸送と補給支援を検討する方針と産経新聞が報じた。

5月3日(金)

・金泳三大統領は安定の中の改革という国民の希望に応じるには治安を守り安らかで安定した社会の雰囲気を作ることが何よりも重要だと述べた。

・米国は北韓のヨンビョンの原子力発電所から抽出した燃料棒を調べて北韓の過去の核活動を究明する方針。

・米国国務省元次官のジャクリ氏は今日米国下院国際関係委員会の聴聞会で証言し米国政府が初期に北韓の核脅威に対して誤った政策を立てたため北韓がいわゆる極限の外交を駆使するようになったと述べた。

・韓国政府は国際サッカー連盟(FIFA)が2002年のワールドカップを日本と共同で開催することを提案してきた場合これを受け入れる方針。

・韓国の建設業者の海外での工事の受注が急増してる。

・韓国と中国は今日ソウルで第5回漁業実務者会議を開き漁業協定の締結を始め両国間の漁業について話し合った。

・最近韓国の大学の国際交流が活発になっている。

・最近米国の経済が雇用や生産、消費など経済の全部門で活気を取り戻しており今年11月の大統領選挙でのクリントン大統領の再選の可能性が高くなったと米国の政治専門家が展望している。

5月2日(木)

・政府は北韓が4カ国会談への公式な回答をしてくるまで北韓に対する経済協力などの緩和措置を当分控えることになった。

・北韓のヨンビョンにある原子力施設の燃料棒を国外に搬出するための容器への詰め替え作業が今日から始まった。

・金泳三大統領は今日21世紀の競争力は世界化、情報化時代にふさわしい労使関係を創ることであり先月24日に発表した新しい労使関係構想に基づいて労使関係改革委員会がまもなく発足し本格的な改革作業に着手すると述べた。

・米国国務省のハバード副次官補は昨日ワシントンで北韓労働党の李種革副部長と会談しクリントン大統領が韓国訪問の際提案した4カ国会談を北韓が受け入れるよう求めた。米国国務省のデービススポークスマンによると李種革副部長とハバード副次官補はワシントンの平和研究所で会い多くのことについて意見を交わしたがハバード副次官補は4カ国会談に北韓が積極的に応じてくれるよう求めた。

・韓国戦争で北韓の捕虜になった米国軍兵士と遺骨の返還交渉が明後日から7日までNYで再開されることになった。

・孔魯明外務長官は南アフリカ共和国に次いで今日から4日間オーストリアを公式訪問している。

・韓国は脳死を人の死と認めたうえその人の臓器を他人への移植を進めるため臓器移植法を年内に制定する方針。

・韓国の鉄道車輌メーカー現代製鋼が台湾に向けて鉄道車輌400両を輸出することになりこの程1回目の15両の船積みをした。

・ソウル市とベトナムの首都ハノイ市が姉妹都市となった。

5月1日(水)

・科学技術諮問委員会は韓国を21世紀に世界の7大情報先進国にするための5つの政策を金泳三大統領に報告した。

・権五埼副総理兼統一院長官は北韓を4カ国会談に引き出すために関係国と緊密に協力して多角的な努力をしていると述べた。

・韓国とロシアは今月5日から始まる孔魯明外務長官のロシア訪問の際韓半島問題を始め韓国とロシアの関係などを話し合うことになるとイタルタス通信が昨日報じた。

・孔魯明外務長官は韓国時間で昨日午後南アフリカ共和国で日本の池田外相と韓日外相会談を行い韓半島問題などを話し合った。

・政府は排他的200海里経済水域について立法することを今日予告した。

・フィリピンのマニラで開かれているアジア開発銀行の総会で羅雄培副総理兼財政経済院長官は今日アジア経済発展を促進するため各国の公共施設の拡充を急がなければならないと強調し、韓国はメコン川流域の開発計画を始めこの地域への投資に積極的に参加する用意があると述べた。

・米国は今日北韓をリビアやイラン等と並んでテロ国家のリストに残留させることにしたと発表。

・OECDは韓国のOECD加盟手続きの一つとして明日と明後日の2日間韓国の貿易政策に対する最終的な検討作業を行う。

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