1996年

4月30日(火)

・金泳三大統領は今日6大都市の市長と9つの道の知事合わせて15人を招いて当面の国政全般について説明し地方自治の発展に努力するよう求めた。

・EUは昨日韓半島の完全な平和協定を話し合う為の4カ国会談の提案を支持するという声明を出した。

・南アフリカ共和国のミドルランドで開かれた第9回国連開発理事会の総会に出席している孔魯明外務長官は韓国は経済開発に成功した経験を生かして今後先進国と開発途上国間の中間の立場で開発の経験を後発の開発途上国に伝える協力を進めていくと述べた。

・米国は明日ワシントンを訪問する北韓労働党の李種革副部長と接触し4カ国会談と米朝ミサイル会談、米国軍兵士の遺骨の返還、北韓のテロリズム放棄などについて幅広く話し合われるものと見られている。

・アジア開発銀行の第29回年次総会が今日マニラで始まりフィリピンのラモス大統領の宣言で3日間の公式日程に入った。

・李寿成国務総理は来月8日から23日にかけてトルコ、ポーランド、ハンガリー、ルーマニアの4カ国を公式訪問することになった。

・国連海洋法条約の批准に伴う韓日両国間の新しい漁業協定を結ぶための交渉が来月始めに行われるものと見られている。

・東京で開かれている世界大都市協会の総会でソウル市が理事に選ばれた。

4月29日(月)

・政府は北韓がアジア開発銀行への加盟を希望すれば積極的に支持する方針。

・日本に駐留している米国軍が日本政府に対して韓半島で武力衝突が起こった場合の支援策を900項目に渡って打診してきたと産経新聞が報じた。

・政府は6月に韓国側の排他的経済水域の法案が国会を通過次第国連海洋法条約に基づいて西海(黄海)での中国漁船の不法操業について取り締まり権を行使する方針。政府は来月3日と4日にソウルで開かれる第5回韓中漁業会談でこうした韓国側の方針を伝え両国の漁業協定締結を促すことにしている。

・オイファン広報省長官はタイのバンコクで開かれた今年のアジア地域広報官会議に出席し韓国を海外にセールスするため先月創った対外広報委員会を来年稼働させると共にインターネットのKOREAN WINDOWの内容を充実させ通信衛星によって海外に韓国の映像を送るKOREAN CHANNELの準備を急ぐと述べた。

・中国の江沢民国家主席は第2次世界大戦についての日本の誤った歴史認識は重大な問題だとして強く批判したと産経新聞が報じた。

・東京都は医師など専門職に限って今後外国人を課長クラス以上の管理職に任命する方針。

・保健福祉部は輸入食品を迅速に通関させることで通商摩擦を無くし有害情報の管理を体系化するため来年末までに輸入食品の情報を管理するコンピューターシステムを作ることになった。

・韓国の科学技術分野で発表された論文が81年以降毎年20%を上回る伸び率を示し国別の論文発表率で1位を占めた。

・ユネスコの世界職業技術教育会議が99年にソウルで開かれる。

・大邸市は2001年に夏のユニバーシアード大会を誘致することを決め競技場の確保など準備作業に着手した。

4月27日(土)

・4カ国会談に対する北韓の受諾の表明が延び延びになっている中で南北間は中国の北京などで極秘の協議を進めている。

・北韓は米国のCNN放送に対して今年9月から平壌支局を開設することを許可。

・孔魯明外務長官は韓米両首脳が会談した南北に米国、中国を加えた4カ国会談の開催に側面からの支援を求めるため今日からロシア、南アフリカ共和国、オーストリアを訪問する。

・金泳三大統領は北韓は結局4カ国会談の提案を受け入れる、韓国も北韓との平和協定締結のため努力すると述べたとドイツの新聞フランクフルトアルゲマイネが昨日報じた。

・米国は先の済州島での韓米首脳会談で両首脳が提案した4カ国会談に北韓が応じるものとみていると国務省のデビット副スポークスマンが述べた。

・政府はASEMで提案されたアジア横断鉄道建設の妥当性調査と政策担当者会議に積極的に参加する方針。

・米国と北韓は来月始め韓国戦争当時捕虜となった米国軍兵士と行方不明者についての交渉を再開することに合意したと米国の高官が昨日述べた。

・韓国に住んでいる外国人の株式投資が増えている。

・大韓赤十字社は北韓の赤十字社に対して食料油18万リットルを来月国際赤十字連盟を通じて送ることになった。

・ギリシャを出発したアトランタ五輪の聖火が今日ロサンゼルス入りし84日間の米国国内の聖火リレーに入った。

4月26日(金)

・北韓のモスクワ駐在大使館のソンソンピル大使は韓半島問題解決のための4カ国会議の提案を北韓が現在検討していると語った。

・韓米両国は4カ国会談が成立し、ある一定の段階に至ればロシアと日本も参加する6カ国会談に拡大する案を検討している。

・権五埼副総理兼統一院長官は今日ソウルで開かれたセミナーで4カ国会談は韓半島で敵対を清算し平和と統一の新しい時代を開くための長期的な狙いから出たものとして北韓の受入を求めた。

・米国国務省は一昨日ワシントンで行った北韓の対外経済委員会との非公開会談でテロの放棄など3つの条件(1.テロの完全放棄 2.韓国戦争で死亡した米国軍兵士の遺骨の返還 3.ミサイル交渉の継続)を受け入れれば経済制裁を全面解除を提案したと日本の産経新聞が今日報じた。

・米国は韓半島と中東などの紛争地域に新しいミサイル防御体制を構築すると米国のペリー国防長官が述べる。

・KEDOは明日から北韓の軽水炉建設予定地の「新浦」に5回目の調査団を派遣する。

・日本の民放のTBSは今日北韓が崩壊する時は大衆暴動よりは軍事反乱か金正日の暗殺によて崩壊する可能性が高いと日本の防衛庁が分析していると報道した。

・全国164の4年生大学の学長の協議機関である「韓国大学教育協議会」は南北統一を早め、統一に伴う混乱を最小限にしようと8月15日の光復節の前後に韓国と北韓の大学学長会議の開催を積極的に推進することを決めた。

・再来年の1998年フランスワールドカップサッカー大会の出場を決めるアジア地区予選の日程が決まった。

4月25日(木)

・金泳三大統領は今日カナダのクレチェン首相と電話会談を行いカナダが韓国が提案した4カ国会談を支持してくれたことに感謝の意を表明。

・米国を訪問している北韓外交部のパクソキュン副局長等代表団が米国国務省の韓半島問題担当実務者等と相次いで接触し、韓半島4カ国会談の協議の議題と形式について問い合わせてきた。

・統一院のキムジョンウスポークスマンは今日、4カ国会談をめぐって南北間で秘密の接触が行われているという日本のNHKの報道に対して現在そのような接触はないと否定した。

・孔魯明外務長官はロシアのプリマコフ外相の招きで来月5日から4日間ロシアを公式訪問すると外務部が今日発表。

・EUの行政府があるヨーロッパ委員会はEUがKEDOの正会員になると共に来年から年間毎年KEDOにおよそ1500万ドルを提供することを提案。

・中国とロシアは韓半島の平和のため韓国と米国が提案した4カ国会談を慎重に検討していると中国外務省のチンスポークスマンが述べた。

・外国企業の韓国証券取引所への上場要件が自己資本500億ウオン以上と決まった。

4月24日(水)

・金泳三大統領は今日21世紀に世界で一流の国家になることを目指した新労使関係構想を発表。

・米国は南北米中の4カ国会談の開催について先週北韓と秘密裏に接触したが北韓は会談開催に前向きな姿勢を示した。

・権五埼副総理兼統一院長官は今日韓国を訪問中の日本の連立与党代表団と会い最近の韓半島情勢や韓日関係について意見を交わした。

・米国と北韓の双方に連絡事務所を設置するための話し合いが進展を見せている。

・日本は早ければ7月中旬にも北韓との国交正常化交渉の話し合いを再開する方針。

・政府は昨日の閣議で公文書をコンピューターで決裁するシステムを導入する事務管理規定の改正令を議決した。

・韓国の農家の暮らしが徐々に向上している。8400世帯の調査によると去年一年間の一世体当たりの所得は2180万3000ウオンで5年前に比べ2倍増。

・樹木の胚芽から抽出した抗ガン剤テキソールが向こう3年以内に大量生産される見込みです。

4月23日(火)

・昨日韓国入りした自民党の山崎拓政調会長等日本の連立与党代表団は今日午後金泳三大統領を表敬訪問し、橋本首相の親書を伝えた。

・国会議員総選挙が終わって2週間近くなるが各党は新しい議員を迎えて役員の入れ替えなど党の新しい体制づくりを進めている。

・政府は南北間が当事者となって平和体制を作っていくために今韓国駐留米国軍が持っている戦争の際の作戦統制権を韓国側に引き渡すよう米国側と交渉していく方針。

・北韓は韓国側が提案した4カ国会談に対する公式の反応を見せないまま米国に対して北韓が提案した暫定平和協定締結を促した。

・国連アジア太平洋経済社会理事会の第52回総会がタイのバンコクで開かれ出席した韓国側首席代表イギジュ外務次官は昨日の挨拶でアジア貫通鉄道と高速道路網の建設の必要性について強調し中国とロシアなどの支持を得てアジア各国とヨーロッパをつなぐ輸送網を造るための決議案の採択を呼びかけた。

・KEDOと北韓との間の軽水炉供給協定を実行に移すための通信と通行の保障についての交渉が難航している。

・外国からの株式投資資金が韓国に大量に入って来ていることが分かった。

・去年夏に打ち上げられたムグンファ衛星を利用した衛星放送の試験放送が今年の7月1日から始められる。KBSは総合チャンネルと文化、芸術、スポーツチャンネルの2つで行い当分は広告放送は認めない。

4月22日(月)

・79年の軍事クーデターと翌80年の光州事件についての5回目の公判がソウル地方裁判所で開かれ全斗煥元大統領は当時政治的社会的混乱を解決させるための計画があったことを初めて認める発言をした。

・韓国の男子バレーボールがアトランタ五輪の出場権を獲得。

・金泳三大統領は今日韓国を訪れているOECD(経済協力開発機構)の次期事務総長ドナルドジョンソン氏の表敬訪問を受け韓国のOECD加盟について意見を交わした。

・先の済州島での韓米首脳会談で両首脳が共同で提案した南北間に米国と中国を加えた4カ国会談の開催について中国がどう反応するか注目されているが、孔魯明外務長官は昨日中国は何らかの形でこの4カ国会談を支援するという意思を表明しており会談が具体化してくれば中国が積極的に参加してくるものと見ていると語った。

・ベルリンで行われていた米国と北韓のミサイル交渉は予想通り双方の考え方の違いを確認し昨日2日間の日程を終了。

・北韓への軽水炉建設を支援するための5回目の敷地調査団が今週25日北韓入りする。

・先進7カ国にロシアを加えた8カ国によるモスクワの原子力安全サミットは昨日包括的核実験禁止条約を今年9月までに妥結させることで合意し、2日間の会議を終了。

・これまでの半導体チップより小さく、処理のスピードも速いマルチメディアの重要な記憶補助装置とされているフラッシュメモリー半導体の韓国での生産が本格化する見通し。

4月20日(土)

・金泳三大統領は今日民主党のキムウォンジ共同代表と会談。

・北韓のミサイル生産と輸出の規制について話し合う米朝ミサイル交渉が今日からベルリンで始まる。

・米国と北韓は互いに連絡事務所を設立する問題について来週再び交渉を始めるものと見られている。

・ロシアと西側先進7カ国の首脳によるモスクワでの原子力安全サミットが昨夜クレムリンで晩餐会を手始めに開幕。

・韓国の仏教会を代表する曹渓宗のシンボッタ総務部長と京義道にあるカトリック施設の聖ナザロムラの院長イジョンチ神父が北韓入りしたことがわかった。

・与野党は総選挙のあと新しい党内体制作りを進めている。

・ヨーロッパサッカー連盟のレナルトヨハンソン会長は今日、2002年W杯誘致をめぐって韓日両国が激しい競争を繰り広げていることから韓日共同開催を提案した。

・IMF(国際通貨基金)は世界経済展望報告書で韓国の今年の実質GDP(国内総生産)の成長率が7.5%で95年の9%にくらべ多少低くなるとの予想を示した。

・韓国、日本、シンガポール、台湾のアジアの4つの電子工業国のうち韓国が去年1年間に最も高い輸出の増加率を記録したことが明らかになった。

4月19日(金)

・金泳三大統領と野党党首との話し合い2日目の今日は自由民主連合の金鐘泌総裁との話し合いが青瓦台で行われた。

・北韓は先の済州島での韓米首脳会談で北韓に提案した4カ国会談に対して会談が実現可能かどうか検討していると述べた。

・北韓が4カ国会談を検討しているとの発表に対して米国のマスコミは即時報道し嬉しい兆しと評価。

・米国と北韓は今日からベルリンで北韓のミサイル輸出についての交渉を始めた。

・世界の核の安全対策を協議するG7とロシア、ウクライナが参加する原子力安全サミットが今日からモスクワで始まった。

・イスラエル軍が昨日南部レバノンにある国連軍施設に砲撃を加え200人余りが死傷した。

・第15回国際コンピューターソフトウェア通信機器展示会が今日からソウルの総合展示場で始まった。

・ソウル市の江南にソフトウェア研究団地が創られる。

4月18日(木)

・国会議員総選挙と韓米首脳会談が終わったことを受けて金泳三大統領は今日から野党党首との会談を行うこととなりまず午後新政治国民会議の金大中総裁と会って南北問題などを話し合った。

・金泳三大統領は先の済州島での韓米首脳会談で北韓に提案した4カ国会談は事実上は南北間の2者会談で米国と中国は補助的な役割にとどまると述べた。

・金泳三大統領は今日与党新韓国党の金潤煥代表から党の報告を受けると共に済州島の韓米首脳会談の結果と北韓問題、国会議員総選挙以降の政局運営について話し合った。

・韓米両国は明日から独のベルリンで開かれる米国と北韓のミサイル会談で北韓が米国に対して平和協定の締結を主張してくれば北韓が4カ国会談を受け入れるよう説得していくことで合意。

・米国カリフォルニアのバークレー大学で開かれる南北間の統一シンポジウムに参加する南北の学生代表が今日サンフランシスコに到着。

・政府は国務総理室に国民福祉精神委員会を設け国民福祉の向上と暮らしの質を世界的なレベルにするための具体的な計画を創ることになった。

・9年後の2005年には韓国の一人当たりの国民総生産が1年間に1万6千985ドルに達して暮らしの質は現在の英国、カナダの水準になるとみられている。

・全国経済人連合会は先に開かれたASEMで合意したメコン川流域開発事業を民間レベルで推進するため今日韓国メコン川流域経済協力委員会を創り今月30日に1回目の会議を開くことになった。

4月17日(水)

・金泳三大統領は昨日済州島で行った韓米首脳会談は民族統一の歴史に残る重要な会談だったとして政府に対して国の安全保障にさらに最善を尽くすよう求めた。

・北韓は昨日の韓米首脳会談で両首脳が提案した南北米中の4カ国会談を拒否し米国との単独交渉を再度促した。

・金泳三大統領は明日から3日間野党党首等を青瓦台に招き個別党首会談を行う予定。

・米国のクリントン大統領と日本の橋本首相との日米首脳会談が今日東京で行われ両首脳は21世紀に向けた同盟関係を唱った日米安全保障共同宣言を発表。

・北韓と中国、ロシア国境の豆満江地域開発を進めるため南北間を始め中国、ロシア、モンゴルの5カ国の次官級委員会が明日から2日間北京で開かれ事務局の設置や財源の調達について話し合われる。

・OECDは韓国のOECDへの加盟を前に昨日パリで加盟26カ国の代表が参加して雇用労働社会委員会を開き韓国の労働政策について検討した。

・韓国への外国人の投資が大きく増えている。

・日本の中日ドラゴンズで活躍している宣投手が初勝利をあげる。

4月16日(火)

・金泳三大統領は今日済州島を訪れた米国のクリントン大統領と会談し、韓半島の平和協定を締結するため4カ国会談を開くことを北韓と中国に提案することに合意し、これを共同宣言という形で発表。

・日本の連立与党の代表団が来週韓国を訪問することになった。

・与野党は総選挙後の党の立て直しを図っており、このうち与党新韓国党は明日金泳三大統領との会合で人事の大筋を掴むものと見られている。

・労働部は来月大統領直属の諮問機関、労使関係発展委員会を発足させ労使制度の改革について本格的に論議することになった。

・国連安全保障理事会は今日、イスラエル軍がレバノン南部のヒズボラ軍事組織に対して攻撃に出たことについて協議した。

・南北の学生代表が参加する平和統一シンポジウムが明後日18日から3日間米国のカリフォルニア州のバークレー大学で開かれる。

・第2回アジア朝鮮フォーラムが昨日と今日ソウルで開かれた。

・韓国の通信市場開放の幅を決めるWTOの通信についての最終交渉が昨日からスイスのジュネーブで始まった。

・韓国政府は北韓、中国、ロシア3カ国国境地帯にある豆満江地域の開発事業を支援するため国連開発計画に米ドルで100万ドルを付託した。

4月15日(月)

・金泳三大統領は明日未明に韓国を訪問するクリントン大統領と済州島で会談する予定。

・先週の国会議員総選挙の結果を受けて与野党は党体制の立て直しの協議を始めた。

・全斗煥元大統領の在任中の巨額の収賄事件に対する2回目の公判が今日午前ソウル地方裁判所で開かれ全斗煥元大統領は無罪を主張。

・中東へのミサイルの輸出をめぐって北韓は外交部と軍部との間で摩擦を起こしていると米国の政府筋が昨日明らかにした。

・イスラエル空軍機が昨日ベイルート南部などレバノン内のイスラム武装組織ヒズボラの拠点に4日間連続の大々的な空襲を加えた。

・韓国政府は75年以来断絶しているカンボジアとの外交関係を再開する前段階の措置としてプノンペンに通商代表部を設置する計画。

・米国アトランタのストーンマウンテンで今日行われたアーチェリーの女子団体決勝で韓国はウクライナを236対227で破り2個目の金メダルを獲得。男子は米国に敗れて2位。

・昨夜バンコクで開かれたアジア水泳選手権大会の男子背泳200m決勝で韓国のチサンジュン選手が2分2秒10を記録し金メダル。

4月13日(土)

・金泳三大統領は今日与党新韓国党の李会昌選挙対策委員長等を青瓦台に招き国会議員総選挙の苦労をねぎらった。

・総選挙の結果を受けて与野党は来週から党の体制立て直しにはいる。

・政府は選挙後の経済対策をこれまで通り物価を安定させ景気の急激な落ち込みを防ぐ方向で経済の体質を強化する構造調整に力を入れることになった。

・米国のクリントン大統領はクロアチアで飛行機事故で死亡したブラウン商務長官の後任に貿易代表部のカンター代表を指名した。

・KEDOと北韓は今月8日からNYで軽水炉建設に携わる関係者の北韓での法的地位などについて協議しているが北韓は韓国電力から派遣される技術者に対して免責特権を与えることは出来ないとしており、代わりに派遣技術者の身辺安全を保障するとしている。

・韓国はOECDに加盟するための最大の関門とされていた資本の移動と貿易外取引など投資分野の審査が一昨日から2日間パリのOECD本部で行われた。

・2002年W杯サッカー大会誘致合戦で韓国ワールドカップ誘致団は最後の関門となる北中米サッカー連盟の総会で働きかけを行っている。

・米国ロサンゼルスドジャースの朴賛浩投手が2勝目をあげた。

・ソウル市は今月23日から6日間世界の47都市が参加して東京で開くメトロポリス国際展示会に出席してソウルの姿を広く知らせることになった。

4月12日(金)

・昨日行われた国会議員総選挙は与党新韓国党が単独では過半数を割る結果となった。

・金泳三大統領は今日今回の国会議員総選挙の結果は「安定した中での改革と歴史を正す作業を続け過去の古い政治を打破して新しい時代にふさわしい清らかで綺麗な政治を希望する国民の意思」だと受けとめていると述べた。

・日本のマスコミは韓国の国会議員総選挙の結果、予想と違って与党が善戦したと評価して野党の改編を予想しています。

・米国のクリストファー国務長官は昨日クリントン大統領は来週16日の金泳三大統領との済州島首脳会談で米国の韓国に対する安全保障と韓半島の平和と安定のための約束を再確認するだろうと述べた。

・国連安全保障理事会は今日北韓の休戦協定の一方的放棄宣言と板門店での武力の誇示など一連の事態について協議した結果深刻な憂慮を表すと共に休戦協定が引き続き遵守されなければならないという安全保障理事会の議長声明を発表した。

・91年に韓国と北韓が国連に同時に加盟した後安全保障理事会に韓半島問題が協議されたのは93年5月北韓の核拡散防止条約からの脱退と国際原子力機関の核査察を拒否して以来初めてのこと。

・KEDOのボスワス事務総長は北韓に2基の軽水炉を建設するための準備作業は順調に進んでおり関連工事も早ければ7月には始まるだろうと述べた。

4月11日(木)

・今日投票が行われた国会議員総選挙の開票が今夜7時頃から始まり与党新韓国党が優勢。

・米国国務省は北韓はこれ以上非武装地帯に武装した部隊を送り込むことはないようだとして北韓に対して休戦協定の履行を促した。

・国連の安全保障理事会は韓国時間で明日北韓の休戦協定違反行為について協議する。

・国連のガリ事務総長は北韓の金正日とキムヨンナム外交部長に書簡を送り韓半島で緊張が高まっていることに憂慮の意を表明しこれを解決するために仲介役を務める用意があることを伝えたと国連のスポークスマンが発表。

・ロシアと北韓は韓半島の緊張緩和と双方の貿易の活性化に向けての協議を昨日から4日間の日程で平壌で始めた。

・ロシアのエリツイン大統領は中国の指導者に会うため今月24日から3日間中国を公式訪問する。

・韓国は攻撃的な産業政策や先端技術を保有した国で優れた投資先だとドイツの新聞フランクフルトアルゲマイネが今日報じた。

・ジュネーブの国際空港協議会がまとめたところによるとソウルの金浦空港は去年乗客の伸び率で世界最高を記録した。

4月10日(水)

・韓国と米国は今朝北韓の最近の動きについての緊急会議をソウルで開き北韓が挑発を仕掛けてきた場合即刻報復に出ることを確認した。

・国連の安全保障理事会は今日北韓の休戦協定違反について国連の場で公式に話し合うことを決めた。

・4年に一度の国会議員総選挙の選挙運動が今日で終わり明日投票が行われる。

・韓国駐留国連軍司令部は北韓の休戦協定違反行為について北韓に抗議する方法を多核的に検討している。

・米国の主な新聞は今日の社説で北韓が今のような挑発を行っても外交的には何の利益も得られないことを北韓に悟らせる必要があると米国政府に促した。

・OECDに加盟するための最大の関門である自由化規約委員会が明日からパリで始まる。

・神戸にある朝鮮総連系の貿易会社が北韓に特殊な科学物資を不法に輸出した疑いで摘発された事件で日本の池田外相は遺憾の意を表した。

・パクチャンスン、昨日中国で行われたアジアレスリング選手権のフリースタイル74キロ級で優勝しアトランタ五輪の出場権を得た。

4月9日(火)

・金泳三大統領とクリントン大統領が今月16日済州島で行う会談は北韓の挑発など最近の韓半島情勢について深く協議するためクリントン大統領の韓国滞在時間を増やすことになる模様。

・韓国の陸、海、空軍は北韓軍が軍事境界線を超えて侵犯してくれば交戦規則に沿った断固たる対応を取るよう部隊に指示した。

・韓米両国は明日午前ソウルで孔魯明外務長官、李養鎬国防長官、レイニー韓国駐在米国大使、ナック韓国駐留米軍司令官等が出席して会議を開き最近の北韓の休戦協定の一方的破棄による韓半島の安全保障対策を論議する。

・国連の韓国代表部は北韓が板門店の非武装地帯に休戦協定に違反して武装した部隊を度々進入させた問題を安全保障理事会に上程する外交折衝を積極的に進めている。

・KEDOの代表は昨日板門店非武装地帯での北韓武装軍の進入については一切言及せずにNYでの会談を始めた。

・明後日の投票日を前に各党は首都圏などそれぞれの勝負どころで最終の集票活動をした。

・中央公務員教育院は今年外国公務員の研修過程に中国、ベトナム、マレーシア、ウズベキスタンなどから公務員155人を招き研修する予定。

・レスリング自由形100キロ級のキムテウ選手は昨日中国の第12回アジア選手権大会で100キロ級4位となりオリンピック出場権を獲得した。

4月8日(月)

・北韓は休戦協定に違反してこのところ毎日板門店の北韓側地域に武装した部隊を送り込んでいますが、金泳三大統領は今朝李養鎬国防長官、キムドンジン合同参謀本部議長、陸海空の参謀総長を青瓦台に呼び北韓の最近の動きの対応策について協議した。

・国防部は北韓が今後も板門店の北韓側地域に武装部隊を送り込むものとみて全軍の警戒強化体制をこのまま維持することにしている。

・国会議員総選挙の投票日が3日後に迫って来たことで中央選挙管理委員会は今日違法な運動を防ぐための24時間監視体制に入った。

・今日開かれた経済関係長官会議で羅雄培財政経済院長官は今年に入って物価と金利が安定を守り企業の生産と投資が好調を見せていることから、今年の目標である物価上昇率4.5%と経済成長率7.5%は達成出来るだろうと述べた。

・国会議員総選挙の選挙戦が終盤をむかえ各党は今日激戦区での呼びかけに力を入れた。

・6月からは海外に移民する移住者の移住生活費として4人家族でこれまでの2倍に当たる最高100万ドルまで持ち出すことが出来るようになる。海外旅行で持ち出すお金も1万ドルに。

・2年前にロサンゼルスドジャースに入団した朴賛浩投手はメジャーリーグで初勝利を飾った。

・中日ドラゴンズに入団した宣投手も昨日の広島戦で9回裏に登板して初セーブを記録した。

4月6日(土)

・北韓が非武装地帯での取り決めを破棄すると宣言したことから韓国は今日国家安全保障会議を開いた。

・国防部は北韓が非武装地帯での取り決めを破棄すると宣言したことで、北韓に対する監視体制をウォチコン3からウォチコン2へ格上げすると共に北韓のどんな挑発にも断固とした対応を取ることになった。

・政府は最近北韓の露骨な休戦協定違反に対して強硬な態度を取る方針。

・一昨日の非武装地帯での取り決めを一方的に破棄する宣言をした北韓が昨日北京での4回目の接触を行うよう韓国に呼びかけて来た。

・総選挙の選挙戦は投票日の前最後の週末をむかえ全国63カ所で合同演説会が開かれるなど活気を帯びている。

・金泳三大統領は今日午前青瓦台で6.25韓日戦争、朝鮮動乱の直後「独島」(竹島)の警備に当たった独島民間守備隊33人に報国勲章を与え愛国心を称えた。

・保健福祉部の中に食品と医薬品の安全管理を担当する機構の食品医薬品安全本部が創られ今日から業務を始めた。

・韓国の建設会社の今年1月から3月までの第1四半期の受注が大きく増えた。

4月5日(金)

・最近韓国へ挑発的な発言を続けている北韓は休戦協定の中の非武装地帯についての取り決めを一方的に破棄したと昨日宣言し、休戦協定が締結されてから44年目に韓半島の緊張が高まっている。

・韓国政府は北韓が非武装地帯への取り決めを一方的に破棄すると宣言したことは軍事的挑発を試みるとしてこれを絶対に容赦しない方針。

・国防部は最近北韓が相次いで休戦協定の無力化発言をしていることに対して憂慮を示し北韓に対する監視体制を一層強化することにしている。

・米国は韓半島で永久の平和協定が結ばれるまで今の休戦協定は順守されなければならないとして北韓は休戦協定の責任を守り挑発的な行動を慎むよう求めた。

・北韓の最高人民会議のヤンヒョンソ議長が韓半島は今非常に危険な状態に置かれており戦争はいつでも起こりうると述べたと平壌放送が今日報じた。

・与野党は北韓の動きについて一斉に論評を出して韓半島の安全保障を憂慮すると共にこれが選挙に与える影響についてデリケートな反応を示している。

4月4日(木)

・金泳三大統領は今日中部前線部隊を視察して北韓に対する防衛体制を点検し、警戒と訓練に専念している兵士等を励ました。

・総選挙の選挙戦は明日の「植樹の日」と土曜、日曜の3日間が浮動票を獲得する最後の機会と見られ与野党は首都圏での活動に力を入れることになった。

・米国のペリー国防長官は16日に韓国と日本を訪れるクリントン大統領とは別に韓国を訪問する予定だと日本の朝日新聞が今日報じた。

・米国のブラウン商務長官と米国の企業家等33人を乗せた米国空軍機がクロアチアで墜落し全員死亡した。

・今月19日ドイツのベルリンで開かれる米国と北韓との間のミサイル会談で米国は北韓に対して中距離ミサイル労働1号の追加開発の中止を求める予定だと米国政府の消息筋が今日明らかにした。

・ロシアのファノプ外務次官は北韓の平和協定締結の主張に対してロシアと中国は韓半島で新しい協定が創られるまでは現在の停戦協定が維持されなければならないということに意見が一致していると述べた。

・北韓に支援する軽水炉の関連工事が早ければ6月頃から着手出来るものと見られている。

・EUの農業相は狂牛病による消費者の牛肉に対する恐怖心をなくし牛肉を安心して食べられるようにするため英国で400万頭以上の牛をと殺して廃棄し被害農家には経済的支援をすることに合意。

・韓国での木材の需要が急激に増えこれを反映して韓国企業の外国での山林開発が活気を帯びている。

4月3日(水)

・身障者を後回しにしていた考えを改めまず身障者対策を呼びかける身障者実験協議会の結成大会が今日ソウル教育文化会館で開かれた。

・米国はクリントン大統領の日本訪問で東アジアで武力紛争が発生した場合日本がこれに介入することや地域紛争が起きた際に日米両国が緊密な協力を図ることについて詳しく協議すると米国国防相が明らかにした。

・韓国の指導部は北韓の全面的な崩壊はもはや避けられないものと判断し韓米間の安全面の約束について米国の再確認を求めているとロサンゼルスタイムスが今日報じた。

・中盤に入っている総選挙の選挙戦で各党は今日勝敗の決めてとなるソウル首都圏等で政党演説会を進め有権者の半数といわれている浮動票の吸収に力を入れた。

・金泳三大統領は今日午前韓国を訪れているボリビアのキロ外相と会談し両国間の協力促進について意見を交わした。

・世界的な問題になった英国の狂牛病と人間の脳疾患との関わりについての国際会議が昨日ジュネーブで開かれた。

・韓国の建設会社の海外での受注率が大幅に伸びている。

・韓国の大宇重工業が倒産の危機に置かれているポーランドのグダニスク造船所の建て直しのためノルウェーの企業と共同で参加することになったとポーランドの日刊新聞が昨日報じた。

4月2日(火)

・国会議員総選挙の選挙戦は中盤をむかえ各党は演説会を開いて票固めには入っている。

・金泳三大統領は今日、ソウル駐在のアジア太平洋主要各国の大使夫妻41人を青瓦台に招き2000年に韓国で開く第3回ASEMの意義を説明し強力を求めた。

・国連のガリ事務総長が6日間の韓国訪問を終え今日午後日本へ向かった。

・先月末北韓を訪問した日本の韓半島専門家慶応大学のオコノギマサオ教授は北韓の人民武力部の第一副部長が今の休戦状態が限界に達したと表明したことは多分に警告のように思えると昨日述べた。

・国連は北韓が国際社会に対して緊急の食糧援助の要請を再開したため近く支援基金を募集するための寄付国会議を招集するものと見られている。

・近代オリンピック開始100周年を記念する今年のアトランタオリンピックに韓国は88ソウル大会を除けば過去最大規模の選手団を送り込むことになった。

4月1日(月)

・孔魯明外務長官は韓国を訪れているボリビアのキロガ外相と今日ソウルで会談し、投資保障協定に調印。

・北韓のミサイル輸出について協議するため、米朝間のミサイル交渉が今日19日から2日間ベルリンで開かれることになった。

・韓国の女子バレーボールチームがライバルの日本に劇的な逆転勝利を収めアトランタオリンピックへの出場を決めた。 ・国会議員総選挙は投票日まであと10日、各党は今日首都圏、忠清道、慶尚道などで政党演説会を開いた。

・79年に起きた軍事クーデターと翌80年の光州事件に対する軍事反乱と内乱についての4回目の公判が今日ソウル地方裁判所で開かれ被告の全斗煥元大統領とノテウ前大統は共に無罪を主張した。

・欠点のある商品を製造業者が自発的に修理しない場合政府が製造業者に対して強制的に修理を命じるリコール制度が今日からスタート。

・韓国の第2移動通信事業者である新世紀通信が今日からデジタル移動電話サービスを始めこれまで独占していた韓国移動通信との競争体制に入った。

・米国の先端産業の心臓部カリフォルニアのシリコンバレーで活躍している専門家の多くが移民のアジア人だという報告書がカリフォルニア州立大学などの手でまとめられた。

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