2015年ニュース

8月31日月曜日

・韓国戦争などで南北に生き別れになった離散家族の再会について話し合う赤十字による南北実務者協議が来月7日に板門店で行われることになり、秋の離散家族再会に向けた準備に拍車がかかる見通しです。

・産業生産が2ヶ月連続で増加しました。

・ソウル市は、中心部のソウル広場に常設の舞台を設置し、各種の公演を行うことにしました。

8月29日土曜日

・尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が、30日と31日の2日間、アメリカ・アラスカ州アンカレッジで開催される北極関連外相会合に出席するため、29日午後、アメリカに向けて出発します。

・旧暦のお盆にあたる「秋夕(チュソク)」の連休が、今年は9月26日から始まり、この連休を利用して海外旅行を計画している人の予約が、航空会社などに殺到しています。

・ドイツ・ブンデスリーガのレバークーゼンに所属する韓国代表のFW孫興民(ソン・フンミン)選手(23)がアジア選手としては最高額でイングランド・プレミアリーグのトッテナムに移籍しました。

8月28日金曜日

・先の高官級会談で南北間で合意がなされたことで、朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する支持率が49%にまで大きく上昇し、ことしに入ってもっとも高くなったことがわかりました。

・北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第一書記が先の南北高官級会談の成果について評価し、「南北間での合意を実り多きものにしていこう」と述べ、関係改善に向けた決意を示しました。

・乗用車や大型家電など主にぜいたく品に対して課していた個別消費税が、内需拡大を図るため、年末まで大幅に引き下げられることになりました。

8月27日木曜日

・大統領府青瓦台は27日、NSC=国家安全保障会議の常任委員会を開き、先の南北高官級会談の結果を踏まえた対応措置について議論し、今後、離散家族再会の実施を優先的に推進していくことになりました。

・朴槿恵(パク・クネ)大統領は、来月3日に中国・北京で開催される抗日戦争勝利70年の記念式典に出席し、軍事パレードにも出席するということです。

・政府と与党セヌリ党は27日、国会で政府与党会議を開き、来年度予算案を拡張的に編成することを決めました。

8月26日水曜日

・先の南北高官級会談で、南北が関係改善に向けて、今後、当局者会談を開くことで意見が一致したことを受けて、韓国政府はすでにその準備にとりかかったことを明らかにしました。

・韓国の財閥、三星グループ創業者の故李秉喆(イ・ビョンチョル)氏と、現代グループ創業者の故鄭周永(チョン・ジュヨン)氏をモデルにした切手が26日に発売されました。

・柔道の世界選手権で、韓国のアン・バウル選手(21)が韓国初の金メダルを獲得しました。

8月25日火曜日

・一触即発の緊張状態が続くなかで行われていた南北高官級会談は25日未明、北韓が地雷爆発事件に遺憾の意を表明し、韓国は拡声器を使った宣伝放送を中止することなど合わせて6項目に合意し、これまでになく高まった軍事的緊張は緩和に向かう見通しとなりました。

・長時間に及ぶ交渉の末、劇的に妥結した南北高官級会談の結果について、北韓は、韓国より3分先に合意内容を発表しました。

・アメリカ国務省は現地時間の24日、南北高官級会談が合意に達したことを歓迎するとの立場を表明しました。
一方、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は現地時間の24日、特別声明を発表し、「韓国と北韓の高官級会談が合意に達したことを心から歓迎する。特に南北が定例的に対話を行うことにしたことを高く評価する。南北の定例対話が韓半島をめぐる懸案を話し合う効率的な窓口になることを期待する」と強調しました。

8月24日月曜日

・韓国の未来を提示するための「KBS未来フォーラム」が24日、始まりました。

・KBS本社があるヨイドに水上と陸上の交通手段を連係する船着場ができる見通しです。

8月22日土曜日

・南北の軍事的緊張が高まっている中で、南北の高官級会談が22日夕方から板門店で始まり、事態の打開につながるかどうか注目されています。

・韓国軍が休戦ラインで行っている拡声器を使った宣伝放送について、北韓は22日午後5時半までにやめなければ「軍事的行動を開始する」と、韓国に脅しをかけていますが、韓国軍は22日も宣伝放送を続けています。

・韓国空軍と韓国駐留のアメリカ空軍の戦闘機は、合同で休戦ライン付近を飛行し北韓に対して武力示威行動をとりました。

8月21日金曜日

・今月4日に軍事境界線の南側で北韓軍が埋設したとみられる地雷によって韓国軍兵士2人が重傷を負った事件を受けて、韓国が拡声器による宣伝放送を再開し、20日にに北韓軍が軍事境界線付近の韓国軍の部隊に向けて砲撃を行い、韓国が報復攻撃を行ったことで、南北の間では軍事的な緊張が高まっています。

・北韓軍が軍事境界線付近の韓国軍の部隊に向けて砲撃を行ったことで、韓国とアメリカが、合同軍事作戦体制に入ったもようです。

・政治資金法違反の罪で元国務総理としては初めて実刑判決が確定した、野党新政治民主連合議員の韓明淑(ハン・ミョンスク)氏は20日、大法院の判決について「裁判所の判決に従うが、遺憾ながら認めることはできない。私は、良心の法廷では無罪だ」と主張しました。

8月20日木曜日

・非武装地帯の韓国側で北韓軍が埋設したとみられる地雷で、韓国軍兵士2人が重傷を負った事件を受け、韓国が、北韓に向けて拡声器を使った宣伝放送を行っているなか、北韓軍が、20日午後、韓国側の拡声器を攻撃したことがわかりました。

・中国経済の先行きへの懸念から、中国経済と密接なつながりのある韓国経済が大きく揺らいでいます。

・朴槿恵(パク・クネ)大統領が来月初めに、中国北京で行われる抗日戦勝記念行事に出席することになりました。

8月19日水曜日

・19日の韓国の株式市場は、中国経済の先行きへの懸念から売り注文が出て、株価は3日連続下落し、一時1920ポイントを割り込みました。

・韓国外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は18日の定例会見で、韓日首脳会談の開催について、「基本的に開かれた立場だ」と述べ、朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍首相との首脳会談の開催に前向きな姿勢を示しました。

・今月25日に任期の折り返し点を迎える朴槿恵(パク・クネ)大統領は、国民への新たな談話発表などは行わない方針だということです。

8月18日火曜日

・来月初めにロシア・ウラジオストクで開かれる東方経済フォーラムに韓国の洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官と北韓のリ・リョンナム対外経済相がそれぞれ招待され、南北の長官が接触するかどうかに関心が寄せられています。

・開城工業団地企業協会などが18日に明らかにしたところによりますと、韓国側の開城工業団地管理委員会と北韓の中央特区開発指導総局は17日、開城工業団地で賃金交渉を行い、今年3月からの開城工業団地の最低賃金を月額70.35ドルから73.87ドルへと、5%引き上げることで合意したということです。

・サングラスやマスクなどで顔を隠した人はATM=現金自動預け払い機での現金の引き出しができなくなります。 早ければことし10月から実施されます。

8月17日月曜日

・朴槿恵大統領は10月にアメリカを訪問し、オバマ大統領と首脳会談する予定ですが、これに先立って、9月に中国の習近平国家首席との首脳会談も検討しているもようです。

・韓半島有事を想定した韓米合同軍事演習の「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」が17~28日までの日程で始まりました。

・兄弟による経営権争いが表面化したロッテグループの持ち株会社、ロッテホールディングスは17日、東京都内のホテルで臨時株主総会を開き、創業者の重光武雄氏(韓国名・辛格浩)の次男、重光昭夫副会長(韓国名・辛東彬)を中心とする現経営陣に対して安定的な経営体制の確立を求める決議を可決しました。

8月15日土曜日

・日本による植民地支配からの解放を祝う8月15日の光復節70周年を迎え、全国各地で過去の歴史を振り返る様々な集いが開かれ、ソウルワールドカップ競技場では夜、およそ3時間に渡って与野党議員や1945年生まれの合唱団などが参加する国民大合唱が行われます。

・韓国政府は戦後70年談話の発表から一夜が明けた15日に、外交部報道官名義の論評を発表しました。
論評は、戦後70年談話について、「安倍政権の歴史観が如実に現れた」と指摘したうえで、安倍首相が、歴代内閣の歴史認識は揺るぎないと言及したことに注目し、日本政府が今後実際の行動で示すことを見守る考えを強調しました。

・15歳以下のジュニアユースサッカーチームが参加する国際サッカー大会が21日から4日間、平壌(ピョンヤン)で行われることになり、韓国選手団は政府の承認を得て16日、中国瀋陽経由で平壌(ピョンヤン)を訪問します。
これには、KBSの取材陣も同行することになり、韓国メディアの平壌取材は2010年の韓国海軍哨戒艦沈没事件で北韓への制裁措置が取られて以降初めてです。

8月14日金曜日

・安倍晋三首相は14日午後、 戦後70年の首相談話を発表しましたが、『植民地支配』と『侵略』は入ったものの、「日本が行った」ことを認める意味としては使われず、韓国メディアは「真の謝罪」と受け止められないとして、歴史認識をめぐる両国間の対立は当分続くという見通しを示しています。

・韓国では、14日は、日本からの独立70年記念と内需経済の活性化のため「臨時休日」に指定され、史上初めて、高速道路の通行料が丸一日、全額免除となっていることもあって、高速道路は旧正月のソルナル並みの渋滞となっています。

・7月以降、ウォンの対ドル相場が大幅に下落し、アジアの主要国の中で下落幅が最も大きいことがわかりました。

8月13日木曜日

・朴槿恵(パク・クネ)大統領は、10月16日にアメリカ・ワシントンDCで、オバマ大統領と韓米首脳会談を行うことになりました。

・中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は13日、3日連続で、人民元の対ドルレートの基準値を引き下げましたが、その後「人民元が大幅に下がり続けることはない」との見方を示し、これを受けて、13日の韓国株式市場の株価は、6日ぶりに反発しました。

・非武装地帯の韓国側で北韓が埋設した地雷が爆発して韓国軍の兵士2人が重傷を負った事件を受けて、韓国軍は、南北軍事境界線付近に設置されている拡声器をすべて使い、北韓向け宣伝放送を全面的に実施していくとともに、宣伝放送用に、性能を強化した移動式の拡声器を新たに投入することを決めました。

8月12日水曜日

・12日の韓国株式市場は、中国人民銀行が2日連続で人民元の対ドル基準値を大幅に切り下げたことを受けて急落し、前日より11.18ポイント下がって、1975.47で取り引きを終え、ことし3月12日以来およそ5か月ぶりの最安値となりました。

・韓国政府がこのほど光復節の前日の今月14日を臨時公休日に指定しましたが、労働者の3人に1人は、仕事を休めないことがわかりました。

・アーチェリーの世界ランキング 男女ともに韓国勢が首位

8月11日火曜日

・北韓が韓国側の非武装地帯に地雷を埋設して韓国軍の兵士2人が大けがを負った事件を受け、韓国軍当局は10日、対抗措置として北韓向け拡声器放送を再開しました。

・安倍首相が14日にも戦後70年談話を発表するのを前に、韓国政府が総力戦に乗り出しています。
この機会を生かすことができなければ、6月の国交正常化50周年記念行事を機に改善に向かっている両国関係が再び冷え込んでしまう可能性があるとの判断から、日本政府に対し、歴代内閣の歴史認識を確実に継承することを促しています。

・ロッテグループの経営権をめぐる創業者一族の対立が激化するなか、ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン)会長が、グループの事実上の持ち株会社となっている株式会社ホテルロッテの上場を進めるほか、支配構造の改善を図るなど改革に踏み切る意向を示しました。

8月10日月曜日

・韓国軍は10日、非武装地帯の韓国側で兵士2人が地雷で負傷した事件について、北韓が最近埋設した地雷であることが確実だとの調査結果を発表しました。

・朴槿恵大統領は、北韓が8月15日から標準時間を30分遅らせる「平壌時間」の設定を発表したことについて、批判しました。

・大統領府青瓦台の報道官は10日、9月3日の中国の抗日戦勝記念行事に大統領が出席するかどうかについて、慎重に検討しているとしました。

8月8日土曜日

・第2次世界大戦中に旧日本軍の慰安婦だった韓国人女性とその子どもとみられる、合わせておよそ400人の名前が書かれた捕虜名簿がタイで公開されました。

・マレーシアのクアラルンプールで先に開かれた、ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の外相会議の際、中国と北韓の外相の個別会談や接触はなかったものとみられ、その背景に注目が集っています。

・北韓の金剛山(クムガンサン)の松の木に、最近、異常が見え始め、韓国の専門家らが調査した結果、「マツバノタマバエ」と「トドマツノハダニ」によるものとわかり、韓国政府は今後、北韓当局とさらなる支援策を協議する予定です。

8月7日金曜日

・8月臨時国会が7日、開会し、国家情報院がスマートフォンなどから情報を盗みとるハッキングシステムをイタリア企業から購入して国民を対象に情報収集をしていた疑惑や、政府の労働改革案などをめぐって、与野党が激しく対立しそうです。

・北韓のリ・ドンイル元国連次席大使は、李洙墉(リ・スヨン)外相の閣僚会議での演説を説明するとして、6日、クアラルンプールで記者会見し、「アメリカの目標は、北韓の社会主義体制を崩壊させることであり、アメリカが軍備を増強すると、必然的に第2次韓国戦争につながる」と主張しました。

・北韓の国会にあたる最高人民会議常任委員会は、日本の植民地支配からの独立70年にあたる今月15日から、北韓の標準時間を30分遅らせることを決定しました。

8月6日木曜日

・朴槿恵(パク・クネ)大統領は6日、国民に向けた談話を発表し、韓国経済の新たな飛躍に向けて、労働・公共・教育・金融の4大部門の改革を力強く推進していく考えを改めて強調し、国民に理解と協力を呼びかけました。

・北韓のリ・ドンイル元国連次席大使は、李洙墉(リ・スヨン)外相の閣僚会議での演説を説明するとして、6日、クアラルンプールで記者会見し、「アメリカの目標は、北韓の社会主義体制を崩壊させることであり、アメリカが軍備を増強すると、必然的に第2次韓国戦争につながる」と主張しました。

・猛暑続きで冷房の使用が増えているにもかかわらず、電力が大幅に余る状態が続いており、政府の需要予測の甘さを指摘する声が出ています。

8月5日水曜日

・北韓に対する融和政策をとり南北関係の改善を主導した金大中元大統領の夫人李姫鎬氏が、5日午前チャーター機で金浦国際空港を出発して韓半島西の海、西海上空の直行路で平壌に向かいました。

・韓国でMERS(コロナウイルス)の感染が拡大して多数の犠牲者が出たほか、経済にも悪影響を及ぼしたことに関連して、朴槿恵(パク・クネ)大統領は4日、政府の初期対応に問題があったとして、保健福祉部長官を更迭しました。

・韓日関係の冷え込みで中断していた防衛当局の局長級実務協議が、およそ2年半ぶりに5日午後ソウルで開かれ、安全保障上の機密情報を共有する「軍事情報保護協定(GSOMIA)」や、災難救護の際に必要なモノやサービスを提供する「相互軍需支援協定(ACSA)」の締結に向けた協議が進められるかどうかに関心が集まっています。

8月4日火曜日

・朴槿恵(パク・クネ)大統領は閣議で「光復70周年のことしを、国民の誇りを高め、元気づける転機にするため、韓流ブームを再燃させ祭りの雰囲気を盛り上げる実行計画や広報対策を詰めるように」と指示しました。

・朴槿恵大統領は3日、韓国を訪問していた民主党の岡田克也代表と会談し、今日の韓日関係は過去の植民地支配と侵略に対して痛切な反省を表明した、いわゆる「村山談話」など日本の歴代内閣の歴史認識にもとづいていると強調したうえで、「安倍首相が戦後70周年のことし発表する談話で、こうした歴史認識を再び明確にすることを期待する」と述べました。

・山梨県議会が3日、韓国の忠清北道(チュンチョンブクド)議会に対して教科書問題で途絶えている交流の再開を求めました。

8月3日月曜日

・朴槿恵大統領は3日、韓国を訪問している民主党の岡田克也代表と会談しました。

・韓国と日本の防衛当局の局長級による政策実務会議が2年半ぶりに再開されます。

・韓国の済州島でマグニチュード3.7の地震がありました。気象庁によりますと、韓国でことしに入って観測された地震は28回目で、このうち今回の地震は最も規模が大きかったということです。

8月1日土曜日

・8月15日の光復70周年に合わせて、ソウル市は8月1日から、都心の高層ビルなどに大型の韓国国旗「太極旗」を掲げることになりました。

・日本の民主党の岡田克也代表が、2日から3日間、韓国を訪問することになり、朴槿恵(パク・クネ)大統領との会談に関心が寄せられています。

・マーズ=中東呼吸器症候群コロナウイルスの韓国当局の感染防止策が不十分だとして、韓国への渡航自粛勧告を出していた香港が、1日、措置を解除しました。