2015年ニュース

7月31日金曜日

・韓国独自の技術で開発された中距離地対空ミサイル「天弓(チョングン)」が実弾試験発射に成功したと、防衛事業庁が30日、発表しました。

・北韓がアメリカに対して、対話の条件として韓米合同軍事演習の中止を求めたことについて、韓国国防部は30日、「韓米合同軍事演習中止は対話の前提条件にならない」と述べました。

・太平洋戦争中、勤労挺身隊として日本の三菱重工業の工場などで労働を強いられた韓国人女性の賠償請求訴訟を支援する、光州の市民団体「勤労挺身隊ハルモニとともにする市民の会」は30日、記者会見し、三菱グループ製品の不買運動を再開すると発表しました。

7月30日木曜日

・これまで韓国経済の成長を牽引してきた造船、鉄鋼、電子、自動車産業の業績がそろって悪化し、韓国の製造業に赤信号が灯りました。

・安倍首相が来月発表する戦後70年談話について、与野党は30日、過去の歴史に対する反省の意を表明するよう求めました。

・韓国は、南部の済州島から中部までそろって梅雨明けし、30日は、全国各地で真夏日となりました。

7月29日水曜日

・ロッテグループ創業者で総括会長の辛格浩(シン・ギョクホ)氏が、ロッテグループの持ち株会社であるロッテホールディングスの代表取締役を解任されました。

・安倍首相の戦後70年談話が近く発表されるのを前に、韓国や日本、それに欧米の有識者ら合わせて350人が、29日、ソウルで、安倍政権に対して過去の歴史を認めるよう求める共同声明を発表しました。

・来月上旬にマレーシアのクアラルンプールで開かれるARF=ASEAN地域フォーラム閣僚会議に、北韓の李洙墉(リ・スヨン)外相が出席する見込みです。

7月28日火曜日

・マーズの新たな感染者が23日連続、確認されていないことから、黄教安(ファン・ギョアン)国務総理が事実上の終息宣言を行いました。

・最近の中国株の急落や世界同時株安の進行を受けて、韓国の金融当局が集まって、今後の対応策について話し合いました。

・韓国の情報機関、国家情報院がスマートフォンなどから情報を盗むハッキングプログラムをイタリア企業から購入して、国民を対象に使用した疑いなどで、最大野党の新政治民主連合が国家情報院の元院長らを検察に告発した問題で、検察は公安部が捜査を担当することになったと明らかにしました。

7月27日月曜日

・中東呼吸器症候群MERSコロナウイルスの感染問題で、隔離対象となっていた最後の1人の隔離措置が27日午前0時に解除され、これで隔離対象者はゼロとなりました。

・韓国の一人当たり国民所得が減少すると予想されています。

・ヨン様こと俳優のペ・ヨンジュン(42)さんが27日にソウル市内のシェラトン・グランデ・ウォーカーヒル・ホテルのアストンハウスで結婚式を挙げます。

7月25日土曜日

・台風12号が韓半島に向けて北上していて、26日は南部を中心に荒れた天気になる見通しです。

・自宅隔離者の最後の1人の隔離措置は27日午前0時に解除されることから政府は来週初めにも国民に対して、安心して日常生活に戻ることを呼びかけるメッセージを発表する予定です。

・景気刺激策などを盛り込んだ、総額11兆5000億ウォン余りの補正予算案が24日、国会の本会議で可決成立しました。

7月24日金曜日

・韓国の情報機関、国家情報院がスマートフォンなどから情報を盗むハッキングプログラムをイタリア企業から購入していた問題で、与野党は23日、真相を明らかにするため、国会としての調査に取りかかることで合意しました。

・政府が提出した11兆8000億ウォン規模の補正予算案が、国会の予算決算委員会の審査の結果、11兆5362億ウォンで減額して確定し、24日の本会議で採決することになりました。

・朴槿恵(パク・クネ)大統領は24日、大統領府青瓦台で、大企業のトップらと懇談し、創造経済の成功に向けた協力を呼びかけました。

7月23日木曜日

・韓国の情報機関、国家情報院がスマートフォンなどから情報を盗むハッキングプログラムをイタリア企業から購入していた問題で、野党新政治民主連合の国民情報保護委員長の安哲秀(アン・チョルス)議員が23日、国民を対象にプログラムを使用した疑いなどで国家情報院の元院長らを検察に告発しました。

・マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者が、今月6日から18日連続で確認されず、死亡者も12日連続発生していません。

・マーズ=中東呼吸器症候群(MERS)の感染拡大が収まっていることから、中国人観光客が再び韓国に足を運び始めたもようです。

・アメリカ男子プロゴルフツアーで活動している韓国のペ・サンムン選手(28)が徴兵による軍入隊を延期するために大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクド)地方兵務庁を相手取って起こしていた行政訴訟で、敗訴しました。

7月22日水曜日

・韓国の情報機関、国家情報院でサイバー安全保障分野の業務に携わっていた職員が遺書とともに遺体で見つかった問題で、警察当局は21日、検視解剖の結果、死因は一酸化炭素による中毒死と判明したことから、自殺と断定し、携帯電話の通話記録などは調査せず、捜査を打ち切る方針を明らかにしました。

・マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者が、今月6日から17日連続で確認されず、死亡者も11日連続発生していません。
また、治療中の患者13人のうち12人はいずれも陰性反応を示していて、感染者は事実上、一人のみとなっています。

・殺人罪の時効を廃止する刑事訴訟法改正案、いわゆる「テワニ法」が21日、国会の1次審査を通過しました。

7月21日火曜日

・韓国の情報機関、国家情報院がスマートフォンなどから情報を盗むハッキングプログラムをイタリア企業から購入していた問題で、国家情報院がイタリア企業に分析を依頼した機種のスマートフォンを、政府が国家情報院からの提案を受けて、高度のセキュリティ対策が施された「セキュリティフォン」として政府高官に支給していたことがわかりました。

・与党セヌリ党は、朴槿恵(パク・クネ)政権が掲げる公共・教育・労働・金融の4大構造改革の一つである「労働改革」を下半期の重点推進政策として推進していくことになりました。

・マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者が、今月6日から16日連続で確認されず、死亡者も10日連続発生していません。

7月20日月曜日

・中東呼吸器症候群の拡大に関連して、部分閉鎖されていた三星ソウル病院が20日から患者の診療を再開することになりました。

・北韓は、南北国会議長会談やソウル安保対話への参加を拒否しました。

・日中の最高気温が30度を超える暑い日が続くなか、熱けいれんや熱虚脱、熱射病などの熱中症で治療を受けた人が増えていることがわかりました。

7月18日土曜日

・次の大統領選挙の候補として名前が挙がっている人の支持率で、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が1位になりました。

・韓国と北韓の経済力は、およそ44倍の格差があることが、韓国銀行の資料で分かりました。

・三星物産は17日の臨時株主総会で、三星グループの持ち株会社である「第一(チェイル)毛織」との合併を 69.53%の賛成多数で可決しました。

7月17日金曜日

・マーズ=中東呼吸器症候群の終息宣言について、文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉部長官は16日、新たな感染者が確認されなければ、来月15日ごろに可能とする見方を示しました。

・鄭義和(チョン・ウイファ)国会議長が制憲節の記念式典で、憲法改正の議論をいまから始めなければならないと述べました。

・開城工業団地の運営について協議する南北共同委員会が、合意にいたらず終わりました。

7月16日木曜日

・韓国の情報機関、国家情報院がイタリアのスパイウエア開発会社に依頼し、ある弁護士のパソコンに侵入したとの内容が記された電子メールが公表されました。

・朴槿恵(パク・クネ)大統領と与党セヌリ党の指導部が16日に大統領府青瓦台で会合を開き、経済活性化策などについて意見交換しました。

・2012年の大統領選で選挙介入を指示したとして、公職選挙法違反などの罪に問われた韓国の情報機関・国家情報院の元院長、元世勲(ウォン・セフン)被告の上告審判決が16日、日本の最高裁判所に当たる大法院であり、懲役3年の実刑判決を出した原審判決を破棄し、審理を高等裁判所に差し戻す判決が言い渡されました。

7月15日水曜日

・マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者が、10日連続で確認されず、死亡者も12日以後、4日連続出ていません。

・国家情報院がイタリアの業者からスマートフォンのハッキングプログラムを購入したとされる資料が流出した問題で、国家情報院の院長は14日、ハッキングプログラムの「RCS(Remote Control System)」を購入した事実は認めましたが、「国民を対象に使用した事実はない」として、民間人に対する監視や、選挙との関連性を強く否定しました。

・韓国と日本の市民団体が、日本の集団的自衛権の行使を含む安全保障法案に反対する共同声明を発表しました。

7月14日火曜日

・マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者が、9日連続で確認されず、死亡者も出ていません。

・与党セヌリ党は14日、議員総会を開き、院内代表を辞任した劉承旼(ユ・スンミン)氏の後任に、元裕哲(ウォン・ユチョル)前党政策委員会議長(52)を無投票で選出しました。

・世界の大学生のスポーツの祭典、第28回光州(クァンジュ)ユニバーシアード大会は、14日午後7時から閉会式が行なわれ、12日間にわたる熱戦の幕を閉じます。

7月13日月曜日

・台風9号は13日未明、北韓の西海岸に上陸、温帯低気圧に変わりましたが、韓国では各地で雨や強風による被害が出ました。

・MERSコロナウイルスの新規感染者は8日連続で出ておらず、感染拡大が収まる傾向が続いています。

・韓国南部の光州で開かれているユニバーシアード大会で、韓国が総合優勝を果たしました。

7月11日土曜日

・ソウルでは10日の夜から11日朝にかけて気温が25度を下がらず、この夏初めての熱帯夜となりました。

・マーズ=中東呼吸器症候群(MERS)の新たな感染者は6日連続で確認されません。死亡者は1人増えました。

・ソウル市内の龍山(ヨンサン)とヨイドに大企業による新しい免税店が建てられることになりました。

7月10日金曜日

・韓国では、全国的に真夏日の暑い一日となり、ソウルでは日中の最高気温が34度まで上がって、ことし初めての猛暑注意報が出されました。

・マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者が、5日連続で確認されず、死亡者も出ていません。

・開城工業団地で働く北韓労働者の賃金引上げ問題などを協議する南北共同委員会の6回目の会議が16日、開城工業団地で開催されると、統一部が9日、発表しました。

7月9日木曜日

・政府は9日、輸出の減少やマーズ=中東呼吸器症候群による影響などで、低迷している韓国経済に活力を吹き込むための投資活性化対策をまとめました。

・韓国銀行は9日、ことしの経済成長率の見通しを、4月に示した3.1%から2.8%に下方修正しました。

・マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者が、4日連続で確認されず、死亡者も出ていません。

7月8日水曜日

・与党セヌリ党の劉承旼(ユ・スンミン)院内代表(57)が、8日、辞任しました。

・崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理兼企画財政部長官は、朴槿恵(パク・クネ)大統領が「経済革新3か年計画」を通じて実現を目指していた、いわゆる「474ビジョン」について、計画の達成は見込めないとする見解を示しました。

・金剛山観光を進める韓国の企業協議会は7日、ソウルプレスセンターで記者会見し、政府に対して、
2008年以降中断している北韓の景勝地、金剛山観光事業の再開と、2010年の韓国海軍の哨戒艦沈没事件で韓国政府がとっている北韓との交流を禁止する「5.24制裁措置」を解除するよう要求しました。

金剛山観光を進める韓国の企業協議会は7日、ソウルプレスセンターで記者会見し、政府に対して、
2008年以降中断している北韓の景勝地、金剛山観光事業の再開と、2010年の韓国海軍の哨戒艦沈没事件で韓国政府がとっている北韓との交流を禁止する「5.24制裁措置」を解除するよう要求しました。

7月7日火曜日

・ユネスコの世界遺産委員会で明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録が決まったあと、日本政府が日本語訳をもって「『強制労働』を認めたものではない」と発言したことについて、韓国外交部が「英語が正本だ」と反論しました。

・国会で可決したものの、朴槿恵(パク・クネ)大統領が拒否権を行使した国会法改正案が、自動的に廃案となりそうです。

・マーズ=中東呼吸器症候群(MERS)の影響で開場が延期されていた漢江のプールが今月17日、一斉にオープンします。

7月6日月曜日

・韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は5日、ユネスコの世界遺産委員会で「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録が決まったことについて、「韓国の憂慮が忠実に反映される形で決定されたことを喜ばしく考る」と述べました。

・保健福祉部の中東呼吸器症候群対策本部は6日、MERSコロナウイルスの新規の感染者はいなかったと発表しました。

・韓国南西部の光州で開かれているユニバーシアード大会4日目の6日、韓国は射撃で3つの金メダルを獲得しました。射撃女子のキム・チヘ選手(23)は韓国勢初の2冠となりました。

7月4日土曜日

・2000年の南北国防相会談で北韓側の次席代表を務めた北韓人民軍上将が、北韓を脱出して亡命したと、韓国の日刊紙「東亜日報」系のケーブルテレビ、「チャンネルA」が3日、伝えました。

・マーズの新たな患者の発生が減る傾向にあるものの、依然として終息の見通しがたたないことから、韓国を訪れる外国人観光客が大幅に減り、経済にも影響を及ぼしていますが、その一方で、海外に出かける韓国人観光客が去年より18%も増えていることがわかりました。

・世界の大学生のスポーツの祭典、第28回ユニバーシアード大会が3日、韓国南西部の光州市で開幕し、12日間の熱戦に入りました。

7月3日金曜日

・三星(サムソン)ソウル病院に勤務する24歳の看護師が、新たにマーズ=中東呼吸器症候群に感染したことが確認されました。

・政府は、マーズ=中東呼吸器症候群の感染拡大による被害の回復と景気テコ入れを図るための対策として、11兆8000億ウォン規模の追加補正予算を含む、合わせて22兆ウォン余りの財源を追加で投じることになりました。
これは、3日の閣議で決めたものです。

・世界の大学生のスポーツ祭典、第28回光州(クァンジュ)ユニバーシアード大会が3日光州で開幕し、12日間の熱戦に入ります。

7月2日木曜日

・中国で研修中の韓国の公務員らを乗せたバスが1日、橋から転落し、韓国人10人を含む11人が死亡しました。

・マーズ=中東呼吸器症候群(MERS)の新たな感染者が5日ぶりに、1人確認されました。

・前の政権の不正取引疑惑で捜査を受けた建設会社の前会長が、現政権の不正疑惑を暴露するメモを残して自殺した事件を捜査していた検察特別捜査チームが捜査結果の中間報告をまとめました。

7月1日水曜日

・マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者は4日連続で発生しておらず、隔離対象者も2日連続で減っていることから、保健当局は、感染が沈静化しつつあるとみて、来月10日頃、マーズの「終息宣言」を出せるよう、防疫体制をより一層強化しています。

・韓国で感染が拡大しているマーズについて、ウィルス学者から「ウィルスが韓国で変異した可能性」を提起する声があがっていますが、韓国の保健当局が遺伝子分析のため2度にわたってアメリカの医療機関に送ったウィルスは、症状の弱い、同じ患者のものであることが明らかになり、メディアなどから問題を指摘する声があがっています。

・漢江で初めて藻類警報が出されました。