2015年ニュース

3月31日火曜日

・大統領府青瓦台は31日の閣議で、国家安保室の傘下に「サイバー安保秘書官室」を新たに設置する内容の国家安保室の職制改正案を議決しました。

・北韓が、中国が主導して創設を目指す国際金融機関、AIIB=アジアインフラ投資銀行への参加を表明したものの、中国に拒否されたもようです。

・韓国中部地方では42年ぶりの干ばつとなっていて、気象庁によりますと、去年12月から今月26日までの全国の累積降水量の平均は114.1ミリで、平年の81%にとどまりました。

3月30日月曜日

・今月3月の間、韓国の株式市場で取り引きされた金額は、1日平均で8兆1000億ウォンに上り、3年ぶりの最高額となりました。

・朴槿恵大統領はシンガポールで29日に行われた故リー・クアンユー初代首相の国葬に参列したあと、安倍晋三首相と言葉を交わしました。
両首脳は国葬のあとに開かれたレセプションの会場で会い、朴槿恵大統領は「韓中日外相会議で合意したように、首脳会談の早期開催に向けて必要な措置を取っていきましょう」と述べ、安倍晋三首相は「外相会議の議長国として役割を果たしていただいたことに感謝する」と述べました。

・国会や警察庁、メディア、労働組合など、国家機関や社会集団のうち、国会に対する国民の信頼度がもっとも低いことがわかりました。

3月28日土曜日

・国連人権理事会が27日、北韓における人権侵害を非難し改善を求める決議案を採択したことについて、韓国政府は、歓迎の意を表明しました。

・フランス南東部で起きたドイツの旅客機の墜落で、操縦室で1人になった副操縦士が旅客機を故意に墜落させた疑いが強まっている中、韓国国内の航空会社7社のうち、操縦室で2人体制を維持する規定を設けているのは2社だけとわかりました。

・韓国プロ野球のことしのペナントレースがきょう28日に開幕しました。

3月27日金曜日

・韓国政府は26日、中国が主導して創設を目指す新たな国際機関、AIIB=アジアインフラ投資銀行に参加することを決めました。

・北韓の朝鮮中央通信は26日、韓国政府の情報機関、国家情報院のスパイ2人が北韓に対する偵察謀略行為を行ったとして現行犯逮捕されたと報じました。
これに関連し、統一部の林丙哲(イム・ビョンチョル)報道官は27日の定例会見で、韓国人男性2人が、韓国政府の情報機関、国家情報院の指令を受けてスパイ活動をしたとする北韓の主張に関して、「事実無根」と述べました。

・ソウルを流れる漢江の南側を東西に走る、地下鉄9号線の新論峴(シンノンヒョン)駅から総合運動場駅までの第2段階区間の運行が28日から始まります。

3月26日木曜日

・韓国哨戒艦「天安(チョナン)艦」沈没事件から5年になる26日、全国で追悼行事が行なわれました。

・韓国が独自に開発した地球観測衛星「アリラン3A」の打ち上げが成功しました。

・朝鮮王朝の末期の国王、高宗がピアノの演奏を聞いたとされる徳寿宮(トクスグン)石造殿(ソクチョジョン)で、100年あまりが過ぎたいま、再びピアノの旋律が流れました。

3月25日水曜日

・アメリカのアシュトン・カーター国防長官が来月初めに韓国を訪れることになり、韓民求(ハン・ミング)国防長官との間で、争点となっているアメリカの終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓半島配備をめぐって協議するかどうかに関心が集まっています。

・与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表は、「北韓を、核保有国とみなすべきだ」として、アメリカの終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓半島への配備の必要性を強調しました。

・韓国国民に最も愛されているプロ野球の球団はどこでしょうか。
世論調査会社「韓国ギャラップ」が、17日から3日間、全国の成人男女1000人を対象に電話調査した結果、4年連続で、ペナントレース優勝、韓国シリーズ優勝を果した三星ライオンズが去年に続いて今年もトップの座を占めました。

3月24日火曜日

・韓国ではここ数日乾燥した日が続き、全国のほとんどの地域で乾燥注意報が出されていて、ソウルでは、初めての乾燥警報が出されました。

・朴槿恵(パク・クネ)大統領は、29日にシンガポール国立大学で執り行われるシンガポールのリー・クアンユー元首相の国葬に参列することになりました。

・去年9月にドーピング検査で陽性となった韓国男子競泳の朴泰桓(パク・テファン)選手に対し、国際水泳連盟は23日、1年6か月間の出場停止処分を科すとともに、去年9月以降の成績を無効にすると発表しました。

3月23日月曜日

・韓中日外相会議が3年ぶりにソウルで行なわれ、早い時期に3か国の首脳会談を開くよう努力することなどを盛り込んだ共同発表が出されたことについて、与党セヌリ党は22日の論評で、日本政府の歴史認識の変化が先行すべきだとしました。
セヌリ党は論評で、歴史認識の問題で3か国首脳会談が2012年5月以降開催できずにいるとしたうえで、4月下旬に予定されている安倍晋三首相のアメリカ議会での演説で、歴史認識と関連して変化した姿勢を盛り込むべきだと指摘しました。
また、野党新政治民主連合は論評で、3か国が首脳会談を開くよう努力することなどを盛り込んだ共同合意を発表したのは歓迎すべきだが、歴史認識については依然として見解の差があるとして、安倍晋三首相はアメリカ議会での演説に過去の歴史的事実について反省と謝罪を盛り込むべきだとしました。

・韓国政府は、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加について、今週中にも結論を出す見通しです。

・韓国のことしの経済成長率が3.4%になるという見通しが出されました。

3月21日土曜日

・韓国と日本、中国の3か国の外相会議がおよそ3年ぶりに21日、ソウルで開かれ、2012年5月以降中断している3か国首脳会談の早期開催に向けて努力することで一致しました。

・中国がアジアの発展途上国を支援するため設立を主導しているAIIB=アジアインフラ投資銀行への参加について、 中国外交部は、韓国政府が「積極的考慮」の立場を伝えてきたと、明らかにしました。

・幅広い評論と著述活動で知られる在日韓国人で政治学者の姜尚中(カン・サンジュン)さん(64)が、埼玉県にある私立大学、聖学院大学の学長を今月末に辞任することになりました。

3月20日金曜日

・政府は、景気を活性化させるため、10兆ウォン規模の追加の景気テコ入れ策を打ち出しました。上半期に予算3兆ウォンを追加で早期に執行し、年内に7兆ウォン規模の官民による新規投資を行なうことなどを柱としています。

・21日に行われる韓国、日本、中国の3か国の外相会議に出席するため、日本の岸田外相と中国の王毅外相が20日午後、韓国入りしました。

・気象庁は19日、済州島の西帰浦で、全国に先駆けてレンギョウの開花が観測されたと発表しました。

3月19日木曜日

・中国が主導して創設を目指す新たな国際機関、AIIB=アジアインフラ投資銀行について、韓国政府が参加する方針を固めたと、韓国の日刊紙、東亜日報が19日報じました。
この報道について、青瓦台の安鍾範(アン・ジョンボム)経済首席秘書官は18日の記者会見で、「政府はAIIB参加について立場を表明したことはなく、具体的または集中的な協議を行ったこともない」と述べて否定しました。

・アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が18日、景気回復を後押しするために行っているゼロ金利政策について、早ければ6月にも解除する可能性があることを示唆したことを受けて、韓国銀行は18日、緊急の会議を開き、国内外の金融市場への影響や対策などについて協議しました。

・湖南(ホナム)高速鉄道が来月2日に開通し、鉄道を利用した日帰り旅行の時代が本格化する見通しとなっているなか、航空業界は、鉄道に需要を奪われまいと、5つの路線について、一部の航空便の運賃を高速鉄道よりも安くする動きを見せています。

3月18日水曜日

・朴槿恵(パク・クネ)大統領は、韓半島の平和に役立つならば、「(北韓の)誰とでも会う用意がある」と述べ、南北対話に意欲を示しました。

・検察は、李明博(イ・ミョンバク)前政権が進めた石油や天然ガスなどの海外資源開発プロジェクトをとりまく不正疑惑について、本格的な捜査に乗り出しました。

・円安ウォン高基調が続くなか、日本で桜の花見を楽しもうとする韓国人旅行客が増え、日本行きツアーの予約が大幅に増えています。

3月17日火曜日

・アメリカの終末高高度防衛ミサイル「サード(THAAD)」の韓半島への配備や、中国が主導するアジアインフラ投資銀行への参加の問題で韓国がアメリカと中国の板ばさみになっているなか、韓国外交部の李京秀(イ・ギョンス)次官補は、アメリカ国務省のラッセル次官補と17日、会談し、両国の懸案について話し合いました。

・朴槿恵(パク・クネ)大統領と与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表、最大野党新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表が17日午後3時から大統領府青瓦台で会談しています。

・韓国の企業上位30のグループのことしの新規採用規模が、去年より6.3%少ないおよそ12万2000人になる見通しです。

3月16日月曜日

・北韓の祖国平和統一委員会は14日、談話を発表し、韓国の統一準備委員会の解体を求めました。

・日本を訪問中の国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は16日、NHKとのインタビューで、歴史認識をめぐる対立を解消する必要があるとして、韓中日3か国の指導者に対して未来に向けた努力を促しました。

・財閥系のポスコ建設の秘密資金について捜査している検察は15日、鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)前会長や元役員について出国禁止措置を取りました。

3月14日土曜日

・14日は、ソウルなど全国各地で青空が広がり、最高気温も10度前後まで上がって、山や観光地などは春の訪れを楽しむ人たちでにぎわいました。

・韓国と日本は、旧日本軍慰安婦問題などについて話し合う7回目の局長級協議を週明けの16日、ソウルで開くことになりました。

・財閥系のポスコ建設が100億ウォン規模の秘密資金を作った疑いがあるとして、ソウル中央地方検察庁は13日、本社と元役員2人の家を家宅捜索しました。

3月13日金曜日

・北韓の核問題を話し合う6か国協議の韓国首席代表を務める外交部の黄浚局(ファン・ジュングク)韓半島平和交渉本部長は12日、北韓の核問題と関連し、「北韓と交渉する意志は十分ある」と述べ、北韓に対し、対話に乗り出すよう求めました。

・アメリカ政府が北韓との間で、国交正常化に向けた交渉を秘密裏に模索していると、アメリカのメディアが伝えました。

・2018年に開かれる平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの分散開催をめぐる議論が続いているなか、政府は13日、分散開催はないとする最終的な方針をまとめました。

3月12日木曜日

・韓国銀行は12日、金融通貨委員会を開き、政策金利を年2%から0.25ポイント引き下げて、年1.75%にすることを決めました。

・アメリカのカーター国防長官とケリー国務長官が来月中に相次いで韓国を訪れることになりそうです。

・大韓航空の前副社長の趙顕娥(チョ・ヒョナ)被告が乗務員のナッツの出し方に激怒して、滑走路に向かっていた自社の飛行機を引き返させた事件で、当時趙被告に暴行などを受けた女性乗務員がアメリカで趙被告と大韓航空を相手取って訴訟を起こしました。

3月11日水曜日

・大統領直属の「統一準備委員会」が、吸収統一に向けた研究を進めていると、11日中央日報が伝えました。
これについて、統一準備委員会は11日直ちに報道資料を出し、「事実ではない」として報道内容を否定しました。

・リッパート駐韓アメリカ大使への襲撃事件を機に、韓国の警察庁は、韓国に駐在する外交官への安全対策について、これまでの大使館中心から、外交官の警護にまで範囲を拡大する方針を決めました。

・イギリスの格付け会社、フィッチ・レーティングスは10日、世界金融危機以後、韓国では銀行に対する規制が著しく強化され金融面での安定性が向上したとする見解を示しました。

3月10日火曜日

・韓半島には、大陸から冷たい寒気団が張り出し、10日朝、ソウルの気温が氷点下6度9分まで下がるなど、ほとんどの地域で氷点下5度を下回りました。

・ソウル市内で5日に刃物で襲われて重傷を負い入院していたリッパート韓国駐在アメリカ大使が、10日午後退院しました。

・リッパート韓国駐在アメリカ大使が凶器を持った男に襲われた事件を受けて、テロを阻止するための法律の制定に向けた動きが与党を中心に出ています。

3月9日月曜日

・中東4か国を訪問した朴槿恵(パク・クネ)大統領が、8日午後、最後の訪問国となったカタールで首脳会談を行いました。

・朴槿恵大統領は9日、襲撃されて怪我を負って入院中のリッパート駐韓アメリカ大使を見舞いました。

・アメリカ女子ゴルフのHSBCチャンピオンズは8日、シンガポールのセントーサGCで最終ラウンドが行われ、韓国の朴仁妃(パク・インビ)選手が優勝しました。

3月7日土曜日

・アメリカのリッパート韓国駐在大使が5日、ソウルで暴漢に刃物で切りつけられて大けがをした事件について、大使の治療に当たっている大学病院の医師は、7日に行った会見で、「大使は来週水曜日、11日頃に退院するのが合理的だと思う」と述べました。

・韓民求(ハン・ミング)国防部長官は6日、韓米合同軍事演習の現地を訪れ、「合同軍事演習は、韓米同盟の礎だ」と述べました。

・プロサッカーのKリーグ・クラシックが7日開幕し、プロ野球もオープン戦に入りました。

3月6日金曜日

・5日にソウル市内で男に刃物で襲われたリッパート韓国駐在アメリカ大使は、速いスピードで回復に向かっていて、9日または10日ごろに退院するものとみられています。

・駐韓アメリカ大使が5日、男に刃物で切りつけられてけがをした事件で、警察は、男に対し、殺人未遂や外国使節暴行、業務妨害の疑いなどで逮捕状を請求しました。

・中東4か国を歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領は現地時間の5日午前、3番目の訪問国であるアラブ首長国連邦で、アブダビ首長国のムハンマド皇太子と会談し、両国の協力強化について意見を交わしました。

3月5日木曜日

・アメリカのリッパート駐韓大使が5日、ソウルで、暴漢に襲われ、顔などにけがをし、近くの病院で手当を受けています。

・アメリカのリッパート駐韓大使が5日、ソウルで暴漢に襲われ、顔などにけがをした事件について、中東を歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領は5日、「韓米同盟に対する攻撃であり、決して容認できない」と述べました。

・スカパロッティ韓米連合司令官は5日、韓米が現在実施中の定例合同軍事演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」について、「予定通り進める」との考えを明らかにしました。

3月4日水曜日

・韓国製の原子炉がサウジアラビア進出に、大きく動き出すことになりました。

・韓国でのPM2.5 (微小粒子状物質)の主な排出源は、中国からではなく、韓国国内で発生していることがわかりました。

・景気の低迷が長引くなか、韓国から海外に旅行する人が大幅に増え、今年1月の観光支出額が19億1000万ドルと、月間ベースでは過去最高となりました。

3月3日火曜日

・3日の韓国株式市場の総合株価指数は前の日より4.57ポイント上昇し、2001.38で取引を終え、ほぼ5か月ぶりに2000ポイントを上回りました。

・不正請託及び金品授受禁止法が3日の国会本会議で成立し、来年10月から施行されます。

・現代自動車と現代重工業を皮切りに、上半期の大卒新入社員の採用が2日からスタートしました。

3月2日月曜日

・韓国で春が始まる日は、ここ37年間で10日以上早くなってきていることがわかりました。

・北韓は2日、短距離弾道ミサイル2発を発射しました。

・アメリカのシャーマン国務次官は先月27日、アジア情勢について講演した際、歴史認識をめぐる問題と関連して、韓国と中国、日本に失望感を示したうえで、3か国の関係改善を促しました。