2000年 

9月30日(土)

・済州島で開かれた3回目の南北長官クラス会談は30日共同報道文を発表し、南北双方は離散家族問題の早期解決に向けて今年末から離散家族の生死確認や手紙の交換、面会所の設置などの措置を取っていくことで合意しました。

・北韓の軍関係者が金正日国防委員長の特使として来月9日から12日まで米国を訪問します。

・金大中大統領は30日、北韓への食糧支援は人道的なレベルで引き続き行っていく考えを示しました。

・金大中大統領は韓半島の平和構築に最も重要なことは南北間で平和協定を結び、これを米国と中国が支持保障することで冷戦を法的に終息させることだと述べました。

・日本の森首相は北韓との関係改善を図るため今年8月に北韓の金正日国防委員長宛てに書簡を送っていたことが29日明らかになりました。

・米国商務省は93年以来現代電子と旧LG半導体に対して取ってきたDRAM半導体に対するダンピング規制を撤回すると29日発表しました。

・先の韓日首脳会談で金大中大統領が提案した韓国と日本間の航空シャトル便について森田運輸省は29日の記者会見で、ソウル成田間のシャトル便になる可能性が高いと述べました。

・韓国はテッコンドーの80キロ以上級の決勝でキムギョンフン選手がオーストラリアのトレントン選手を6対2で勝ちテッコンドー3番目、韓国としては8番目の金メダルを獲得しました。韓国の男子ホッケーはオランダとの決勝でペナルティーキックにまで進む接戦の末、4対5で惜しくも敗れ銀メダルに止まりました。レスリングフリースタイル63キロ級で韓国のチャンジェソン選手が、76キロ級でムンイジェ選手がそれぞれ銅メダルを獲得しました。

9月29日(金)

・李漢東国務総理は来月9日から12日までの4日間、ロシアを公式訪問します。

・ダイムラークライスラーは大宇自動車を買収する意向がないことを明らかにしました。

・韓日間の漁業問題をめぐって26と27日の両日東京で行われた水産局長クラス会談で韓国と日本は、2001年の排他的経済水域での入漁条件を決める協議を来年7月に繰り上げることと、韓国産海苔の輸入コオタを拡大することで意見が一致したと、海洋水産部が29日明らかにしました。

・WTO(世界貿易機関)は韓国の改革作業はまだ不十分であり、持続的な経済成長のため今後さらなる改革を続けていかなければならないとしています。

・2回目の南北赤十字会談の合意を受けて、韓国側が生死の確認を依頼した100人のうち高齢者優先の原則によって選ばれた10人は全員100歳以上の高齢者であることがわかりました。

・来月12日から釜山で開かれる第81回全国スポーツ大会の聖火を金剛山で採火するため、釜山市長ら一行50人は金剛山に向けて29日釜山の港から客船に乗って出発しました。

・シドニーオリンピック開幕15日目の29日、韓国は今大会から正式種目となったテッコンドーで金メダルひとつをさらに追加しました。

・1日のシドニーオリンピックの閉幕式で韓国と北韓の選手団は開幕式と同様、それぞれの国旗の代わりに韓半島の旗を持って同時に行進することになりました。

9月28日(木)

・3回目の南北長官クラス会談が済州島で開かれ、双方は経済委員会のような南北経済協力実践委員会を構成することで合意しました。

・政府はコメやトウモロコシなど食糧60万トンを北韓に提供すると28日発表しました。

・韓国側の首席代表の朴在圭統一長官は基調発言で、北韓最高人民会議の金永南常任委員長の韓国訪問を年内に実現し、すべての海外在住韓国人の故郷訪問が可能になるよう南北当局が積極的に協力しようと北韓に呼びかけました。

・韓国駐留国連軍司令部は先の南北国防長官会談に先立って非武装地帯の地雷除去作業と南北をつなぐ鉄道の復旧に関連した北韓との交渉権利を韓国の国防部に渡したことが確認されました。

・中国の朱容基首相が金大中大統領の招きで来月17日から22日までの6日間韓国を公式訪問します。

・米国と北韓は現地時間の27日、ニューヨークにある国連駐在アメリカ代表部で2ヶ月ぶりに協議を再開し、北韓の核開発疑惑やテロ支援国から北韓を外すことなどについて論議しました。

・北韓の白南淳外相は27日イタリアを訪問し、イタリアとの間で投資保証、経済協力、文化科学協力の3つの協定を結びました。

・シドニーオリンピック14日目の28日、韓国はテッコンドーで金メダルひとつと銀メダルひとつを獲得しました。

・情報通信部は2002年のサッカーワールドカップを開催する韓国と日本の都市を結ぶ情報ネットサービスを推進することになりました。

9月27日(水)

・3回目の南北長官クラス会談が済州島で始まりました。この会談は、韓国側は朴在圭統一長官が北韓側は全クムジン内閣参事官が首席代表となり、それぞれ5人の代表が出席して、北韓最高人民会議の金永南常任委員長の韓国訪問の日程や離散家族面会所の設置、そして北韓への食糧支援などについて話し合うことになっています。

・陳稔財政経済長官は27日、チェコのプラハで開かれている第55回IMF(国際通貨基金)とIBRD(世界銀行)の総会で基調演説し、IMF(国際通貨基金)から受けた融資の内まだ償還していない60億ドルについて来年末までには返済する意向を示しました。

・日本の森首相が韓日首脳会談を控えてKBSと行った会見で、独島(竹島)は日本の領土だと発言したことで、韓国政府や与野党は反発しています。与党民主党は26日、森首相の失言に対して厳しく抗議すると共に再発防止を求めるという論評を出しました。また、野党ハンナラ党は、森首相の失言は独島(竹島)の領有権に対する日本のしぶとい執着をあらわにしたもので、金大中政権の疎かな韓日漁業協定が独島(竹島)の問題を悪化させたとして、KBSとのインタビューで削除された森首相の発言の公開を要求しました。

・米国と北韓は現地時間で27日、ニューヨークにある国連駐在米国代表部で北韓のミサイル開発などの懸案を包括的に話し合うための協議を2ヶ月ぶりに再開します。

・借款の形で北韓に食糧支援を行うことについて、国民の過半数が賛成していることがわかりました。また、北韓の金正日国防委員長のソウル訪問について、賛成が90%で圧倒的でした。

・朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の故郷訪問団が6日間の日程を終えて27日日本に帰りました。

・大韓赤十字社は27日、離散家族の交換訪問団の会議を開き訪問団の候補者200人と生死、住所の確認者100人を決めました。

・北京駐在の南北の大使が会合し、南北の交流と協力をさらに促進することで意見をともにしました。

・韓国は27日、銀メダルと銅メダルを取りました。

・来月13日からソウルで開かれるASEM(アジアヨーロッパ首脳会議)の期間中、乗用車の運行を制限することになりました。

9月26日(火)

・南北の軍事当局は軍事的緊張を緩和し、韓半島に永久的な平和をもたらすため戦争の脅威を無くすことが重要だということで意見が一致し、そのため共同で努力することで合意しました。

・南北は26日、南北の経済協力のための実務接触で、北韓への食糧支援の規模と時期について原則的に合意し、政府は近いうちにその内容を発表することになりました。

・金大中大統領は26日、南北国防長官会談のため韓国を訪れた北韓の金ギッチョル人民武力部長一行と会って、初めての南北国防長官会談が成功裏に終わったことを評価し、京義線の復元と道路解説のため軍事実務委員会が作られるのを契機に早く南北の緊張緩和のための具体的な措置が取られることを期待すると述べました。

・南北は27日から4日間の日程で済州島で3回目の南北長官級会談を開き、6.15共同宣言の履行について評価し、

・来年の政府予算案は今年の追加更正予算案より6兆ウォンほど増えた101兆ウォンに決まりました。

・韓国のチャンヨンクソ韓半島エネルギー開発機構担当大使が25日、米国のニューヨークで開かれたKEDO(韓半島エネルギー開発機構)の執行理事会で議長に選ばれました。

・米国国務省は25日辞任したペリー北韓政策調整官の後任にウインディーシャアマン大使を任命しました。

・新しい千年の著名な文人と指導家らと韓国の作家が文学について話し合う「ソウル国際文学フォーラム」が26日から始まり、28日までソウルの世宗文化会館で開かれます。

9月25日(月)

・分断後初めての南北国防長官会談が25日済州島のホテルではじまりました。

・米国大リーグロサンゼルスドジャースのパクチャンホ投手が野茂投手とタイをなしていた東洋人投手としての最多勝記録を塗り替えました。

・7月の2回目の南北長官クラス会談の合意を受けて行うことになった1回目の南北経済協力実務者協議が、25日ソウルの南北会談事務局で始まりました。

・政府は来月中に、30大財閥を含むすべての大企業を対象に、財務状態などを点検し、撤退又は支援対象を判定する「企業選別作業」を行うことになりました。

・ソウルマポ区で建設が進められている2002年サッカーワールドカップのメイン競技場が、当初の予定より2ヶ月早く来年10月頃完成する見込みとなりました。

・第2次世界大戦当時、日本に強制徴用された韓国人が米国で日本の企業を相手取って起こした集団訴訟は棄却されておらず、韓日基本条約についての解釈がこの訴訟の争点になるものとみられています。

・韓国女子アーチェリーのオリンピック四冠王金スニョン選手が世界ランキング3位に浮上しました。

・シドニーオリンピック11日目の25日、韓国は男子体操平行棒で、李ジュヒョン選手が銀メダルを手にしました。

9月23日(土)

・日本を公式訪問している金大中大統領は23日森首相と初めての首脳会談を行いました。

・会談の後行われた共同記者会見で森首相は、北韓の金正日国防委員長と首脳会議を行う用意があることを示しました。

・金大中大統領は日本の天皇の韓国訪問について、日本の天皇の訪韓の時期は日本政府が決める問題で、韓国は天皇の訪韓を望んでおり必ず成功裏の行われなければならない、天皇の訪韓とワールドカップの共催が成功すれば韓日関係は想像できないほど親密かつ緊密な関係に発展すると思うと答えました。

・政府は40兆ウォン規模の公的資金を追加で増せいする方針です。

・週明けの25日から済州島で開かれる予定の南北国防長官会談の北韓代表団が24日板門店を通って韓国入りします。

・来月から段階的に離散家族の生死確認と手紙の交換が行われる見通しとなりました。

・シドニーオリンピック関係、韓国の野球チームは日本との試合で10回延長に入る接戦の末7対6で勝利しました。

9月22日(金)

・金大中大統領の3回目の日本公式訪問が始まりました。

・金大中大統領は来年春に見込まれている金正日国防委員長との2回目の会談で南北平和体制の構築について協議したい意向を初めて示しました。

・日本政府は2003年1月の大学入学センター試験から外国語科目に韓国語を加える方針だとNHKが22日報じました。

・日本を訪れている辛国煥産業資源長官は21日、平沼タケオ通産相と会談し、韓日間に自由貿易協定を結ぶための民間経済人同士の対話を強化していくことで合意しました。

・離散家族問題をめぐって北韓の金剛山ホテルで開かれていた2回目の南北赤十字会談は双方の間で意見の歩み寄りがみられず会談の日程を1日延長することになりました。

・朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会に所属している在日朝鮮人の故郷訪問団63人が大韓赤十字社の招きで22日、大韓航空機で金浦空港に到着し6日間の日程に入りました。

・シドニーオリンピック8日目の22日、韓国は男子アーチェリーの団体戦で12年ぶりの優勝を果たし、金メダル4つで総合順位第9位となりました。

・サッカー代表チームののホジョンホ監督がシドニーでの決勝トーナメント進出に失敗した責任をとり22日辞意を表明しました。

9月21日(木)

・シドニーオリンピック女子アーチェリーの団体戦で韓国は金メダルを獲りました。

・金大中大統領は日本の森首相の招待で22日から3日間日本を公式訪問します。

・金大中大統領は日本訪問に先立って20日、ソウル駐在の日本特派員と会見し、北韓最高人民会議の金永南常任委員長のソウル訪問は12月になると思うと述べ、また来年春と見られている金正日国防委員長のソウル訪問については、私が来年春が良いと提案したと述べました。

・アメリカのコーエン国防長官は21日、先の南北首脳会談の後の南北関係の進展について評価すると共に、来週25日から済州島で開かれる初の南北国防長官会談を支持すると述べました。

・2回目の南北赤十字会談の2日目の21日、南北は午前の実務接触に続いて午後からは双方の首席代表による本格的な意見の歩み寄りが始まりました。

・韓国の観光関係者等100人が22日から北韓の白頭山を観光します。

・朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会に所属している在日朝鮮人の故郷訪問団63人が22日韓国入りし、6日間それぞれの故郷を訪ねます。

・北韓は最近ヨーロッパ9カ国に国交樹立を提案する書簡を送ったと朝鮮中央通信が21日報道しました。

・台風14号による財産被害は1380億ウォン余りと集計されました。

9月20日(水)

・韓国は20日、フェンシングでオリンピック史上初の金メダルを獲得しました。

・2回目の南北赤十字会談が開かれ、年内に離散家族の生死の確認や面会所の設置、追加の離散家族の交換訪問などについての話し合いが始まりました。

・朴智元文化観光長官は20日、銀行融資に介入した疑いで辞任を示し、後任に与党民主党のキムハンギル議員が内定されました。

・金大中大統領は19日の閣議で国政運営では経済が中心だと述べ、経済の安定に向けて力を入れるよう支持しました。

・韓国と北韓は20日、板門店の北韓側の板門閣で来週25日から済州島で行われる南北国防長官会談の日程と交通手段などについての実務接触を行いました。

・日本の森首相は北韓を一国家として承認する考えを持っていることを示唆しました。

・金大中大統領は20日、青瓦台で韓日議員連盟の日本側の伊藤宗一郎会長ら7人の表敬訪問を受けました。

・韓国と米国は20日、南北をつなぐ鉄道工事と鉄道沿いの道路建設について非武装地帯で発生しうる各種の軍事問題について共同で協議していくことで合意しました。

・アメリカのプロ野球ロサンゼルドジャースで活躍しているパクチャンホ投手が16勝目をあげました。

9月19日(火)

・シドニーオリンピック女子アーチェリーで韓国は初の金メダルを含む金銀銅の3つのメダルを獲得しました。

・京義線とシベリア横断鉄道経由で釜山からロシア、釜山から東ヨーロッパまで貨物を運送すれば海上運送よりコンテナ当たり300ドル以上が節減できるという分析が出ました。

9月18日(月)

・南北を縦断する鉄道、京義線の再連結と鉄道沿いの道路建設工事の起工式が京畿道パジュ市のイムジンカクで行われました。

・野党ハンナラ党は18日、起工式に際して、南北軍事共同委員会を通じた実質的な緊張緩和策が具体化した後で復元工事を進めるべきだとする声明文を発表しました。

・日本の森喜朗首相は18日、京義線の復元起工式が韓半島の緊張緩和につながることを期待するという内容のメッセージを金大中大統領に送ってきました。

・シドニーオリンピック4日目の18日、男子アーチェリーのチャンヨンホ選手がオリンピック新記録を出しました。

・米国のフォードが大宇自動車の買収を放棄したことで大宇自動車の債権団は1ヶ月以内に新しい大宇自動車の売却優先交渉対象を選定することになりました。

・22日から行われる金大中大統領の日本訪問に先立って、辛国煥産業資源長官をはじめ経済五団体の長らおよそ90人が20日から4日間日本を訪れ、部品素材産業とベンチャー企業への投資協力について協議することになりました。

・韓国と日本は今の韓日議員連盟を中国を含めた3カ国による議員連盟に枠を広げることを検討していくことになりました。

・離散家族問題について話し合う2回目の南北赤十字会談が20日から3日間北韓の金剛山で開かれることになりました。

9月16日(土)

・李廷彬外交通商長官は南北が統一した後も北東アジアのバランスを取るために米国の役割が重要だと語りました。

・北韓は米国との関係改善を示唆しました。

・先の南北特使会談で北韓の金正日国防委員長が来年春ソウルを訪問する可能性が高くなったことについて、米国は15日歓迎すると述べました。

・米国のフォードが大宇自動車の買収を放棄したことで大宇の債権団と大宇構造調整推進協議会は大宇自動車の今後の方向について改めて協議し、週明けの18日発表する予定です。

・シドニーオリンピックで韓国は初のメダルを獲りました。

・大韓赤十字社は北韓赤十字会に2回目の南北赤十字会談を今月20日から3日間金剛山で開くことを15日提案しました。

・台風14号が韓半島に上陸し全国的に強い風を伴った大雨が降り続き被害が続出しています。

9月15日(金)

・2000年のシドニーオリンピックが開幕し韓国は北韓と共に近代オリンピックがはじまって以来初めて分断国として同時入場行進を行い集まった観衆から熱烈な歓迎を受けました。

・金大中大統領は北韓の金正日国防委員長の韓国訪問の時期について、来年3月か4月頃になるという見解を明らかにしました。

・経営が破綻し海外への売却が決まっていた大宇自動車の売却優先交渉対象だった米国のフォードが大宇自動車の買収を放棄しました。

・史上初めての南北国防長官会談が近く実現する見込みとなりましたが、これに先立って韓国の趙成台国防長官と北韓のチョンミルチョル人民武力部長は最近会談の日程や場所、議題などについて協議する親書形式の手紙の交換を行っていたことが15日確認されました。

・韓国国防部は14日、国連軍司令部の軍事停戦委員会を通じて趙成台国防長官名義の手紙を北韓側に伝え、北韓人民武力部長と韓国の国防長官をそれぞれ首席代表とし南北共に代表5人随行員5人からなる代表団を作り、今月25日か26日に香港で初の南北国防長官会談を開くことを提案しました。

・北韓の支援事業に必要な南北協力基金の余裕資金が僅か千6百億ウォンにすぎないことがわかりました。

・世界市場で競争力1位を占める韓国の商品は中国の6分の1にすぎないことがわかりました。

9月14日(木)

・今年中にすべての離散家族の生死確認作業が終わり、このうち生存が確認された離散家族から南北間の手紙の交換が実現する見通しとなりました。

・野党ハンナラ党の李会昌総裁は北韓への大規模な食糧支援について、まずは北韓の食糧事情を把握するのが先だと述べ慎重な姿勢を示しました。

・金容淳書記は金大中大統領を表敬訪問し、南北共同宣言は着実に実行されていますという金正日国防委員長のメッセージを伝えました。

・北韓の金剛山観光を行っている現代アサンの鄭夢憲会長は森首相と会い、北韓の開城工業団地など北韓への投資について協議しました。

・日本政府は北韓に40万トンから50万トンのコメの支援を検討していると毎日新聞が14日報道しました。

・李廷彬外交通商長官は国連総会などに出席するため14日米国に向かいました。

・15日から始まるシドニーオリンピックで韓国と北韓は97番目に同時入場し、韓国の金ムンニョンIOC委員と北韓のチャンウオンIOC委員も一緒に入場することになりました。

9月13日(水)

・北韓の金正日国防委員長が来年春にソウルを訪問する可能性が高くなりました。

・政府は金容淳書記の一行が金大中大統領を表敬訪問した後の14日、金正日国防委員長のソウル訪問などについての日程を発表するものと見られます。

・イムドンウオン特別補佐官と金容淳書記は南北国防長官会談を今月中に香港で行うことで基本合意し、国防長官会談では軍事面でのホットラインの開設や南北を繋ぐ鉄道の復旧、休戦ライン沿いの臨仁川の氾濫による水害対策など軍事分野の緊張緩和と信頼構築に向けて幅広く話し合うことで合意しました。

・韓国訪問3日目をむかえた金容淳書記一行は13日、大邱、浦項製鉄、慶州を訪れあとソウルに戻ってきました。

・韓国の去年99年のGNP(国民総生産)は世界13位であることがわかりました。

・現代グループが進めている北韓の金剛山開発プロジェクトに日本資本の参加が具体化しています。

・KBS(韓国放送公社)と北韓の朝鮮中央放送のスタッフが共同で参加してソウル、北韓の白頭山、そして済州島の漢拏山を結ぶ三元生放送が秋夕の12日行われました。

・日本のお盆に当たる秋夕連休最後の13日、故郷から帰ってくる人々で全国の高速道路や空の便は12日夜からのUターンラッシュが続いています。

9月12日(火)

・金大中大統領は大統領の任期が終わる2003年までには北韓との間で平和協定を結ぶことを希望しています。

・金正日国防委員長の特使として11日韓国入りした、北韓労働党書記の金容淳アジア太平洋平和委員会委員長は韓国訪問2日目の12日、済州島で植物園や遺跡地を見て回りました。

・今日12日、韓国は日本のお盆に当たる秋夕です。

・金大中大統領は6月の南北首脳会談の最も大きな成果は韓国駐留米国軍の必要性について南北の見解が一致したことであり、これは北韓が米国との関係改善を望んでいる証拠だと述べました。

・朴在圭統一長官が主催した11日の晩餐会の挨拶で金容淳書記は南北の首脳が誕生させた南北共同宣言は和解と団結の偉大なる憲章であり祖国統一の一里塚であるとして、南北関係を改善するためには外国の勢力の顔色をうかがわずに民族同志の協力を進めなければならないと強調しました。

・朴在圭統一長官は晩餐会の挨拶で、金容淳書記の韓国訪問は南北共同宣言を履行しようとする北韓の意思を改めて確認させてくれたものだ、韓国も共同宣言を着実に履行するため確固とした意思を持っていると述べました。

・北韓の白南淳外相がニューヨークで行われる国連総会への出席を急きょ取りやめたと、西側外交消息筋が11日明らかにしました。

・北韓の金正日国防委員長が先のプーチン大統領との会談で北韓のミサイル開発計画を断念する用意があると述べたのは冗談ではないとイタルタス通信がロシアのロシコフ外務次官の言葉として11日報じました。

・IAEA(国際原子力機関)は11日、北韓が核査察の受け入れ地域に対するIAEA(国際原子力機関)の調査チームの接近を充分に許可していないと主張し、このため北韓に支援する軽水炉建設のプロジェクトがスムーズに進まない可能性があると警告しました。

・シドニーオリンピックに参加する北韓の選手40人余りが12日、190番目にオリンピックの選手村に入りました。

9月11日(月)

・金正日国防委員長の特使である金容淳労働党書記一行8人が11日午前、ソウル入りし4日間の訪問日程に入りました。

・南北間が2000年シドニーオリンピックの開会式で史上初めて同時入場することになりました。

・南北選手団がシドニーオリンピックで同時入場することについて世界のマスコミは大きな関心を示しました。

・北韓の白南淳外相は最近、金永南常任委員長が米国訪問を取りやめたことに関係なく国連のミレニアム総会に出席するものと見られます。

・米国のオルブライト国務長官は金永南常任委員長一行に対する航空会社の保安検査について、米国が遺憾の意を表明した手紙を北韓が受け取ったとしてこの事件が今後の米国と北韓の関係に悪い影響は及ぼさないだろうと述べました。

・朴在圭統一長官は次の南北離散家族の交換訪問は来月10月の中旬から11月の間に行われるだろうと述べました。

・米国州の離散家族再会推進協議会は、米国に住む離散家族も南北の離散家族再会の対象に含めることを南北と米国政府に促しました。

9月9日(土)

・金大中大統領はロシアのプーチン大統領との会談で南北の鉄道にシベリア横断鉄道を結ぶなど韓国と北韓、それにロシアを含めた経済協力を本格化することで合意しました。

・政府は北韓の深刻な食糧難を解決するため大規模な食糧支援を推進しています。

・金大中大統領はコリアソサエアティーが主催した晩餐会で演説し、南北は南北の関係改善だけでは不十分だとして米朝関係の改善が必要だという認識を示しました。

・金大中大統領は9日、ニューヨーク連邦銀行の総裁ら米国の経済関係者と会い、北韓への投資を呼びかけました。

・世界149カ国の首脳が一堂に会した国連ミレニアムサミットが3日間の日程を終え韓国時間の9日朝、国連安全保障理事会の改革の推進などを謳ったミレニアム宣言を採択し閉幕しました。

・ソウルと北韓の新義州とを結ぶ鉄道が今月18日に着工されます。

・来週12日の日本のお盆にあたる秋夕を故郷でむかえようとする帰省客で高速道路、鉄道、空港などが混雑しています。

9月8日(金)

・金大中大統領は7日、米国のクリントン大統領と会談し南北関係の進展と米朝関係の改善に最善を尽くすことで意見が一致しました。

・金大中大統領は李姫鎬夫人と共に今月22日から3日間日本を訪問することが正式に決まりました。

・金大中大統領は宿舎のアストリアホテルでスウェーデンのペルソン首相と8日会談し、南北関係の正しい進展と両国の友好協力強化のため様々の分野で共に協力することで合意しました。

・韓国駐在日本大使館の寺田輝介大使は8日、日本人拉致疑惑を棚上げした状態で北韓との国交正常化交渉を行うことは不可能だとする考えを明らかにしました。

・朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会は22日から一週間の予定で朴在魯副議長を団長とした韓国への故郷訪問団を送ることを7日正式に決めました。

・ロシアは韓国、北韓と共に今年12月ロシアで3カ国の議会会談を開催すると、ロシア議会関係者が7日明らかにしました。

・韓国駐留米国軍が人体に致命的な影響を及ぼす毒性物質を漢江に放流していたとされる事件で韓国駐留米国軍は独自で調査を行い、こうした行為が韓国駐留米国軍の内規と漢江の法律に違反したものだとする公式見解を8日発表しました。

・15日から始まるシドニーオリンピックに参加する韓国選手団が5回連続の総合10位以内を目指して8日現地に向けてソウルを出発しました。

9月7日(木)

・国連のミレニアムサミットが6日開幕し、金大中大統領は基調演説で韓半島の平和のために国連の支持を訴えました。

・金大中大統領は中国の江沢民国家主席と会談し、南北首脳会談の後の韓半島情勢や韓中関係の促進などに向けて協力していくことになりました。

・国連のミレニアムサミットでは先の南北首脳会談を支持する議長声明が韓国時間で7日採択されました。

・朴在圭統一長官は7日、ソウル市内のホテルで会談し、北韓経済の近代化に政府レベルで取り組んで行くことを明らかにしました。

・国防部は7日、ソウルと北韓の新義州とを結ぶ鉄道と道路建設のための地雷除去と兵力投入を盛り込んだ総合対策を発表しました。

・北韓最高幹部の金永南常任委員長が最終的にミレニアムサミットへの出席を中止したことについて米国は6日、北韓との間で進められている協議が今後持続することを希望すると述べ、この事件が米朝関係の悪化につながることを避けたい意向を示しました。

・韓国の世帯当たりの生命保険の加入率は80%余りで、10世帯のうち8世帯は生命保険に加入していることが分かりました。

・2002年のサッカーワールドカップの日程が正式に決まりました。

9月6日(水)

・国連のミレニアムサミットに出席するためニューヨーク入りした金大中大統領は金永南常任委員長との会談は取りやめになったものの、6日の開幕式を皮切りに本格的な首脳外交をはじめます。

・人の身体に癌など悪影響を引き起こすと見られる環境ホルモンが川や大気、土壌など広範囲にわたって大量に検出されました。

・北韓最高人民会議の金永南常任委員長の米国訪問が取りやめになったことについてホワイトハウスのロックハートスポークスマンは5日記者会見し、遺憾に思っており不幸な事件である北韓が米国側の仕組みについて良くわからなかった上、空港では北韓代表団についての認識が足りなかったため生じた事件だとして、空港側にミスがあったことをほのめかしました。

・青瓦台のパクチュンヨンスポークスマンは6日の会見で、国際舞台で初めて行われる予定だった南北首脳級会談が取りやめられたことについて遺憾の意を表明し、今後、南北米朝関係が悪化しないことを期待すると述べました。

・野党ハンナラ党は6日の論評で、報道通りだとすれば米国の行動が行き過ぎたと思う、国連のミレニアムサミットで南北の首脳同志の会談が流れたのは非常に残念であるとして、遺憾の意を表しました。

・高建ソウル市長は5日、平壌を訪問する意思を示し、ソウルと平壌との交流協力が本格化する見通しとなりました。

・先月の南北離散家族の訪問団の受付が終わった6月末から先月末までに更に3万人が離散家族探しを申請し、離散家族探しの申請者は会わせて10万人を超えました。

・金大中大統領が今年のノーベル平和賞の候補として推薦されたと、ノルウェーのNTB通信が5日報道しました。

・世界の平和のため努力してきた人に送る第5回ソウル平和賞の受賞者に緒方貞子国連難民高等弁務官が選ばれました。

9月5日(火)

・金大中大統領はニューヨークの国連本部で開かれるミレニアム首脳会議に出席するため、夫人の李姫鎬女史と共に5日午後米国に向かいました。

・第55回国連総会で最近の南北関係を支持する内容の議長声明と国連総会の決議案が相次いで採択されるものとみられます。

・1回目の南北軍事当局者会談が今月中に長官クラス水準で開かれるものとみられます。

・金大中大統領は6日、北韓の金永南最高人民会議常任委員長と会談し、南北首脳会談の後の南北関係と国際舞台での協力について話し合うことになっています。

・南北長官クラス会談の韓国側首席代表の朴在圭統一長官は5日、北韓の全今振団長当てに電話通知文を送りソウルと北韓の新義州とを結ぶ京義線と文山と開城をつなぐ鉄道建設について協議するための実務接触を今週7日板門店の平和の家で行うことを提案しました。

・韓国通信は2002年末に、無窮花衛星4号、2005年には、無窮花衛星5号を打ち上げることを進めています。

・シドニーオリンピックに出場する韓国選手団の結団式が5日午後ソウル世宗文化会館で284人の精鋭と114人の役員など398人が出席して行われました。

9月4日(月)

・金大中大統領は放送の日にちなんで3日放送3社と会談し北韓に抑留されている700人から800人の韓国軍捕虜や漁民問題を必ず解決すると述べました。

・金大中大統領は6日からニューヨークの国連本部で始まる国連ミレニアムサミットに出席するため5日ソウルを出発します。

・平壌で行われた2回目の南北長官クラス会談で北韓は、来月末までに借款形式で食糧の支援を要請したことが3日明らかになりました。

・次世代無公害車の燃料電池自動車が韓国で初めて開発されました。

・IMF(国際通貨基金)が今月末に開かれる年次総会に北韓をスペシャルゲストとして公式招待しました。

・韓国は世界で28番目の競争力を持つ国という調査結果が出ました。

・来年から首都圏を中心に本放送を行うことになっているKBSのデジタル地上波放送の試験放送が3日始まりました。

・韓国と日本の視覚障害者の親善マラソン大会が両国から834人が参加して3日、韓国南部の済州島で開かれました。

・米国大リーグロサンゼルスドジャースのパクチャンホ投手が4連勝のシーズン15勝目を上げ自らのシーズン最多勝のタイを成し遂げました。

9月2日(土)

・29日から平壌で開かれていた2回目の南北長官クラス会談が1日終了し、韓国と北韓は離散家族再会の申請書を提出した7万6千人余りのうち、家族や親戚の生死が確認された家族と文通できるようにすることで原則的に合意し、また韓国は借款方式で北韓に食糧を支援することについても検討していくことになりました。

・韓国の朴在圭統一長官と北韓のチョングンジン首席代表が1日夜平壌市内の高麗ホテルで発表した共同報道文によりますと、@韓国と北韓は離散家族の再会を年内に更に2回実施する。A南北間の軍当局者間の会談の開催をめぐる協議を近いうちに行う。B円満な経済協力のため投資保証、二重課税防止、紛争の調整、生産決済などの制度を作るための実務委員会を今月中に行う。Cソウルと北韓の新義州とを結ぶ鉄道の復元工事やこの鉄道沿いに新しい道路を造る問題について協議する実務交渉を今月中に開催する。D休戦ラインに沿って流れる臨仁川の水害防止に向けた共同事業を近いうちに進める。E今月中旬に韓国から100人が一週間の予定で北韓の白頭山を続いて下旬には北韓から同じく100人が済州島の漢拏山を観光する。F3回目の南北長官クラス会談は今月27日から30日まで韓国南部の済州島で行う。という7項目に合意しました。

・1日行われた朴在圭統一長官と金正日国防委員長との単独会談で、南北は近いうちにおよそ15人からなる北韓の経済視察団をソウルに派遣することで一致しました。

・国防部は共同報道文のうち、軍事当局者同士の会談を早期開催することで合意したということについて、1日今年6月の南北共同宣言の精神を実施する上で、前向きに寄与するものと期待されると歓迎する意向を示しました。

・北韓への送還を希望した元北韓出身者、いわゆる非転向長期囚63人が2日午前10時板門店の中立国監督委員会を通って北韓に送還されました。

・野党ハンナラ党は2日声明を出し、英雄扱いされ北韓に帰っていった非転向長期囚の背後には北韓に拉致され抑留されている元韓国軍捕虜や漁民の解放を待っている韓国の家族の血にまみれた涙があることを忘れてはならないとして、2回目の南北長官クラス会談でもこの問題についての進展が見られなかったのは6月の南北首脳会談の共同宣言文にこの問題を明記しなかった韓国側の責任が大きいと主張しました。

・フランスの自動車メーカールノーに売却された韓国の三星自動車が設立から5年5ヶ月目の今月1日でルノーへ正式に編入されました。

・韓国オリンピックサッカー代表チームがナイジェリア代表チームに5対1で勝利しました。

9月1日(金)

・29日から平壌で開かれていた2回目の南北長官クラス会談が1日終了し、韓国と北韓は軍事的な信頼構築と緊張緩和に向けた南北軍当局者間の会談の開催をめぐる協議を近いうちに行うことで合意しました。

・北韓の経済視察団が近いうちにソウルを訪れることになりました。

・台風12号が韓国全土を襲い、1日午前10時現在4人が死亡、20人余りが行方不明になりました。

・6月の南北首脳会談と赤十字会談の合意を受けて北韓に送還することが決まった非転向長期囚63人は2日午前10時板門店から陸路で北韓に送られることになりました。

・北韓のナンバー2の金永南最高人民会議常任委員長は31日、2回目の南北長官クラス会談のため平壌を訪れた朴在圭統一長官と会談し、6日からニューヨークで始まる国連ミレニアムサミットに自ら参加することを明らかにしまし「その際、金大中大統領と南北和解について協議する2回目の会談を行うことを期待している」と述べました。

・第16代国会議員選挙後、初めての通常国会である第215通常国会が100日間の会期で1日始まりました。

・政府は金融機関の本格的な構造調整を行うため、今月11月に「金融持株会社」を設立し、金融機関の統合などによる大型化を図ることになりました。

・韓国、日本、米国の3カ国は1日、ソウルで北韓政策調整会議を開き、6月の南北首脳会談後急変している韓半島情勢を踏まえ、北韓に対する3カ国の協力強化案について話し合いました。

・北韓は今週はじめアジア開発銀行への加盟を申請したことが1日明らかになりました。

・北韓は来月ソウルで開かれるASEM(アジアヨーロッパ首脳会議)やAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に参加するため、タイ政府に協力を求めたと毎日新聞がタイ外務省の情報として1日報道しました。

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