2000年
7月31日(月)
・南北長官クラス会談がソウルで行われ、韓国と北韓は南北対話を定例化することなど合わせて6項目に合意しました。
・明日1日から正式にスタートする医薬分業を前に医師協会は、正しい医薬分業が実施されない限り1日から再び診療拒否を行うと宣言し、波紋を呼んでいます。
・政府は8月15日の光復節をむかえ、国民の大和合を図るため、大々的な特別赦免復権(日本で言う特別恩赦)を行う計画です。
・金大中大統領は政権後半期をスムーズに運営するため、来週始めにも大幅な組閣を行うものとみられています。
・米国のオルブライト国務長官は30日、訪問先の日本で日本経済新聞と単独で記者会見し、IMF(国際通貨基金)や世界銀行など国際金融機関への北韓の加盟の可能性について、基本的にはすべて門戸が開放されているとして、原則的には北韓の国際金融機関への加盟を反対しない意向を初めて示しました。
・韓国は北韓がASEM(アジアヨーロッパ首脳会議)に加盟する前段階としてASEMの一部活動に参加できるようASEM加盟国と協議中だと政府関係者が29日明らかにしました。
・韓国の山岳人オモンギルさん40歳がアジアでは初めて海抜8千メートル以上のヒマラヤ14峰をすべて征服する偉業を成し遂げました。
7月29日(土)
・先月の南北共同宣言を実行に移すための南北長官クラス会談に出席する北韓の代表団が29日ソウル入りしました。
・北韓とニュージーランドは28日、国交を結ぶことで合意しました。
・与党民主党は29日、南北長官クラス会談の開催について、歴史的な南北共同宣言の実行が本格化するものだとし、南北双方が今後ソウルと平壌を往来しながら行う各種の会談を通じて和解ムードと協力精神を確認すると共に、離散家族の再会と経済協力などの南北交流で実質的な成果を上げることを期待すると、歓迎の声明を出しました。
・自民連は声明で今度の南北長官クラス会談で、平和体制の構築と経済協力、離散家族の再会の拡大など実質的な問題について話し合い、真の南北協力と和解の時代を切り開く土台を設けることを期待していると述べました。
・北韓のアジア太平洋平和委員会のキムヨンスン委員長が年内にも韓国を訪問する予定だと、産経新聞がバンコクの外交消息筋の話を引用して29日報道しました。
・中国の北京で28日開かれた、2000年韓中サッカー定期戦で韓国が1対0で勝ち、無敗の記録を守りました。
・韓国の三星生命卓球団と北韓のモランボン卓球団は28日、平壌室内体育館で親善試合を行いました。
・ソウルなど大都市でオゾンの濃度が高くなり、子供や老人は外出しないよう呼びかける回数が増えています。
・今年で4回目の国際演劇祭が京畿道水原市で29日開幕し、韓国、日本、米国、ドイツなど8カ国から35の劇団が参加して自然と城、人間をテーマにした作品が講演されることになりました。
7月28日(金)
・先の南北首脳会談の合意事項を具体化するための南北長官クラス会談が予定通り29日から31日までソウルで開かれることになりました。
・北韓は27日チョングンジン内閣責任参事を代表とする南北長官クラス会談の北韓側代表団5人の名簿を韓国に送ってきました。
・タイのバンコクを訪れている北韓の白南淳外相は米国のオルブライト国務長官と初めての外相会談を行い、両国の関係正常化に向けた対話を続けていくことで意見が一致しました。
・韓国駐在のボスワス米国大使は27日来月はじめに行われる韓米地位協定の改正をめぐる交渉で米国政府は韓国の環境保護と労働権の改善のため真摯な姿勢で協議に臨むことを約束しました。
・来月2日と3日にソウルで行われる韓米地位協定の改正をめぐる交渉に韓国側からは外交通商部のソンミンスン北米局長が米国側からは国防総省のスミスアジア太平洋担当副次官補がそれぞれ首席代表として望むことになりました。
・IOCのサマランチ会長は今年9月のシドニーオリンピックの開会式と閉会式の際、韓国と北韓が同じユニフォームで入場する案を南北にそれぞれ提案し、北韓からの回答を待っているところだと、明らかにしました。
・ワールドカップ組織委員会のパクセイジ委員長が27日辞意を表明しました。
・自民連の金鍾泌名誉総裁が韓日議員連盟の韓国側の会長として日本を訪問するため28日東京に向けて出発しました。
・米国の防衛産業メーカーのロッキードマーティン社は韓国政府との契約に基づいて韓国航空宇宙産業に対してF16戦闘機20機を生産するのに必要な部品を提供すると発表しました。
7月27日(木)
・北韓は27日、ASEAN地域フォーラムの23番目の加盟国となりました。
・李廷彬外交通商長官は外相会議で先月の南北首脳会談のあと韓半島で新たな和平と協力のムードが高まっていることを説明し、韓半島での和平定着に向けたASEANの支持と協力を要請しました。
・来月15日に平壌を訪問する韓国側の離散家族訪問団候補200人について北韓の赤十字会から送られて来た家族の生死確認の結果が27日マスコミに公開されました。
・北韓からソウルに来る離散家族の訪問団の候補200人については2人を除いて198人の家族の生死が確認されました。
・政府は食糧難が解決されていない北韓に肥料10万トンを追加で支援することになりました。
・カナダは北韓との外交関係を結ぶための初めての段階として北韓を国として承認すると26日発表しました。
・ASEANと韓国、日本、中国の外相は26日の会議で先月の南北首脳会議を支持する内容の議長声明を発表しました。
・李廷彬外交通商長官はタイのバンコクでロシアのイワノフ外相と会談し、北韓のASEAN地域フォーラムへの加盟を歓迎し今後とも北韓に対する包容政策を進めていく必要があると説明しました。
・先月の経常収支は14億6千万ドルの黒字になり、今年1月からの黒字の累計は44億ドルとなりました。
・今年1月から先月末までの韓国の半導体の輸出は119億ドルとなり、去年の上半期に比べて30%以上伸びて史上最大となりました。
・韓国の大手グループが今年下半期に新規採用する規模は2万2千人余りで去年に比べて2倍以上多くなるものと見られています。
・在日韓国人が保有していた韓国の文化財57点が韓国に戻ってきました。
7月26日(水)
・史上初めの韓国と北韓の外相会談が今夜開かれます。韓国の李廷彬外交通商長官と北韓の白南淳外相はタイのバンコクで27日から開かれるASEAN地域フォーラムに出席する前にASEAN地域フォーラムの会場のホテルでおよそ30分間国際舞台での南北協力について話し合う予定です。
・北韓の白南淳外相は韓国記者団との会見で南北の首脳が合意した南北共同宣言の実施について双方の意見を交換する場にしたい。初めての南北外相会談であるだけに和気あいあいとした雰囲気の中で進めていきたいと述べて、会談に前向きに臨む姿勢を示しました。
・李廷彬外交通商長官はカナダのアックスワディ外相と会談し、北韓とカナダとの関係改善について意見を交わしました。
・第213臨時国会が与野党の対決の末会期を終え25日閉会しました。このため2兆4千億ウォン規模の補正予算案、金融持ち株会社関連法案、政府組織法改正案などが成立しませんでした。
・北韓の赤十字会は来月15日に平壌を訪問する韓国側の離散家族訪問団の候補200人のうち138人の家族の生死を確認し、26日大韓赤十字社に送ってきました。
・政府は北韓の金正日国防委員長の招きで来月5日から12日まで北韓を訪問する韓国の放送局や新聞社などマスコミの経営者の名簿を25日板門店を通じて北韓に伝えました。
・北京の北韓大使館で韓国の大使と北韓の大使が初めて出会いました。
・韓国戦争の際、韓国側の捕虜となって長期服役していた元北韓人民軍兵士102人のうち北韓への送還を希望している人は合わせて61人であることが分かりました。
・韓国戦争の際、忠清北道ヨンドン郡ノグン里で米国軍兵士の発砲で韓国人の民間人数百人が殺されたとする、いわゆるノグン里事件が発生して26日でちょうど50周年を迎えました。
・韓国政府が先月、日本の大衆文化の3回目の受入を発表してから日本の大衆歌手としては初めて韓国で大型コンサートを行うことになったチャゲ&飛鳥が25日東京で記者会見を行いソウル公演の意気込みを披露しました。
7月25日(火)
・大韓赤十字社は今週28日、午前8月15日北韓に行く離散家族訪問団100人を最終的に決める予定です。
・ASEANの外相は南北首脳会談成功による韓半島の緊張緩和が究極的にこの地域の平和と安定をもたらすことになると歓迎の意を示しました。
・ASEANと韓国、日本、中国など13カ国の外相は東アジアの高位級の政治と経済協議を強めるために外相会談を定例化することになりました。
・韓国の李廷彬外交通商長官が26日からタイのバンコクで開かれる南北外相会談とARF(ASEAN地域フォーラム)に出席するため25日タイ入りしました。
・与党民主党と自民連が24日の国会運営委員会で院内交渉団体の構成を議員20人から10人に緩和する内容の国会法改正案を奇襲的に処理したことで、野党ハンナラ党が改正法処理は無効だと主張し国会の日程を全面的に拒否するなど、与野党が激しく対立しています。
・世界銀行のオルペンソ総裁は金大中大統領に世界銀行が北韓を支援する用意があることを示した手紙を送ってきたことが分かりました。
・アジア開発銀行が北韓の経済支援のため長期低利の融資を中心とする北韓開発基金設立を検討していると25日、日本の東京新聞が大蔵省の消息筋の言葉として報じました。
・韓国と台湾の民間経済団体会議が25日、両国の国交が断絶してから8年ぶりに台北で開かれました。
7月24日(月)
・韓国駐留米国軍が漢江に毒性物質を放流したことが明るみに出たことで、米国八軍のペトロスキー司令官が謝罪文を発表しました。
・先の南北首脳会談での共同宣言を具体化するための南北長官クラス会談が29日から31日までソウルの新羅ホテルで開かれることになりました。
・22日から2日間全国的に1時間当たり最高100ミリの大雨が降り24日午前7時現在10人が死亡、5人が行方不明となり、3千人を超える水害の被害者が出ました。
・国会の統一外交委員会は24日、全体会議を開き韓国側に不利な韓米地位協定の全面改正を求める国会決議案を採択し、本会議に送りました。
・ボスワス米国大使は23日、KBSテレビとの会見で絶対に起きてはならない事件であり米国政府としても大変遺憾であるとして、米国政府としてあらゆる再発防止策を講じていくと述べました。
・北韓は26日ASEAN地域フォーラムの外相会議が開かれているタイのバンコクで韓国、日本、カナダ、タイとそれぞれ初めての外相会談を行うことが最終確認されました。
・沖縄県名護市で開かれていた九州沖縄サミットは23日、主要8カ国による共同宣言「沖縄2000」を採択し、次回のサミットを来年7月イタリアのジェノバで開くことを決め閉幕しました。
・米国の信用格付け会社ムーディーズ社は24日、韓国の8つの銀行の信用等級を1段階づつ上向き修正しました。
・来月1日からの医薬分業の全面的な実施を前に大韓医師協会は薬事法の改正案が国会の本会議で可決された場合再び診療拒否にはいると宣言し、波紋を呼んでいます。
7月22日(土)
・九州沖縄サミットで韓半島情勢についての特別声明と地域情勢についての声明が採択されました。
・北韓は韓国が提案した南北長官クラス会談を今月29日から31日までの3日間ソウルで開くことを修正提案してきました。
・サミットに初めて参加したロシアのプーチン大統領は先の北韓訪問の結果について、北韓のミサイル開発は防衛が目的で外国に対する攻撃を目標とする政策は採っていないと説明しました。
・米国のクリントン大統領とロシアのプーチン大統領はサミットの途中北韓のミサイル開発について意見を交わしました。
・来週開かれる米国と北韓の初の外相会談で北韓のミサイル開発と米朝高官会談について話し合うことになりました。
・金大中大統領は国賓として韓国を公式訪問しているナイジェリアのオバサンジョ大統領と21日会談し、ナイジェリアの豊富な資源と韓国の資本や技術を結合して去年1年間に4億ドル余りだった両国の貿易と投資を今後さらに拡大していくことで合意しました。
・先週13日から京畿道富川市で開かれていた第4回富川ファンタスティック映画祭が21日9日間の日程を終えて閉幕しました。
7月21日(金)
・米国の国防総省は北韓のミサイル開発を停止する変わりに衛星打ち上げ計画への支援を行う用意があると発表しました。
・韓国の李廷彬外交通商長官と北韓の白南淳外相が今月26日タイのバンコクで史上初めての南北外相会談を行うことになりました。
・与野党議員61人は韓国側に不利になっている韓米地位協定の全面改正を求める国会決議案を21日発議しました。
・韓国駐留米国軍が人体に致命的な悪影響を及ぼす毒性物質のホルムアルデヒドを基地内の下水口から漢江に放流していた事件で韓国の環境保護団体緑の連合は21日、韓国駐留米国軍のシュワルツ司令官ら関係者2人をソウル地方検察庁に告発しました。
・ナイジェリア連邦共和国のオバサンジョ大統領が80年に韓国と国交を結んで以来初めて金大中大統領の招きで21日国賓として韓国を訪問しました。
・金大中大統領は21日、韓国を訪れているEUのパートン対外問題執行委員と合った席で、EUが韓半島の平和と安定のため韓国の対北韓政策を支持してくれたことに感謝の意を伝えると共に、EUが北韓との関係改善に向けて接触を行う際韓国と今後とも緊密に協議してくれるよう求めました。
・韓国と北韓は来月15日に行う離散家族再会のための候補者それぞれ200人についての生死の確認や所在地について調べた結果を26日交換し、最終的に100人に絞り込むのは南北がそれぞれ自主的に行うことで合意しました。
・自民連の金鍾泌名誉総裁が21日国会で開かれた2002年のワールドカップサッカー議員連盟総会で韓国側の2代目の会長に選ばれました。
・韓国の男性トップ歌手チョウヨンピルさんが北韓の女性トップ歌手チョンへヨンさんと共に今年秋に行われるシドニーオリンピックの南北共同応援歌をデュエットで歌うことになりました。
・米国プロ野球ロサンゼルスドジャースのパクチャンホ投手が4年連続のシーズン10勝を果たしました。
7月20日(木)
・北韓の金正日国防委員長はロシアのプーチン大統領との首脳会談でミサイルの開発を断念する用意があると述べました。
・景気が好転し、失業者数が80万人を下回って経済危機以来最も低い数値になっていることが分かりました。
・北韓とロシアは19日、米国とロシアが72年に結んだ弾頭迎撃ミサイル協定の強化を求める共同宣言を採択したとイタルタス通信が平壌発で報道しました。
・韓国政府は北韓が外国から宇宙ロケットの技術が提供されれば、ミサイル開発計画を断念する意思を表明したというロシアの報道について、懐疑的な反応を示しています。
・最近北韓のマスコミが野党ハンナラ党の李会昌総裁や金泳三前大統領、そして朝鮮日報に対する非難、誹謗放送を行っていることについて、政府は北韓に抗議の意を伝えました。
・金大中大統領は19日、NHKと会見し韓国政府が北韓に提案した南北長官クラス会談では緊張緩和、経済協力、社会文化協力の3つの分野に分けて話し合い、双方が合意できるものから着実に実行して行き今後頻繁な往来が期待できると述べました。
・金大中大統領は今の韓米地位協定について差別的だと指摘し、早期に改正されるべきだと述べたと米国のロサンゼルスタイムスが19日報道しました。
・韓国と日本の国会議員で構成される韓日議員連盟は20日総会を開き、韓国側の会長に野党自民連の金鍾泌名誉総裁を選出しました。
・故朴正煕元大統領を記念する記念館がソウルのワールドカップメインスタジアムの入り口の平和の公園内に建てられることが決まりました。
7月19日(水)
・政府は先の南北共同宣言の合意内容を具体化するための南北長官クラス会談を開くことを北韓に正式に提案しました。
・ロシアのプーチン大統領は19日から2日間の日程で北韓を訪問し、米国の本土ミサイル防衛体制に反対する共同宣言を発表するものとみられます。
・ロシアのイタルタス通信によりますと、金正日国防委員長とプーチン大統領は共同宣言で先月行われた南北首脳会談の後の韓半島の和平と統一に向けた努力に支持を表明すると共に、主権国家に対する内政不干渉を明言する予定です。
・金大中大統領は18日の閣議で南北関係は慎重に推進し副作用がないように関係部署が協力して欲しいと述べました。
・韓国の放送局や新聞社などの社長たちが団体で来月5日、金正日国防委員長の招待で北韓を訪問するものとみられます。
・政府は来月はじめに再開される韓米地位協定の交渉の際韓国で犯罪を犯した米国軍兵士の身柄を起訴される際に韓国政府が引き受けることを優先課題として取り組んでいく方針をまとめた模様です。
・韓国駐留米国軍は人体に致命的な悪影響を及ぼす毒性物質のホルムアルデヒドを今年2月に域内の下水道から漢江に放流したことについて19日、関係者全員に責任を問う方針を決めました。
・韓国のプロサッカー釜山アイコーンズのアンジョンファン選手24歳がイタリアのプロサッカーで活動することになりました。
・第41回国際数学オリンピアードが19日から2日間の日程で大田広域市で始まりました。
7月18日(火)
・大韓赤十字社は北韓が16日伝えた200人の離散家族訪問団候補者の名簿を基に韓国に住む家族や親戚の住所と生死の確認が事実上終わったことから、交換訪問の100人の選定作業に入りました。
・金大中大統領は先月の南北首脳会談の成功で統一の突破口は作られたが、完全な統一までは2、30年はかかるかも知れないと述べました。
・金大中大統領は北韓の金正日国防委員長は感覚が優れて頭のいい人、正しいと思えば意見を受け入れることが出来る対話の出来る相手だという印象を受けたと述べました。
・中国の江沢民国家主席は17日、韓半島の緊張が緩和し肯定的な変化が現れているとして、ロシアと中国は韓半島の統一のため引き続き努力すると述べました。
・ロシアのプーチン大統領が19日初めて北韓を公式訪問することになっている中、米国はプーチン大統領が北韓の金正日国防委員長と会った席で南北の和解とミサイル問題などについての国際社会のメッセージを伝えることを希望していると、ホワイトハウスのスタインバーグ安保担当副補佐官が17日述べました。
・韓国とロシアは14日から2日間ソウルで第2回韓国ロシア環境協力会議を開き生物の多様性保全、渡り鳥の保護、海洋環境保護などの分野で10の協力事業を共同で推進することで合意しました。
・韓国戦争当時、米国軍が韓国の民間人多数を虐殺したとされるノグン里事件の真相調査のため国防部は18日、専門家と特殊装備などを導引して精密技術調査に入りました。
・日本と北韓は日本の河野外相と北韓の白南淳外相との外相会談を今月26日韓国で開き国交正常化交渉を来月下旬東京で再開することで原則的に合意したと共同通信が18日報じました。
・銀行のゼネストで2回目の政府の金融構造調整が加速化するだろうという海外金融機関の見通しが相次いで出ています。
・韓国商品対する外国の輸入規制が増えています。
・今年6月の貿易黒字が今年に入って最大の黒字幅を記録しました。
7月17日(月)
・韓国と北韓は16日、離散家族訪問団の候補者200人の名簿を交換し、17日午前現在で100人を超える離散家族が家族の生存を確認しました。
・李万燮国会議長は17日、北韓に対して南北国会会談の開催を提案しました。
・米国のオルブライト国務長官と北韓の白南淳外相がバンコクで外相会談を開く予定だと米国の国務省関係者が16日明らかにしました。
・韓国とフランスとの外奎章閣図書返還交渉が今月18日ソウルで9ヶ月ぶりに再開されます。
・三星電子、LG電子、現代電子の電子メーカー3社の今年上半期の輸出実績がこれまでで最高の173億ドルに達しました。
・トルコで開かれた第11回国際生物オリンピヤード大会で韓国が総合成績台1位となりました。
・7月15日(土)
・韓国と中国の通商摩擦を引き起こした中国産ニンニクの輸入についての交渉が妥結しました。
・今月14日、ソウルと釜山を結ぶ京釜高速道路で修学旅行に出た高校生を乗せたバスと乗用車など8台が追突事故を起こして、7台が全焼し、1台が15メートルしたのたんぼに墜落して高校生ら18人が死亡97人がケガをしました。
・韓国と米国は14日、ミサイル交渉を早期に妥結することで合意しました。
・金大中大統領が今年秋に日本を訪問する可能性が出てきました。
・北韓がミサイル発射実験を再開したり、又はミサイル関連技術を海外に輸出した場合は北韓に対して経済制裁を加えることが出来る法案が米国下院議院に提出されました。
・慶尚北道の大邱市が2003年の夏季ユニバーシアード大会の開催地に決まりました。
・ソウルの530校余りの小学校が15日、一斉に夏休みに入りました。
7月14日(金)
・韓国駐留米国軍が人体に致命的な悪影響を及ぼす毒性物質のホルムアルデヒドを基地内の下水道から漢江に放流していたことが明らかになりました。
・8月15日から平壌を訪問する離散家族の故郷訪問団を100人に絞り込むための予備候補200人が14日選ばれました。
・李廷彬外交通商長官と日本の河野外相はソウルで会談し、南北首脳会談後の韓半島情勢と両国の懸案について話し合いました。
・金大中大統領と金正日国防委員長による南北共同宣言が発表されてから1ヶ月が経ちましたが、青瓦台のパクチュンニョンスポークスマンは14日の定例ブリーフィングで南北共同宣言に沿ったあらゆる措置を執ったことで、この1ヶ月間南北関係には一定の進展が見られたと評価しました。
・最近北韓の平壌放送が韓国の新聞や野党総裁に対して極言を使って誹謗放送を行ったことについて、与党民主党の徐英勲代表は14日党本部で記者会見し、遺憾の意を表明すると共に、こうした放送を直ちに中止するよう求めました。
・韓国のミサイルの射程距離の延長をめぐる韓国と米国の交渉が14日、4ヶ月ぶりにソウルで再開されました。
・来週19日に北韓を訪問するロシアのプーチン大統領は北韓に対してミサイル開発を断念するよう説得する方針だと共同通信が13日ロシア政府の消息筋の話として報道しました。
・今年秋のシドニーオリンピックと2002年サッカーワールドカップに向けて韓国の人気歌手20人が参加して作った応援歌「ドリームソング」のアルバムがCDとミュージックビデオで今月末に同時発売されることになりました。
7月13日(木)
・韓国を訪れているリビアのシャルガモ外相は韓国の企業とリビアが合弁でアフリカや中東諸国に共同で進出することを提案しました。
・宮崎市で開かれた主要8カ国の外相会議で、韓半島での緊張緩和を支持する内容を盛り込んだ総括文書が採択されました。
・河野外相が1泊2日の日程で韓国を訪問しました。
・マレーシアのクアラルンプールで開かれていた米国と北韓とのミサイル協議は双方の意見の隔たりを埋めることが出来ず12日決裂し、近々協議を再開することで合意しました。
・北韓とフィリピンは12日、外交関係を結びました。
・今年下半期の成長率は上半期に比べて鈍くなるものの、年間の経済成長率ははじめの予想通り8%を上回るという見通しが示されました。
・今年8月15日に予定されている、離散家族の北韓訪問団としてコンピューターの抽選で選ばれた400人のうち13日まで健康診断書を提出した人は合わせて255人であることが分かりました。
・韓国のケーブルテレビのうち最も視聴率が高い番組はアニメ専門チャンネルであることが分かりました。
7月12日(水)
・政府主導の構造調整などに反対して11日からストライキを行っていた、金融機関の労働組合は11日夕方、紆余曲折の末金融監督委員会との間で構造調整の際のリストラはなるべく避けることなどで劇的に合意し、銀行の業務は12日から正常に戻りました。
・これを受けて労働界、財界、政府が参加する労使政委員会は12日、政府と金融産業労働組合との合意案について実行に移すことを決議しました。
・政府は6月末現在、BIS(国際決済銀行)の自己資本比率が8%に満たない銀行のうち独自に生き残ることが出来ない銀行に対しては今年10月中に金融持ち株会社の方式で正常化を図って行くことになりました。
・また政府はこの過程で、強制的な銀行合併やリストラを避けると共に天下りなど金融機関の経営に政府が介入しないことを総理令として公表することになりました、
・青瓦台のパクチュンヨン報道官は11日、金融機関のストライキが対話を通じて解決できたことは韓国社会の市民意識が高まっていることを物語っている。政府は多くの改革を推進する過程で民主的な手続きを重視してきており、今後もこの原則を守っていくと述べました。
・与党民主党は11日、今回の妥結は政府と金融機関の労働組合双方が互いに譲り合って実現したもので労使文化を一段階高める契機になったと、歓迎する論評を出しました。
・野党ハンナラ党は国民に不便をもたらさないように政府と労組が一歩ずつ譲り合った結果で歓迎すると述べました。
・自民連は互いに譲り合い折衝点を見出す知恵を発揮し、いかなる葛藤と対立も対話と妥協で乗り越えることが出来たと歓迎しています。
・財界は比較的に資金繰りが厳しい中小企業と輸出入業務に関連した貿易企業中心に歓迎する声が高まっています。
・全経連(全国経済人連合会)は11日、金融機関のストライキが長期化すれば企業の資金繰りが悪化すると共に国の対外信認度が落ちることも憂慮されたが、早く妥結できて嬉しいと述べました。
・中小企業協同組合中央会は最近の金融機関の貸し渋りで資金繰りが厳しくなった中小企業が大きなダメージを受けることが憂慮された。今回の妥結を金融産業の一層の発展の機会にして欲しいと述べました。
・北韓の金正日国防委員長は今年10月までにはソウル訪問が不可能だと述べたことが分かりました。
・与野党の国会議員は11日、国会本会議の対政府質問で憲法を改めて任期4年の大統領重任制と大統領の下に副大統領を置く必要があると述べて、憲法改正を求めました。
・時事週刊誌の「時事ジャーナル」が先月27日から今月4日まで与野党の国会議員187人を対象にアンケート調査した結果、回答者の63%にあたる117人が今後の南北関係に備えるため、今の任期5年の大統領単任制を改める必要があると答えており、そのほとんどが、任期4年の重任制に賛成しています。
・大韓赤十字社は12日の会議で、今月末で任期が切れるチョンウオンシク総裁の後任としてタンゴク大学のチャンチュンシク理事長を選出しました。
・去年、韓国のプロ野球ホームラン記録を塗り替えた三星ライオンズのイスンヨプ選手が11日、今シーズン27本目のホームランを放ちホームランダービーで単独トップになりました。
7月11日(火)
・政府と金融産業労働組合は11日午後、金融ストライキを中止するための再交渉に入り交渉が妥結しました。
・SOFA(韓国駐留米国軍)の地位協定の改正交渉が来月2日から再開されるものとみられます。
・米国は今年5月末韓国側に米国軍の地位協定の改正に対する交渉案を伝えてきており、この中には刑事裁判権の管轄問題だけが含まれているものとみられています。
・国会は11日本会議を開き、政府に対する質疑に入りました。初日の11日には政治分野に対する質疑が行われ、12日は統一外交安保、13日には経済、14日は社会文化などについての質疑が行われる予定です。
・政府は米国駐在の韓国大使や中国駐在の韓国大使など在外の大使と行使21人の入れ替え人事を行いました。
・今週12日日本の宮崎市で開かれる九州沖縄サミット主要8カ国の外相会議でまとめられる報告書は北韓を刺激するような表現を避けていると毎日新聞が11日付けで報道しました。
・リビアのシャルガモ外相が11日北韓訪問の後3日間の日程で韓国を公式訪問しました。
・KBS(韓国放送公社)は今年10月20日から2日間、ソウル三成洞の貿易センターで開かれる第3回ASEM(アジアヨーロッパ首脳会議)をインターネットを通じて全世界に中継することになりました。
・韓半島を貫通するものとみられ被害が予想されていた、台風第4号のカイタックは幸い大きな被害を出さずに11日午前消滅しました。
7月10日(月)
・金融機関のさらなる構造調整に反発して金融機関の労働組合が11日からストライキに入ると宣言していることについて、政府と金融産業労働組合による2回目の交渉が決裂したことから金融機関のゼネストは秒読みに入りました。
・韓国の65歳以上の老人が今年初めて人口全体の7%を超え韓国が高齢化社会の仲間入りをしていることが分かりました。
・南北間の情報通信部門での協力の枠組みを決める、情報通信南北協力推進委員会がこのほど正式に発足しました。
・北韓のミサイル問題を話し合う米国と北韓の5回目の高官級協議が10日マレーシアのクアラルンプールの米国大使館で始まりました。
・韓国と北韓の外相は今月下旬にタイのバンコクで会談を行い、先月の南北首脳会談で両首脳が合意した6.15宣言を実行するための協議を行うものとみられると、バンコクの英字新聞「nation」が10日報じました。
・今月19日頃に予定されているロシアのプーチン大統領の北韓訪問を前に米国のカートマン韓半島和平特使が今週中モスクワを訪れるものとみられています。
・経営破産した大宇自動車の売却をめぐる国際入札で優先交渉対象に選ばれた米国のフォードが10日から大宇自動車の2回目の調査に入りました。
・ソウルの都心を巡回するシティツアーバスが9月下旬から運行をはじめることになりました。
・KBSの国際放送ラジオ韓国は10日から10カ国によるインターネット放送を拡大実施します。
・台風4号カイタックの影響で10日、台風警報が出された韓国の南の島済州島には最高137ミリの集中豪雨が降りました。
7月8日(土)
・金大中大統領は大統領候補を決めるのは先のことであるという考えを示しました。
・北韓とフィリピンは来週12日に国交を結ぶための協定に署名する予定です。
・米国と北韓はこれまで中断されていたミサイル交渉を来週10日からマレーシアのクアラルンプールで再開する予定です。
・第1回アジア太平洋経済協力会議の観光長官会議が7日午後ソウル宣言を採択した後閉幕しました。
・米国は先月北韓に対する経済制裁を一部緩和したことを受けて6日、米国の企業を対象に北韓への投資説明会を行いました。
・金融機関の追加の構造調整に反発して金融機関の労働組合が来週11日からストライキに入ると宣言したことについて、政府と金融産業組合は7日初めての交渉を行いましたが合意点を見いだせないまま決裂し、9日再び交渉を行うことになりました。
・今年1月から6月末までの韓国映画の市場占有率は24.7%と集計されました。
・先月の南北首脳会談の際の金大中大統領と金正日国防委員長の写真が小学校2年生の教科書に載せられることになりました。
7月7日(金)
・統一部は南北当局者会議を推進するための窓口を来週中にも発足させ近く北韓に対して会議の開催を提案する方針です。
・第213臨時国会が5日開幕しましたが、与党民主党の徐英勲代表は北韓からの工作員やスパイの摘発に威力を発揮していた国家保安法を事実上改正又は廃止する方針を公式に示しました。
・野党ハンナラ党の李会昌総裁は6日国会本会議で演説し、韓半島和平のための南北当局者会議と併せて東北アジアの平和のため韓国、北韓、日本、米国、中国、ロシアの6カ国が参加する多国間安全保障対話を積極的に推進する必要があると主張しました。
・今月21日に始まる九州沖縄サミットで韓半島情勢をめぐる特別声明が採択される予定ですが、この中に北韓のミサイル問題は含まれないものとみられています。
・ロシアのプーチン大統領は日本の被爆都市の広島と長崎の市長に書簡を送り戦略核兵器の削減にむけたロシアの努力を再確認すると共に、韓半島の非核地帯化への支持を約束したと、クレムリンが6日明らかにしました。
・韓国の人口の中で公務員が占める割合はOECD(経済協力開発機構)加盟29カ国のうち最も低いことが分かりました。
・2002年のサッカーワールドカップが開かれる韓国の開催10都市の高校サッカー大会が今年10月に開かれることになりました。
・韓国の女性の帝王切開による出産比率が全体の43%を占め世界最高であることが分かりました。
・全国107の地域を高速光ケーブルで結ぶ超高速国家情報通信網が6日開通しました。
7月6日(木)
・金大中大統領は来月はじめに内閣と青瓦台の首席秘書官の入れ替えを行う模様です。
・金大中大統領は6日、第1回APECの観光長官会議で挨拶し、韓国と北韓が共に真の和合と繁栄を実現できるようにAPECが協力してくれるよう要請しました。
・政府は韓半島での和平定着と北韓との間で署名した統一方法などについて国際社会の支持を取りつけるため5日EUとASEAN加盟主要諸国12カ国に特使4人を派遣することになりました。
・河野外相が来週13日から2日間の日程で韓国を訪問します。
・日本の最高裁判所にあたる大法院の裁判官6人に対する聴聞会が6日から2日間の日程で国会で始まりました。
・今月19日に北韓を訪れる予定のロシアのプーチン大統領は韓国と北韓それにロシアのシベリア鉄道を結ぶことについて協議するものと伝えられています。
・今年1月から6月までの上半期中に韓国が北韓に支援した金額は合わせて750億ウォン余りで、去年の同じ期間に比べて50%近く増えていることが分かりました。
・国土研究院は地域のバランスの取れた発展のためソウルに集中している中央部署を地方に移転する必要があるとし、まず建設交通部、産業資源部、科学技術部、情報通信部など7つの部署の地方への移転を提案しました。
・今年8月15日に行われる離散家族相互訪問団の候補者として5日、コンピューターの抽選で選ばれた400人のうち70歳以上の高齢者は80%を超えていることがわかりました。
・政府の信用カード使用の奨励政策と景気の回復によって国民の信用カードの使用額が去年より急増していることが分かりました。
・米国の大リーグアリゾナダイヤモンドバックスで活躍しているキンビョンヒョン投手21歳が14セーブを記録しました。
7月5日(水)
・第213臨時国会が5日から21日間の会期で始まり、2兆4千億ウォン規模の補正予算案の審議や新しく任命される大法院の裁判官についての聴聞会などが行われます。
・大韓赤十字社は5日、今年8月15日に北韓を訪問する離散家族の100人の候補として400人をコンピューターの抽選で選びました。
・日本で第2次森内閣が発足したことについて外交通商部は4日、歓迎する論評を出しました。
・金融機関の追加の構造調整に都市銀行の労働組合などが反発し、来週11日からストライキにはいると宣言したとについて李憲宰財政経済長官は5日、ソウル商工会議所での講演で金融機関の構造調整の基本的な方向は労働組合と妥協できるものではないとして、構造調整を進めていく考えを示しました。
・起亜自動車はインドネシアの国民車事業を再開することになりました。
・今年10月ソウルで開かれるASEM(アジアヨーロッパ首脳会議)では韓半島の冷戦体制の終息と和平定着について話し合うものとみられています。
・現代グループの鄭周永前名誉会長85歳が健康状態が悪化し、4日ソウルにある総合病院に入院しました。
・韓国の江原道と北韓の景勝地金剛山を結ぶ自動車ラリーが今月1日から4日まで行われました。
7月4日(火)
・金大中大統領と金正日国防委員長は南北首脳会談の際、離散家族の再会はもちろん将来は民族が一緒に住めるよう手続きをとることで、合意したと朴在圭統一長官が述べました。
・政府は4日の閣議で経済と教育に力を入れるため、財政経済長官と教育長官を副総理クラスに格上げし、女性部を新設することを主な内容とする政府組織法の改正案を審議可決しました。
・日本の河野外相は今月21日から沖縄で開かれるサミットの前に韓国を訪問する予定だと日本の読売新聞が4日報じました。
・韓国、日本、米国の3カ国は今月27日、タイのバンコクで開かれるARF(ASEAN地域フォーラム)で北韓と個別の外相会談を進めています。
・OECD(経済協力開発機構)の韓国経済検討会議が今月6日から2日間フランスパリのOECD本部で開かれます。
・東チモールに派遣される常緑樹部隊の兵力が削減されます。
・アジア太平洋地域21カ国の観光長官、次官ら300人余りが出席する第1回アジア太平洋経済協力会議の観光長官会議が4日ソウル三成洞KOEXで始まりました。
・韓国がIMF(国際通貨基金)の支援を受けるようになってからソウルに入る路線を中断していた外国の航空会社がソウル路線の再就航を急いでいます。
7月3日(月)
・8月15日の離散家族相互訪問に参加する韓国側の候補者200人が5日、コンピューター抽選で選ばれることになりました。
・北韓の軽水炉の建設が遅れていることについて北韓は米国が電力損失を補償しなければ核開発を再開することもあり得るとしています。
・米国のコーエン国防長官は1日CNNテレビとのインタビューで、韓国駐留米国軍の撤退は検討する余地もない、もし撤退したらアジア太平洋地域のほかの地域への駐留が難しくなるとして日本に駐留している米国軍の削減にもつながりかねないとする懸念を示しました。
・北韓は1日、米国政府は北韓に対する経済制裁を早く全面解除するよう重ねて要求しました。
・ロシアは南北首脳会談の開催をきっかけにこれまで生産がストップしていた北韓の工場に韓国と共同で進出する案を積極的に模索しています。
・韓国の外貨保有高が900億ドルを超えました。
・92年の国交断絶以来初めて台湾に民間レベルの通商施設団が派遣されます。
・日本の福岡、韓国の済州島、中国の上海を巡回する定期クルーズ船が登場しました。
・韓国のエイズ感染者は去年末千人を超えましたが、今年は新たに110人の感染者が確認されました。
7月1日(土)
・現代グループは金剛山一帯を特別経済地区として共同開発すると共に、米国のシリコンバレーのような先端技術研究開発団地を造ることで北韓当局と合意しました。
・先月6月の輸出は154億8千万ドルと暫定集計され月別の輸出額としては史上最高となりました。
・政府は韓国戦争の際、北韓に捕虜となった元韓国軍の韓国への送還について北韓と引き続き協議していく方針を示しました。
・今回の南北首脳会談で今年8月15日に離散家族の相互訪問について妥結、署名したことについて青瓦台のパクチュンニョンスポークスマンは30日の論評で、6月の南北首脳会談の精神が着実に実行されていることであり、歓迎する。今後も南北首脳会談の合意内容がひとつづつ実行に移されることを期待すると述べました。
・与党民主党も30日の論評で、半世紀にわたる離散家族の念願が実現される道筋が開かれた。今後離散家族の再会の幅が拡大されると共に定例化されることを期待すると述べました。
・米国政府も歓迎の声明を発表しました。米国国務省のバウチャー報道官は30日の会見で、離散家族の相互訪問は人道的なレベルで重要な進展であり、南北首脳会談の合意内容が実行されていることが物語っていると論評しました。
・30日管制塔などの竣工式が行われた仁川国際空港が1日から総合試運転に入りました。
・KBSの国内向けラジオチャンネルのうちAMで放送している第2ラジオが1日からソウルや首都圏地域ではFMでも受信できるようになりました。
・ルチアーノパバロッティ氏の平和のコンサートが30日ソウルの蚕室メインスタジアムで開かれました。