2000年
2月29日(火)
・2月の消費者物価は旧正月など物価上昇の要因があったにもかかわらず前の月に比べて0.3%の小幅の上昇にとどまりました。
・世界銀行は29日韓国の金融状況が急激に回復し、これまで韓国政府と協議してきた借款の執行を中断すると発表しました。
2月28日(月)
・金大中大統領は26日民主党の次期大統領候補は自由競争で選ぶ考えを示しました。
・野党ハンナラ党の公認発表に反発して新しく作られる仮称民主国民党は28日立党発起人大会を行い来月8日に正式に中央党を作る計画です。
2月26日(土)
・来月中旬にも韓国漁船が北韓の水域で操業できる見通しとなりました。
・アメリカのクリントン大統領は24日1500万ドルに及ぶ今年分の北韓に対する軽水炉建設のための資金計画を承認したとホワイトハウスが明らかにしました。
2月25日(金)
・今日2月25日で金大中大統領が就任満2年となりました。
・政府は何の条件なしに南北対話を進めていく方針を決めました。
2月24日(木)
・自民連の李漢東総裁は24日与党新千年民主党との連立を破棄すると述べ2年余り続いてきた連立与党は公式的幕を下ろすことになりました。
・野党ハンナラ党の公認発表に反発している非主流の重鎮グループは来月新党を作ることで合意し、これで事実上4党体制で春の総選挙を行うことになりました。
2月23日(水)
・政府は去年の税収増加分と予算のうち使わなかった分の半分以上を財政赤字の補填に当てることになりました。
・日本の大衆文化の受け入れの追加発表が今年上半期中にも行われる見通しとなりました。
2月22日(火)
・野党ハンナラ党の公認から外された重鎮グループが進めている第四党の創立に李寿成元総理とチャンギッピョル新時代改革党の代表が加わり、新党創立の動きが活発になってきました。
・去年韓国内に入ったM&A資金は日本に次いでアジアで二番目に多いことがわかりました。
2月21日(月)
・野党ハンナラ党が先週18日に発表した総選挙の公認候補者の名簿から漏れた主要人物らが新党を結成する意向を表明するなどハンナラ党内に深刻な亀裂が生じています。
・去年韓国の労働者一人当たりの月平均の賃金は前の年に比べて12.1%上昇し、3年ぶりに2桁台の上昇率となりました。
2月19日(土)
・野党ハンナラ党は18日215選挙区の公認候補者を発表しました。
・韓国は去年1年間輸出1436億ドル、輸入1197億ドル、差し引き239億ドルの貿易黒字を出したことがわかりました。
2月18日(金)
・与党自民連は18日党役員会議を開いて全国227地域選挙区のうち106地域の公認候補者を発表しました。
・野党ハンナラ党の李会昌総裁は金大中大統領は今や国政を放り出した状態で政府組織と国の権力機関をすべて動員して総選挙の対策に取り組んでいると非難しました。
2月17日(木)
・金大中大統領は来月2日から11日までヨーロッパ4カ国を国賓訪問することになりました。
・起亜自動車は日本の会社更生法にあたる法定管理を16日終結することになりました。
2月16日(水)
・今月9日に臓器移植法が施行されて以来初めて今週15日脳死を人の死とした移植手術が行われました。
・与党連合の自民連は16日臨時大会を開き総裁代行の李漢東氏を総裁に選出すると共に保守勢力の統合と4月の総選挙での勝利を目指す宣言文を採択しました。
2月15日(火)
・財界は今年の賃金を去年より5.4%引き上げる内容の今年の賃金ガイドラインを提示しました。
・政府は15日日本駐在大使に崔相竜高麗大学教授を任命するなど大使10人と総領事5人を任命しました。
2月14日(月)
・韓国マラソンの看板スター李鳳注選手が2年ぶりに韓国マラソンの最高記録を更新しました。
・財界が14日から政治活動を始めました。
2月12日(土)
・金大中大統領は情報通信長官と労働長官を新しく任命しました。
・検察は11日夜野党ハンナラ党のピョンヒョングン議員を名誉毀損の疑いで緊急逮捕しようとし、ハンナラ党は与党による野党弾圧のはじまりだとして強く反発しています。
2月11日(金)
・韓国と米国はハワイのホノルルで現在180キロまでとなっている韓国のミサイルの射程距離を延長することをめぐって協議しましたが、かなりの進展が見られた模様です。
・インドネシアのワヒド大統領の韓国訪問で97年以後中断していた起亜自動車のインドネシアでの国民車生産事業が再開される見込みとなりました。
2月10日(木)
・韓国を国賓訪問しているインドネシアのワヒド大統領は金大中大統領と首脳会談を行い、韓国は官民合同で作られた通商投資使節団をインドネシアに派遣する事になりました。
・金大中大統領は9日日本のTBSテレビと会見し、在任中には韓半島での冷戦構造が終息し南北が和解、協力して交流の幅を拡大していくことを最大の目標にしていると述べました。
2月9日(水)
・選挙法改正案が国会の本会議で可決され国会議員を現在より26人少ない273人とすると共に比例代表候補のうち30%は女性に割り当てることになりました。
・今日2月9日から脳死が公式に認められるようになりました。
2月8日(火)
・北韓のハムギョン南道クムホ地区に建設される軽水炉の本工事が15日から始まります。
・今年の在外高官長会議が8日からヨーロッパアジア中東の駐在大使48人が出席してソウルで始まりました。
2月7日(月)
・李憲宰財政経済長官は当分の間短期金利を上げる計画のないことを明らかにしました。
・先月1月の外国人投資は1ヶ月の実績としては初めて300件を超えました。
2月5日(土)
・北韓が平壌近くで400人余りの米国軍兵士の遺骨を発掘したと主張していることについて米国と北韓は協議することで原則的に合意しました。
・今年韓国が北韓に対して飼料などの支援を続ける場合、北韓は1回だけの南北対話を受け入れる可能性があるという報告書がまとまりました。
2月4日(金)
・金大中大統領は今年の離散家族交流を促進させるため、多角的な支援方法を設けて進めていくと述べました。
・米国を訪問している金大中大統領の夫人イヒホさんは3日ワシントンでクリントン大統領の夫人ヒラリーさんと会談し、韓国経済と南北関係について意見を交わしました。
2月3日(木)
・旧正月連休の間故郷で過ごしたり旅行に出かけたりする人々で帰省ラッシュが続いています。
・経済危機による景気低迷から回復するに連れて企業の海外投資が再び増え始めています。
2月2日(水)
・ハンナラ党の李会昌総裁は会見を行い金大中大統領に対して与党民主党の党籍を離れるよう求めました。
・総選挙市民連帯は2日48人の国会議員不適格者の名簿を追加発表しました。
2月1日(火)
・米国と北韓の包括的な関係改善を論議する米朝高官会談が来月末ワシントンで開かれることになりました。
・金大中大統領はこれから開かれる米朝高官会談では南北間の対話が強調されるべきだと述べました。