登山記録(蔵王山)
2008年10月13日


  紅葉の時機を逃し少し消化不良に終わってしまった栗駒登山の翌日、 折角みちのくまで高速道路をはるばる400kmも飛ばしてきたのだから、どこかもうひと山寄って行こう…。 ということで、東北地方の地図を眺め考え、関東への帰り路の方面へある蔵王山に立ち寄ることにした。
  付近の道路地図を眺めていただくとおわかりいただけると思うが、蔵王山は観光道路が頂上のすぐ近くまで整備されていて、 登山口の駐車場から頂上まではわずか1時間弱しかからなかった。事実、昭文社の『日本百名山を登る』という登山ガイドの本にも ラクチンの山ベスト10という項目で7位にランクインしており、日本百名山の中ではかなりお気軽登山な部類に入る。
  登山当日は雲ひとつない秋晴れが広がり、最高の登山日和。栗駒山と同じく、蔵王山も頂上付近の紅葉は既に終了していたが、 蔵王名物の御釜から頂上にかけての展望は本当に素晴らしいものだった。
  ちなみに、頂上に一番近い駐車場は午前8時半で既に満車寸前。そして、下山した午前10時半には駐車場に入りきれないクルマで 道路が大渋滞に陥っていた。お気軽に近寄れる山だけあって、ハイシーズンには多くの人が押し掛けるようで、混雑には十分注意が必要と思われる…。





★行程記録★
◆登山中の天候…快晴 (当日の天気図を表示)
場所
時刻
累計時間
標高
登山口標高差
備考
刈田岳駐車場(登山口)
8:50
0:00
1,720m
 
 
蔵王山(頂上)
9:40〜9:50
0:50〜1:00
1,840m
+120m
登山累計時間…50分
刈田岳駐車場(登山口)
10:30
1:40
1,720m
 
下山累計時間…40分




9:05 蔵王名物『御釜』

  登山口の時点ですでにこの素晴らしい眺望。中央に見えているのが御釜と呼ばれる蔵王を代表する名勝で、 火口に貯まった水がエメラルドグリーンに輝く光景は印象的。
  御釜が見える展望台は駐車場から徒歩5分の場所にあり、登山をせずとも誰もが観光気分で訪れることができる。  
9:25 馬の背

  さっきの御釜を右手に見ながら、馬の背と呼ばれる鞍部(火口縁)を頂上目指してじわじわと登ってゆく。
  右も左も360度視界を遮るものは何もなく、本当に気分爽快の一言に尽きる。
9:35 御釜がはるか下に

  馬の背に沿った登山道を登るうちに御釜がだいぶ下の方に遠ざかった。登山口に比べ御釜を眺めるアングルが高く、 綺麗な円形がよりはっきりと見て取れるようになった。
 
9:45 あっけなく蔵王山頂(熊野岳)へ

  馬の背を通過後、急勾配のガレ場を10分ほど登るともうそこが蔵王山塊の最高峰、熊野岳の頂上だった。
  標高は1,840mもあるが、駐車場からの標高差はわずか120mしかなく、登山としては何ともあっけない。  
9:45 頂上からの眺望

  頂上からの眺めは文句なしの素晴らしさ!
  澄んだ空気に包まれた秋空のもと、麓に広がる山形盆地、そして山形盆地のさらに向こうに聳える月山、鳥海山などが一望できた。
  このあと登山道をUターンし午前10時半迄に下山完了。  
【おまけ】 蔵王駐車場を目指す大渋滞

  下山完了し、登山口の駐車場に戻ると駐車場に入りきれない物凄い数のクルマが溢れ返り、まさに駐車場周辺はカオス状態と化していた。
  その駐車場を目指す渋滞は、なんと中腹まで10km近くも連なっていた。この方たち、一体駐車場に辿り着けるのは何時間後か? 申し訳ないが、朝一番で蔵王に到着していた自分にとって、この渋滞は他人事である。
  混雑が予想される観光地へは朝一に駆け込む、これは基本。
  ちなみに、左の写真は駐車場3〜4kmほどの位置にある不帰ノ滝駐車場前の様子。  
【おまけ】 紅葉盛りの不帰ノ滝

  蔵王登山の帰りがけに立ち寄った不帰ノ滝展望台周辺(標高約1400m)はちょうど紅葉が盛り。 紅葉の樹海の中を流れ落ちる不帰ノ滝の眺めはなかなかよかった。