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【その他】雷が鳴っているとき、何か気をつけることがありますか?

ご自宅付近に落雷すると、電源コンセントや電話線に繋がれたパソコン・電話機・ADSLモデムなどの電化製品に異常な電流が流れ、故障する場合があります(電化製品の電源が入っていなくても故障する事があります)。このような落雷による電化製品の故障を避けるため、落雷が予想される場合には、接続機器の電源を抜くなど事前の対策をお勧め致します。

■落雷によるトラブルとその対策
落雷は1年を通して起こりうるものですが、特に夕立の多い夏の時期には発生件数が急増します。5月頃から落雷後のトラブルに関するお問い合わせが徐々に増え始め、8月にピークを迎えます。
落雷にはいくつか種類があり、モデム等の接続機器や、パソコンをはじめとする電化製品に起こる落雷トラブルの大半は「誘導雷」によるものです。「誘導雷」とは「直撃雷」(対象物に直撃する雷)が発生した付近に強い磁界が生じる現象のことで、この強い磁界が電線や電話線等に異常な電流を誘導します。この異常な電流がトラブルを引き起こすのです。
「誘導雷」は電線や、電話線を伝わってくるので、「雷は鳴っているけれども…遠くだから大丈夫」と安心することはできません。落雷によるトラブルを避けるためにも、雷が鳴り始める前の対策が必要になるのです。

外部との接点はすべて対策が必要!!

「誘導雷」によるモデムや接続機器、パソコンをはじめとする電化製品によるトラブルを未然に防ぐ対策として以下のものがあります。
1. モデム等の接続機器や、パソコン等の電源ケーブルをコンセントから抜く。
2. モデム等の接続機器や、電話機からモジュラーケーブルを抜く。
3. 雷ガード(サージプロテクタ)を利用する。

最も確実なのは電源ケーブルや、モジュラーケーブルを抜いてしまう方法です。誘導雷の進入経路から物理的に切り離してしまうことで、モデム等の接続機器やパソコン等の電化製品を守ることができます。しかし、当然のことながら、電源ケーブルやモジュラーケーブルを抜いている間はインターネットはもとより、パソコンも使用することができませんし、雷のたびに家中のケーブルを抜いて回るのも大変な手間でしょう。
その場合は、雷ガード(サージプロテクタ)を利用する方法があります。雷ガードは、電源ケーブルとコンセント、モジュラーケーブルとモジュラージャックの間に接続し、誘導雷による異常な電流を流れなくする機器です。
1つ注意しなければならないのは、外部との接点はすべて落雷対策が必要になるということです。モデム等の通信機器と外部とを繋いでいるケーブルは、電源ケーブルだけでしょうか。モジュラーケーブルでモジュラージャックと接続されていませんか?
電源ケーブルとコンセントの間に雷ガード(サージプロテクタ)を導入していても、モジュラージャック側から誘導雷による異常な電流が入ってきてしまっては何の意味もありません。パソコンにおいても、パソコンの電源コードとコンセントの間にのみ雷ガードを挟むだけでなく、パソコンに接続されているプリンタ等の周辺機器の電源コードにも対策が必要になります。
雷ガード(サージプロテクタ)は電気量販店等の販売店の他、インターネット上からもご購入頂けます。
※ 雷ガード(サージプロテクタ)は、誘導雷による異常な電流によるモデム等の通信機器や、パソコン等の電化製品の故障を100%防ぐ機器ではありません。また、雷ガードを挟むことにより、ノイズが発生し、インターネット通信に影響がある場合があります。詳しくは製造メーカや、お求めの販売店へご相談ください。 
※ レンタルされているモデム等の接続機器が落雷等の天災により故障した場合、お客様に機器交換費用をご負担頂きます。

より安全・快適にインターネットをご利用頂くために、上記の対策方法を行うほか、日頃から天気予報や気象状況にご注意頂きますことをお勧めさせて頂きます。
お住まいの地域の落雷状況は、気象庁が提供する気象警報・注意報よりご確認頂けます。